入社式からオフィスツアーまでキッズがネクソン社員に
本イベントは、ネクソンが社会への取り組みとして開催しているもので、毎年定員を大きく上回る応募が集まる人気イベント。4回めとなる今年は、30名程度の定員に対して、約100名の応募があったそうだ。
毎年異なるテーマのワークショップとなっており、今回はネクソンキャラクターを使ったオリジナルゲームセンターを作るというテーマで実施された。
社員体験と銘打っているだけあり、オフィス内の見学および職業体験も毎回実施していて人気を博している。
最近は中学校の夏休みの宿題などで、企業の見学をするといったカリキュラムが導入されていることも背景にあるそうだ。
このイベントには、IT×ものづくり教室を運営しているQremo(クレモ)が特別協賛として参加。普段のカリキュラムのノウハウが活かされたイベントとなっているとのこと。そこにネクソンのキャラクターなどを織り交ぜることで、ここでしか体験できないものとなっている。
クレモとは、子ども向けにプログラミングやロボット作り、3DデザインなどのITスキルを身に付けられる教室で、就学前から高校生まで通うことができるサービス。
2020年から小学校でプログラミングが必修科目となることからも、注目を集めている。
「なかよくなろうタイム」で交流
クレモによる説明が終わると、各グループごとに交流を図る時間「なかよくなろうタイム」がスタート。
このあとのゲーム制作体験でも使用するツール「Scratch」を使ったお絵かき伝言ゲームで、会場全体が盛り上がった。
上手に描けていたり、逆に摩訶不思議な絵になったりと、さまざまな話題で和気あいあいとゲームを遊び、初めて会った人同士でも打ち解けられたようだ。
いよいよゲーム制作がスタート
なかよくなろうタイムの後は、本イベントの目玉となるゲーム制作がスタート。
グループ内で1人ずつ好きなジャンルを選んでゲームを作り、最後にみんなで作ったゲームが並んだゲームセンターで遊ぶという流れだ。
ちなみに、このゲームセンターという取り組みは、クレモの通塾ではやっていないそうで、今回のイベント用に新しく開発しているとのこと。
昼食後はオフィスツアーで社員体験
1時間40分ほどでゲーム制作は終了し、お昼休みへ。
お弁当を食べたり、持ってきたゲームで遊んだりして、しばしのランチタイムを楽しんでいた。
昼食後は、社員としてネクソン社内を見学するオフィスツアーが開始される。4グループに分かれ、制作部および運用部の見学やネクソンについてのプレゼンを体験できたようだ。
普段は知ることのできない会社の中に入ることができ、とある参加者は楽しかったと感想を話してくれた。
作ったゲームをみんなでプレイ!
オフィスツアーから戻り、ついにゲームセンターで遊ぶ時間へ突入!
短い制作時間のため、完成しきれなかった人もいたようだが、クレモのスタッフの手によって遊べるものになっており、全員が作ったゲームで楽しむことができたようだ。
最後は、ネクソンのスタッフから修了証が手渡され、全プログラムが終了。参加者には特製の名札やお土産も渡されるなど、盛りだくさんの内容となっていた。