ターン数を稼いで毒ダメージを蓄積していこう
ヘイランやスパルムのような進行性の毒スキルは、盤面に出た瞬間はそれほどダメージを与えられないが、ターンが経過するにつれて、ダメージ量が上昇し続けていく。
しかし、いざ自分で使ってみるとスキルばかりを意識しすぎてしまい、最終的には決定力不足で負けてしまうことも少なくない。
そこで、今回はヘイランとスパルムを軸として戦うためのポイントを紹介していこう。
進行性の毒スキルと相性のいい駒
デバフスキル
進行性の毒スキルをもつ駒は、配置してからのターンを経るほど、相手に与えるダメージが大きくなっていく。
しかし、ダメージ量が大きくなる前に、こちら側のHPが減らされてしまっては意味がない。
相手とHPに差をつけられることなく、毒ダメージを増やしていくために、以下のようなデバフスキルを持つ駒と組合わせてみよう。
名称 | 減少値 | 効果時間 | 属性 | |
---|---|---|---|---|
ヒアソフィア | 99% | 1ターン | 神S | |
ブレスドソーディアン | 14~19% | 永続 | 神A | |
テラーナイト | 40% | 1ターン | 魔A | |
レーテー(クリスマス) | 25% | 3ターン | 魔A | |
サキュバス(闘化) | 18% | 3ターン | 魔A |
ヒアソフィアやクリスマスレーテ―は、コンボスキルで回復も狙えるのがポイント。
HPに余裕を持ちつつ、毒ダメージを増やしてく状況が理想なので、進行性毒スキルを配置した直後から、積極的に盤面に出していきたい。
防御スキル
デバフスキル以外にも、防御スキルの駒を使って、直接受けるダメージを減らすこともターンを稼ぐのに有効だ。
特殊ダメージ対策としても有効なので、以下のような駒も用意しておこう。
名称 | カット率 | 効果時間 | 属性 | |
---|---|---|---|---|
アンドロメダ(闘化) | 通常攻撃と特殊ダメージを70%に | 3ターン | 神S | |
サディエル | 通常攻撃と特殊ダメージを75%に | 3ターン | 神S | |
ハーピストエンジェル | 返されたときに受けた通常攻撃を18%に | 返されるまで | 神A | |
ハーピストエンジェル(クリスマス) | 返されたときに受けた特殊ダメージを18%に | 返されるまで | 神A |
防御スキルの駒を編成する際のポイントは、コンボスキルで強力なダメージを返せること。ハーピストエンジェルなど、相手にプレッシャーをかけられる防御スキルがいると心強い。
ひっくり返されてもダメージは少なくて済み、ひっくり返されなければ、そのままフィニッシャーと組み合わせて大ダメージを狙おう。
ただし、貫通スキルの駒を使われた場合、通常攻撃ダメージを通してしまう可能性があることだけは覚えておこう。
アルンや忍竜などの混合デッキでも使いやすい竜駒を編成し、防御スキルの駒のコンボスキルを発動させるのがおすすめだ
ここからは、上記の内容を踏まえたヘイランデッキとスパルムデッキの2パターンを紹介していく。
じわじわ削ってコンボスキルでフィニッシュ!ヘイランデッキ
コスト170
まずはヘイランを軸としたコスト170のデッキだ。
序盤からヘイランとアズリエルで大きなリードを奪い、毒スキルで攻めるデッキと見せかけて、コンボスキルを活用した大ダメージで早期決着を狙うのが基本となる。
相手のHPが50%を下回るくらいのタイミングに、ATKの高い竜駒とハーピストエンジェルなどのコンボスキルを組み合わせた大ダメージを決められるとベストだ。
なお、B駒枠は罠スキルか防御スキルのどちらかで統一したいが、こちらは自分のプレイスタイルや好みに合わせて変えても問題ない。
コスト195
続いて、最大コストで作ったクラスマッチやコロシアム向けのデッキだ。
攻め方は先ほどのデッキと大きく変わることはないものの、エクローシア(闘化)やアンドロメダ(闘化)といった強力なS駒を加わえることで、シンプルに攻撃力が上がっている。
また、竜属性に対しては通常攻撃に対してのカウンター、神属性に対しては特殊ダメージに対しての罠というように相手のスキルに合わせた駒を出しながら、「攻防一体」を実現しよう。
扱う際のポイント:相手の駒によってはヘイランを遅らせて配置
ヘイランのような進行形の毒スキルを持つ駒をリーダーにすると、相手によっては早めに決着をつけようとしてくることもある。
そのため、いかに相手から余計なダメージを受けずに立ち回るかが重要になる。
負けてしまうときによくあるのが、初手で仕掛けられたカウンターをヘイランで返してしまい、HPが大きく減った状態でバトルを進めてしまうこと。
相手が初手からカウンターの駒を配置してきた場合は、辺における状況だったとしても、最小限のダメージで済ますために、ATKの低い駒で処理しよう。
また、上のデッキの構成からも分かるとおり、あくまでヘイランは毒スキルを相手に意識させることが目的となっており、毒ダメージだけで相手を倒すことだけが目的ではない。
そのため、相手の攻め方によっては、コンボスキルを狙うために、あえてヘイランをX打ちの状態で配置してみるというのも手だ。
スパルムが本領を発揮するのは7ターン目以降!
スパルムはヘイランと比べると、毒スキルの初動が遅め。
最短2ターン目に配置したとしても、ヘイランに追いつくのは7ターン目となる。
ただし、それ以降は進行性の毒スキルをもつ駒のなかでもトップクラスの伸びを見せてくれるので、デバフや防御スキルでひらすらターン数を稼ぐことを目的としたデッキに。
勿論、これだけだとフィニッシャーが不足しているので、HPが減少しているほど強力な特殊ダメージが発動できるルエドやアラジンなども入れておくといい。
扱う際のポイント:ターン制限のある駒の扱い方に注意しよう
デバフや防御スキルをもつ駒には、表になっている間は永続的に効果が続くものと、決められたターン数の間のみ発動するものの2種類の効果が存在する。
デバフの効果は重複するため、複数置くことで受けるダメージを大幅にカットすることも可能。
しかし、上記のデッキだと、スパルム以外にダメージを与える駒が少なく、フィニッシャーとなる呉葉やアラジンなども後半からしか最大限に活かすことができない。
そのため、スパルムの毒ダメージを効果的に使うためにも、ターン制限のある駒の効果時間だけは被らせることなく、残り効果時間を確認しながら使っていこう。
毒対策が肝心!
今回紹介したスパルムデッキのような耐久を意識したデッキは、通常攻撃や特殊ダメージには強い半面、毒スキルが天敵となる。
とくに、アズリエルやファウストのようにコンボスキルも強力な駒を編成しているプレイヤーは多いので、ベノムバジリスクかラーニのどちらかを編成しておくといい。
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