強力なユニットの展開力で戦う
まずは、現環境の侍デッキで使われるユニットの概要をおさえよう。
必要な侍ユニットは下記の4種類。
- 烈火の侍
- IZO
- 炎鬼イフリート
- 心眼のナギ
これに加え、進化カード「剣聖・武蔵」で侍ユニットを強化して、有利に試合を運ぶのが侍デッキの戦い方となる。
心眼のナギ
「心眼のナギ」は、侍のサーチに加え、自身を含む侍ユニットに不屈を付与、さらに戦闘時にはその侍ユニットの基本BPを+1,000する効果を持つ。
これにより、不屈を持つ侍ユニットを展開することができ、攻撃面でも防御面でも役に立つ、このデッキには欠かせないカードだ。
炎鬼イフリート
召喚時の自分の侍ユニットの数×2,000ダメージを与える除去効果を持つユニット。自身も侍のため効果の対象に含まれる。
3体以上で「ブロウ・アップ」や「ニードルヘル」より強力な除去カードとなる。
IZO
1コストで基本BPは2,000だが、アタック時には捨て札の侍の数×2,000BPアップするユニット。
終盤は10,000以上のBPになるため、貫通を付与すればほぼライフを削れるアタッカーだ。
烈火の侍
行動権消費とバウンス(手札に戻す)が効かない侍ユニット。黄属性デッキに対して、これ1体で対策ができてしまう。
BPがレベル1でも6,000なので、「ブロウ・アップ」や「ニードルヘル」1発では破壊されないのも強みだ。
剣聖・武蔵
自分の全ユニットのBPを+1,000、さらに侍ユニットには、
- 不屈
- 貫通
- スピードムーブ
- 無我の境地
- 固着
を与え、大幅に強化してくれる。
自身は侍ではないためこれらの効果は付与されないが、プレイヤーアタック成功時は2ダメージ与えられる。
サンプルデッキと基本的な戦法
ユニット・進化
- IZO×3
- 烈火の侍×3
- 炎鬼イフリート×3
- ハッパロイド×3
- ブロックナイト×3
- キャットムル×3
- 心眼のナギ×3
- アレキサンダー×3
- 剣聖・武蔵×3
トリガー
- 新品の鎧×1
- 冥府の武家屋敷×3
- 人の業×2
- 無限の魔法石×2
インターセプト
- 不可侵防壁×3
- ホークアイ・ショット×1
- 弱肉強食×1
基本的な戦い方は、「心眼のナギ」を中心とした侍を展開して、終盤に「剣聖・武蔵」で強化して攻めていくという流れ。
序盤にナギを出しても、「ニードルヘル」や「ブロウ・アップ」ですぐに退場させられてしまうので、1コストの珍獣や「キャットムル」でしのぎつつ、状況を整えていく。
早い段階で「アレキサンダー」を出せれば、珍獣やアグロデッキを耐えれるが、行動権消費に弱いので、他のユニットも展開しておきたい。
「戦神・毘沙門」でフィールドをリセットされてしまうと、立て直しに苦労するので、「人の業」を当てれるように「無限の魔法石」を活用しよう。
相性のいいジョーカー
ジョーカーは、「加護」を与える「セイクリッドフィールド」がもっともおすすめ。
対象を指定する効果に選ばれなくなるため、より除去されにくいユニットへ強化される。
ある程度、侍ユニットを展開したところで加護を与えられれば、あとは「戦神・毘沙門」や「ジャッジメント」、「ノーブルドラゴン」などの全体効果に警戒していこう。
侍デッキの対策
侍デッキと対峙した際に重要なのが、「心眼のナギ」をしっかり処理していくことだろう。侍の不屈を取り除けば、ひとまず動きが止まることが多いはずだ。
珍獣デッキの「ブラッドハウンド」、赤の「ニードルヘル」や「ブロウアップ」、緑の「バルバトス」を入れているなら、基本的には「心眼のナギ」を優先して狙っていこう。
また、ジョーカーなどで加護が付与された場合の動きも頭に入れておきたい。
「ノーブルドラゴン」で全体のBPを下げたり、「戦神・毘沙門」で破壊することで対処しよう。
アレキサンダーへの対策がほしい
特に珍獣デッキで顕著なのが、「アレキサンダー」で動きが止まってしまうこと。
BPで上回れば問題ないが、珍獣デッキではそうもいかないので、除去する手段を用意しておかなければならない。
レベル2にクロックアップさせて「ドン・ペロッツァーノ」などで対処しよう。
(C) SEGA