今年は「VR体験」が主役! 「TGS2016」から今後大きく変化していくVR市場
[以下、リリースより]
今年20年⽬を迎える東京ゲームショウですが、2010年代に⼊り⼤きくその内容が変貌しています。2011年にソーシャルゲームのグリーが出展し、携帯ゲームがゲームショウのプレイヤーとして仲間⼊り。2014年からはスマートフォン向けゲームアプリの出展が⼤幅に拡⼤しゲームの多様化が更に加速しました。
2015年からはVRゲームの出展が⼀部で始まり、2016年の各社のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)発売に向けて、各社がデモ展⽰を実施して、新しいプラットフォームとして⼤きく話題をさらいました。
そして2016年、VR専⾨の「VRコーナー」が設けられ、会場全体では約100台超にもおよぶVR機器が集結して体験することができます。
PS VR発売直前のSONYを始めHTCなどのプラットフォーマーから、⼤⼿ゲームメーカーやグリーなど、多くのVR体験が今年のTGSを賑やかします。
本当にVRは来るんですか?という疑問
「来ます!」 というのが、まずは回答です。世界のIT企業で時価総額トップ5全ての企業がVRに対して何かしらの取り組みを⾏っているか、計画していると⾔われています。これで来なければある意味⼈類がVRを普及させるのは難しいでしょう。今年はiPhone が発売された2007年と同じ状況です。
2009年に発売されたiPhone3GSから普及期に⼊ったように、これから数年は定着するまでに時間がかかりますが、技術の発展は⽬覚ましく、今後⼩型化、ワイヤレス化して⼀般の⼈が使えるものになっていくでしょう。
VR市場の現状と今後
2025年には800億ドル市場へ
ゴールドマン・サックスが試算したVR市場調査では、2025年にハードウェアとソフトウェアの両⽅で800億ドル規模に拡⼤すると予想しています。
今後はハードウェアからツールやコンテンツへ競争が変遷
2016年はハードウェアが発売され、「VR元年」と呼ばれていますが、今後はハードウェア上を動くプラットフォームやアプリケーション、コンテンツに市場の競争環境が移っていくことが予想されます
日本のVR市場をリードするグリーの3大戦略
開発・制作
VRゲーム専⾨開発スタジオ「GREE VRStudio」を設⽴。今回の東京ゲームショウではスクウェア・エニックスと共同開発した「乖離性ミリオンアーサーVR」を出展。
Non-gameでフジテレビと提携。
投資
北⽶のVR関連スタートアップを中⼼に投資するファンドを設⽴。これまでに1200万ドルを集め、VRChatなどの新興企業に投資。
市場振興
VR市場の拡⼤・発展を⽬指し「JapanVR Summit」を5⽉に初開催。約500名が参加。
Oculus、SONY、HTCが同⼀セッションで登壇するのは世界初。第2回を11⽉16⽇に開催決定。
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