ポケモンGO【攻略】: カラカラ大量発生中!無課金でガラガラまで一気に進化!

『Pokémon GO』(以下、ポケモンGO)では、ポケモンの巣がいくつも確認されている。今回は、カラカラが大量発生しているというウワサを聞いて、東京都内にある自然教育園に足を運んで検証してきた。果たして、何匹のカラカラと出会えるのか!

カラカラを13匹集めて一気にガラガラへ!

カラカラといえば、小さなホネを持った可愛らしい見た目のポケモンというイメージが強い。

そんなカラカラだが、実は死に別れた母親の頭蓋骨をかぶっていて、よく母親のことを思い出して泣いているという悲しい設定を持つポケモンでもある。

「しにわかれた ははおやの ほねを あたまに かぶっている。 さびしいと おおごえで なくという」。ポケモン図鑑のカラカラのページに書かれたこの言葉は、非常に心に響くものがある

レアなイメージはあまりないカラカラだが、ポケモンGOでは出現率の低いレアポケモンとして登場している。

進化までに必要なカラカラの数は13匹と少なめだが、通常のプレイでは集めるのはなかなか難しいだろう。

今回は、東京都港区 白金台にある「自然教育園」でカラカラが大量発生しているとのウワサを聞きつけて、現地に行って調査をしてきた。

緑に囲まれた自然教育園で検証開始

検証場所となる自然教育園は、JR山手線の目黒駅東口から徒歩10分ほどのところにある。

ポケモンの巣といえば公園のイメージが強いが、自然教育園は草木が生い茂る植物園といった印象で、さまざまな植物を鑑賞しながら静かに散歩することができる。

当日の天気は小雨ということもあり、あまり暑さを感じることもなく、比較的快適な環境でポケモン集めがスタートした。

白金台の中にこんな自然があるとは……入ってすぐにそんな感想が飛び出してきた。前回の検証で訪れた「新宿御苑」とは正反対の、まさに静寂という言葉がぴったりの場所だ

ポケモンの巣に来たはずなのに、ポケモンGOのプレイヤーどころか、人がいない! そんな不安を抱えながら行なった、本日の検証の条件は以下のようになっている。

  • 日時:2016年8月2日11:00~13:00
  • 場所:国立科学博物館附属 自然教育園
  • 「おこう」未使用、「ルアーモジュール」使用

ポケストップ自体は大量にあるのだが、ルアーモジュールは1つも使われていなかった。そのため、今回は途中で何度かルアーモジュールを使用して探索することにした。

敷地は非常に広いが、大半が草木に覆われているため、思ったよりも探索できる場所は限られている。基本的には、ポケストップを追いかけながら歩道を歩くことになる

自然教育園でカラカラ探しの必須アイテム

自然教育園でカラカラ探しをするときは、以下のものを持っていくようにしよう。

  • 入場料:310円
  • 飲み物
  • 虫よけスプレー

注意したいのは、園内に売店や自動販売機がないということ。暑い日に探索する場合は、飲み物を必ず持っていくようにしよう。

また、大量にある草木の影響で、虫との遭遇率もかなり高い。虫が苦手な人は虫よけスプレーを使っておいたほうがいいだろう。

入り口のポケストップでカラカラが登場!

探索しようと歩き出すと、最初のポケストップでいきなりカラカラが出現した。無事ゲットして、なかなか幸先のいいスタートだ。

これまでに1回しか遭遇したことのないカラカラだが、なんとも簡単にゲットできてしまった

気配を見つけるもなかなか出現せず

すぐにカラカラを発見してよろこんでいた筆者だが、それ以降はなかなか見つけることができなかった。近くにいるポケモンの中にいるのに、出てこない! そんな状況が非常に多い。

カラカラの影は見えるが、姿は見えず……もう少し詳しい場所がわかればいいのにと思わずにはいられない

歩道以外は草が生えまくりなので、左右の方向を探索するのは不可能に近い。前にいることを願うしかないようだ

中間地点の休憩所ではジムバトルもできる

カラカラを探しながら進んでいくと、マップの中央にある「ひょうたん池」という場所に到着。ここにある休憩所は、2箇所のポケストップでアイテムを集めながら、ジムバトルもできるなかなかおいしいポイントだ。

屋根があるので、雨宿りがてら立ち寄ってみた。運がいいと(?)この辺りでヘビの抜け殻を発見できることもあるらしい

ポケストップとジムに囲まれた、まさにポケモン集めの拠点にぴったりな休憩所だが、残念ながら近くにカラカラはいなかった

池の中にいるレアな生き物に遭遇!

ジムにもなっている「ひょうたん池」で熱心に写真を撮っている人がいたので話を聞いてみると、池の中に1匹しかいないとウワサのスッポンが出現したとのこと。

シャッターチャンスを狙っていたら、池の手前までスッポンが泳いできてくれた。このとき、カラカラのことを忘れかけていたのは言うまでもない

奥に進むとポケモンが消えた!?

休憩所からさらに奥へ進んでいくと、どんどん道が細くなっていき、それに比例するかのように出現するポケモンの数も減っていった。

視界はすべて植物で埋め尽くされる。周りに人がいない状況だと、山奥に迷い込んだ気分になり、ここはホントに白金台なのかと思ってしまう

カラカラを探す以前に、ポケモンがいない! そんな悲しい状況が長い間続いて、筆者の心は折れそうになる

観光客とのすれ違いに注意

今回の検証では、周りにいる人はほとんどが観光客だった。細い道ですれ違うことも何度かあったので、ポケモンGOをプレイするときは、周りをしっかり見るようにしよう。

入り口から休憩所までの道がおすすめ

ポケストップの数や出現するポケモンの数を考えると、あまり奥の方までは行かず、入り口に近いエリアで探索するのが最も効率がよさそうだ。

中央にある休憩所までの道のりは、ポケストップの数も多く、道幅も比較的広いので、安全にポケモン集めを楽しむことができる。

この辺りをしっかり探索すれば、カラカラとまったく遭遇できないという事態は防げるはずだ

帰り際、最初にカラカラに出会った場所で再び遭遇! もしかして、入り口がいちばん出やすい……?

捕まえたカラカラは3匹! なんとも残念な結果に

自然教育園を2時間探索した結果、3匹のカラカラを捕まえることができた。もう少し捕まえられるかと期待していたが、カラカラの出現率はそれほど高くないようだ。

全体で見ても出現したポケモンの数があまり多くなかったので、人気があるポケモンの巣のように捕まえ放題という状況にはならなかった。

カラカラの巣に行ったとは思えないボックスに、ちょっとだけがっかり。途中で1匹逃がしてしまったのが残念でならない

検証結果:入り口付近なら4時間20分ほどで一気に進化可能!

かなり厳しい検証結果となったが、スタートから入り口付近を中心にポケモン探しをしていれば、思ったよりは時間がかからずに進化できそうだ。

探索した感覚では、1時間に3匹見つけられるかどうかくらいだと思われるので、進化までは4時間20分といったところ。効率的に探すなら、できればルアーモジュールを使いたい。

今回の探索で約2時間をかけて捕まえたポケモンは以下のようになっている。

ポケモン捕獲数
カラカラ3
ビードル3
トサキント3
カイロス3
コダック2
クラブ2
ポッポ1
ニドラン♀1
ズバット1
ヒトデマン1
ニョロモ1
メノクラゲ1
タッツー1
ナゾノクサ1
コイキング1
ドードリオ1
アズマオウ1
カブトプス1

多く見かけられたのは「むしタイプ」と「みずタイプ」のポケモンだ。休憩所の近くは池などが多いため、みずタイプのポケモンとの遭遇率が高かった。

まさかの超レアポケモンと遭遇!?

カラカラ以外のポケモンも全体的にレア度が低く、自然教育園はポケモン集めにそれほど適していないかと思われたが、帰り際にまさかのポケモンが出現した。

出現したポケモンは、まさかすぎる「カブトプス」。進化前のカブトでさえ出会ったことがないのに、さらに珍しい進化後で出てきてしまった

カブトプスが出現したのも、入り口に近いポケストップだ。やはり自然教育園は、入り口付近がホットスポットということで間違いなさそうだ。

とはいえ、ポケモンを本気で捕まえたいなら、ほかの場所に行ったほうがいいと思うのが率直な感想になる。

カラカラを今どうしても集めたい人は、暑さと虫対策をしっかりしてから、自然教育園に遊びに行ってみよう!

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