『#コンパス~戦闘摂理解析システム~』3分間の対戦で競う3 on 3バトルをプレイ

『#コンパス~戦闘摂理解析システム~』は、11月2日に発表されたばかりのNHN PlayArtとniconicoによる共同ゲームプロジェクト。11月3日に行われた「ニコニコ超パーティー」の会場で、1バトル3分間に詰め込まれたアクションと戦略性を実際に体験してきた。

幅広い戦術で戦える3分間の3on3バトルが熱い!

本作は、3人でチームを組んで、5つの拠点を奪い合う対戦ゲーム。

基本のルールは、3分間のバトル終了時に多くの拠点を確保しているチームの勝利。また、5つの拠点をすべて制圧すれば、その時点で勝利となる。

チームの3人で、拠点を狙ったり、敵を倒したり、味方をサポートしたりと、戦い方の自由度が高いのが印象的だ。

戦場となるマップは、特徴が異なるものが複数用意される。どのマップにも5つの拠点が配置されている

バトル開始時のどちらのチームにも制圧されていない拠点は、近づくだけですぐに制圧可能だ

すでに敵が制圧している拠点を奪うのも基本的に同じ手順で行うが、その際に重要になるのが拠点エリアの広さ。

拠点を制圧した際、その場にとどまって画面を長押しすると、その拠点のエリアを拡張させることができる。

広ければ広いほど、拠点の制圧に時間がかかるようになるため、奪われにくくなるという設計だ。

地面に表示されている青い正方形が拠点の広さを表している。拠点を制圧したら、エリアを拡げるのか次の拠点を狙いに行くかは、プレイヤーの自由だ

相手が拠点をしっかり拡げていると、制圧するのに苦労する。画面を長押しすると制圧のスピードを速くできるが、画面がズームして周りの状況が把握しにくくなるデメリットが存在

敵に接近した場合は自動的に攻撃するが、キャラクター固有の技やデッキにセットしたカードの技を使い分けて戦うこともできる。

キャラクターごとに、接近型や遠距離攻撃型、回復などのサポート型といった特徴があり、これもプレイスタイルの幅を広げる要因を担っている。

スコアが一定量たまると発動できる必殺技「ヒーロースキル」も、キャラクターによってかなり違った効果を発動するようだ。

敵を倒すたびにチームレベルがアップして、攻撃力などが強化される。バトル開始後、敵の撃破を優先してチームレベルを上げておき、後半に一気に攻めるのも1つの戦略だ

バトル終了時には、自分がどの役割でどのくらい活躍したかを教えてくれる。チームで作戦を練り直すなど、次回のプレイに活用できそうだ

プレイモードは、報酬をもらうことができる「バトルアリーナ」やキャラクターを成長させられる1人用モード「チャレンジバトル」、バトルの条件を自分で設定できる「カスタムバトル」などが用意されている。

近くにいる友達とチームを組んでアリーナに挑戦することも可能だ。

人のプレイを見て参考にできるリプレイモードも搭載

カスタムバトルでは、カードのレベルを固定して同じ条件で戦うことも可能。純粋に腕前を競うことができ、実際に大会のレギュレーションとして利用することも検討しているとのこと

niconicoクリエイターたちが手掛けるキャラクター

niconicoとの共同プロジェクトということで、niconicoで活躍する様々な絵師やボカロPが参加しているのも本作の注目すべきポイントだろう。

今回実際に操作してみた4人のキャラクターを紹介していこう。

十文字アタリ

  • テーマソング:PolyphonicBranch
  • 声優:山谷祥生

ジャンヌ ダルク

  • イラスト:こみね
  • テーマソング:まふまふ
  • 声優:雨宮天

ジャンヌ ダルクは、味方の回復が得意なサポートキャラクター。ヒーロースキルは、味方全員がダウンしても、一度だけその場で復活できる効果。チームで戦う本作において、非常に役立ちそうな性能だ

リリカ

  • テーマソング:かいりきベア
  • 声優:青木志貴

魔法少女のリリカは、遠距離攻撃タイプ。ヒーロースキルでは、味方の能力を一時的に強化することができる

桜華 忠臣

  • イラスト:りゅうせー
  • テーマソング:164
  • 声優:柿原徹也

桜華 忠臣はアタッカータイプのキャラクターで、前方に攻撃するヒーロースキルが超強力。ヒットさせることができれば、大ダメージを与えることが可能だ

ゲーム内からニコ生配信もできる!

niconicoのサービスといえば、やはりニコニコ生放送(ニコ生)。日々ゲーム実況が放送されているニコ生だが、本作では特別な機材なしに簡単に生放送を配信することができる。

ゲーム内のホーム画面にある「ニコニコテレビちゃん」のアイコンをタップすることで配信ができるようだ。今回は、実装準備中ということで体験することはできなかった

実況者やユーザー意見を取り入れる「辛口レビュー会議」も実施

ニコニコ超パーティーのゲーム実況ステージでは、本作のプロデューサーであるNHN PlayArtの林 智之氏、ゲーム実況者のM.K.Rさん、はんじょうさん、とりっぴぃさんが登場。

実況者3人によるチームで本作の魅力を、会場とニコ生視聴者に伝えるにぎやかなステージとなった。

左から、M.K.Rさん、はんじょうさん、とりっぴぃさん

プロデューサーの林智之氏。オンラインによるマッチングはもちろん、近くにいる友だちといっしょに遊んでも盛り上がると、本作の面白さをアピール

12月に配信を予定している本作だが、それまでにニコ生にて「辛口レビュー会議」を実施する。

これは、ゲーム実況者や本作の制作に参加したクリエイターが出演し、意見交換をするというもの。ここで出た意見を実際にゲームに反映し、ゲームの完成度をより高めていくという取り組みだ。

林氏によると、視聴者のコメントによる意見も受け付けるとのこと。

現在、4回の開催が予定されており、11月12日に行われる第2回の放送では、今回ステージに登壇したM.K.Rさん、はんじょうさん、とりっぴぃさんの3人も出演予定。

詳細は、本作のニコニコチャンネルを参照しよう。

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