冒険者は果てしなきこの世界を突き進む
2人のプログラマーがユニットとして活動するPunk Labsが開発した、レトロ感満載のアクションアドベンチャー『Skeletomb』。まるで1980年代前半のアーケードゲームのような世界をひたすら突き進んでいく、孤独なヒーローの活躍が描かれる。
先日紹介した『ブロッククエスト』によく似た操作感のゲームで、多種多様な姿のヒーローが用意されているところも似ているが、ゲーム性は大きく異なっている。本作は『ブロッククエスト』のようなステージ制ではなく、ヒーローのライフがなくなるまで延々と冒険が続くシステム。また時間制限もないので、フィールドを隅々まで探索することができる。
タイトルロゴの背景には、生成されたゲームフィールドが映し出されている。この場所を、これからヒーローが攻略していく。テレビマークのアイコンをタップすると広告動画が表示され、新たなヒーローが使えるようになる
まずは操作設定を自分好みにカスタマイズ
プレイをする前に操作設定をしよう。デフォルトの設定では、画面をタップすると前方に向かって移動＆攻撃。また、左右あるいは後ろへのフリックでそれぞれの方向へ移動と攻撃を行う。これを自分の好みの設定に変更することで、より正確な操作ができるようになる。ミスを少しでも減らすためにも、一度はチェックしておこう。
※タップ6と7の十字キーの機能は、現時点ではAndroid版（Ver1.0.2）のみ。
Android版だと、十字キータイプの操作方法が最もプレイしやすかった。またタップで攻撃にすると、タップで接近する敵を全方位に自動攻撃できるので、ミスを少なくできる
ギミックを破壊して進め
フィールドには、ヤリを放ってくる機械装置やモンスターが出現するモンスターボックス、木や障害物となる箱など、さまざまなオブジェクトが点在している。これらのほとんどは、攻撃を行うことで容易に破壊できる。破壊した後には得点につながるコインが出現することがあるので、余裕があればあらゆる物を破壊していこう。
横1列にヤリを放つギミックが設置されている場所には、後ろから押すことで移動できる石像がある。石像を盾にしてヤリを回避し、発射装置に接近。そしてタイミングを計って最寄りの装置破壊しよう。1つ破壊すれば、後は横から攻撃すれば安全に処理できる。すべて壊して隠されたコインを手に入れろ
近寄ってくる敵は引きつけて攻撃
フィールド上には、色々なタイプのモンスターが出現する。操作方法の設定で、移動と攻撃がタップ1つで可能になるが、タイミングがずれると倒す前に敵と接触してダメージを受けてしまう。敵やギミックからの攻撃でダメージを受けるとハートマークのライフが1つ減り、持っているすべてのライフがなくなるとゲームオーバーになる。敵が接近してきたら、少しだけ距離をとって待ち受けよう。ただ、コウモリは周囲を回って常に横から近づいてくるので、注意が必要だ。
敵がいる場所へひたすら突進すると、攻撃のタイミングがずれてダメージを受けやすい。手前で待っていれば敵が近づいてくるので、攻撃範囲に入ってからタップして撃破しよう
足下に注意！ 隠された落とし穴も
落とし穴や、地面から突き出るヤリなど、ヒーローを密かに待ち受ける危険も多数存在する。特に、大きな木がある場所では地面の色がわかりにくいため、落とし穴などを見逃してしまうことがある。できるだけ見づらい場所での移動を避け、不意に訪れる死を回避していこう。
フィールド上で色が濃くなっている場所には落とし穴が。さらに穴の中にはヤリが設置されていて、落ちたら一瞬でゲームオーバーだ。時間制限などはないので、あわてず慎重に先を見て進もう
冒険モードを進めてライフを増やそう
本作には「冒険」と「ENDLESS」の2つのゲームモードがある。「冒険」では草原や雪原などにフィールドが分かれていて、フィールドを1つクリアするとボーナスステージが出現し、宝箱が手に入る。その中からはコインなどのアイテムが出現するが、追加のライフが獲得できることも。また「ENDLESS」ではフィールドに関係なく多種多様なステージが次々と出現する。
宝箱でライフを入手すると、ゲームオーバーになっても次はライフが増えた状態でゲームできる。ライフを少しずつ増やして、より遠くのフィールドへの到達を目指せ
自分の死にざまを自慢できるアニメーションGIF作成機能
本作ではヒーローが倒れた時に、その直前からのゲームプレイをアニメーションGIFとして残す機能が用意されている。通常の動画ファイルと比べて容量が少なめなので、メールやSNSなどで友だちとやり取りするのが非常に手軽。もちろん、Twitterなどに張り付けてより多くの人に見てもらってもいい。いかに間抜けなやられ方をしたのか、自省の意味も込めて皆に笑ってもらおう。
無数の草の塊（？）に挟まれて行き場がなくなり、あえなく死亡。タイミングよく下に潜り込んで1つめは避けられたのだが……
終わりのない冒険が続くハイテンポのゲーム性
「冒険」と「「ENDLESS」のどちらもモードも、まったく先が見えない長い道のりとなっているようだ。レトロ感を強く表現しているので、グラフィックもオールドタイプ。操作できるヒーローは多数用意されていて広告動画を見ることで新たなタイプが開放されるが、レベルや強さなどの違いはない。見た目を変えて気分転換したいという人は、好みのヒーローを探してみよう。操作に慣れてくるとかなり先のフィールドまで行けるようになる反面、ゲームオーバー時の悔しさもかなり大きい。テンポがよく中毒性の高い、お手軽ゲームだ。
- 使用した端末機種：Nexus 7 / iPhone 6
- OSのバージョン：Android 5.1.1 / iOS 8.4.1
- プレイ時間：2時間
- 記事作成時のゲームのバージョン：1.0.2 / 1.0.1
- 課金総額：0円
(C) 2015 Punk Labs LLC
