10種類の候補から選ばれたのは『BTOOOM! ONLINE』!!
これまでは『BTOOOM! オンライン(仮)』の名称で情報が発信されていた本タイトル。ステージイベントには原作者である井上淳哉先生、アニメ『BTOOM!』でヒミコを演じた声優・三森すずこさん、そしてゲームファンにはおなじみの高橋名人が参加した。
高橋名人は株式会社ドキドキグルーヴワークスの代表取締役を務めており、同社が本タイトルのデバッグを担当しているということから、このステージにゲストとして参加することになったそうだ。
ゲームのプロデューサーを務めるアソビモの林雅人氏は、ユーザーからの公募によって130以上もの候補名が寄せられたことを紹介し、井上先生やコミックの編集者とも相談し、10種類の候補に絞ったことを紹介した。
10種類の候補名はこちら。ハヤシプロデューサーは、「もしアレに決まったら、頭を丸めないといけないかも……」とドキドキの様子だった
正式タイトル名は、ユーザーがこれらの候補の中から1つを選んでTwitterで投票するという形式で決定される。そして、発表されたのは『BTOOOM! ONLINE』! 配信時期は今冬予定だ。
※ロゴは仮のもの
高橋名人や三森さんが、シンプルだけれどわかりやすいと感想を話すと、井上先生は「これを縮めて、ボンライン(BONLINE)と呼んでほしい」と語っていた。
今回のステージでは、実機を使ったデモプレイも披露された。
ステージ上にいるのは、4人。しかし本作は最大8人での対戦が可能となっており、客席の一般観覧者もまじって対戦することが提案された……のだが、設定ミスのトラブルがあり、実際には林プロデューサー、井上先生、高橋名人、三森さんによる4人対戦が行われた。
スクリーンに映し出されていたのは林プロデューサーのゲーム画面。しかし、使用しているマップが8人用ということでエリアがかなり広く、なかなか対戦相手に出会えない。また三森さんは両手を同時に動かすのが苦手ということで、ずっと壁に張り付いた状態に。
いっぽうその頃、高橋名人は井上先生に後ろからこっそりと爆弾を投げられて吹き飛んでいた
ゲームのルールは、すべてのプレイヤーがお互いに邪魔し合いながらチップを集め、最も早く5枚を集めたプレイヤーが勝利となる。
今回のデモプレイでは時間が限られていたこともあり、誰も勝利にたどり着くことはできなかったが、チップを集める方法が2種類あることや、アイテムを集めてBIMを合成することなど、さまざまな要素で深い戦略性が楽しめることが確認できた。
井上先生は、「原作者としてだけではなく、いちクリエイターとして、皆のニーズにこたえたゲームにしなければならないという使命感でいっぱいです」とコメント。これに対して高橋名人は「三森さんが遊べるゲームにしないとね」とこたえていた。
「スマホの画面1つで『BTOOOM!』の世界にふわっと入り込むことができました。アニメでヒミコを演じていたときのことを思い出しながら楽しめました」と、三森さんは感想を話してくれた
- 井上淳哉先生のコメント
「今回のTGSバージョンでは、本作の面白さのほんの一部分しかお伝えできていません。実際にはたくさんのミニゲームや、白熱するさまざまな要素がいっぱいありますので、進化するこのゲームをずっと見届けてください」
- 高橋名人のコメント
「アニメで鷹嘴(たかのはし)役をやらせていただいて、こんなに長くかかわらせていただけるとは思ってもみませんでした。原作は非常に面白い作品ですので、ゲームやアニメの第2期など、さまざまな方向に広がってくれればと思います」
- 三森すずこさんのコメント
「井上先生をはじめとして、ゲームが大好きな方々が作っているゲームなので、絶対に面白いハズです。今日プレイさせていただいただけでも、早くやりたいという気持ちがわいてきます。ぜひ配信を楽しみに待っていてください」
- 林プロデューサーのコメント
「皆さんのおかげで、素晴らしいタイトル名が付きました。本当にありがとうございます。このままゲームのリリースに向けて突っ走るだけなので、皆さんどうぞご期待ください!」
東京ゲームショウ2016 一般公開日概要
- 日程:一般公開:9月17日(土)、18日(日) 10:00~17:00
- 会場:幕張メッセ
- 主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)
- 共催:日経BP社
- 特別協力:ドワンゴ
- 入場料:一般公開:前売1,000円/当日1,200円(税込)
※小学生以下は入場料無料
(C)井上淳哉 2009/新潮社
(C)ASOBIMO,Inc. All rights reserved.
(C) 2002-2016 CESA / Nikkei Business Publications, Inc.