ZenFone ARはAR/VR両対応でスペックも妥協なし!
「Zennovation ~その現実は今、拡張する~」と銘打った今回の発表会は、「拡張」から予想されたとおり、「ZenFone AR」の国内販売が発表された。
ZenFone ARは、今年の1月に開催されたCES 2017で発表された端末で、国内での正式な販売が決定した格好だ。
ARの名のとおり、GoogleのAR技術「Tango」に対応しており、さらにはVRプラットフォーム「Daydream」にも対応。
この両方に対応したスマートフォンは世界初となる。
Tangoとは、3D空間を認識する技術で、背面に搭載された3つのカメラから構成される「ASUS TriCamシステム」がこれを実現している。
ソニー製イメージセンサー(IMX318)を採用した2,300万画素の高解像度カメラ、モーショントラッキングカメラ、赤外線プロジェクターを搭載した深度カメラにより、人間の目に見えているかのように空間を認識することが可能だという。
また、本機はTango+Daydream両対応に加え、世界初の8GB RAMを搭載した端末でもある。
SoCはTangoに最適化されたというSnapdragon 821、Adreno 530 GPUを搭載し、急速充電Quick Charge 3.0に対応。
会場の担当者によると、Antutu Benchmarkで140,000弱のスコアをマークするとのこと。
ディスプレイは5.7インチの2K(2,560×1,440)、Super AMOLEDを採用。
デュアルシムデュアルスタンバイ(nano×2/4G+3G)、キャリアアグリゲーションにも対応する。
また、ハイレゾ音源をサポートしており、ハイレゾ対応イヤホン「ZenEar」が標準で付属される。
価格は、99,800円(税別)で2017年夏発売予定。
なお、RAM 6GB、ストレージ64GBを搭載した下位モデルも発売され、こちらは82,800円となっている。
ZenFone ARスペック
製品名 | ZenFone AR(ZS571KL) |
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サイズ(高さ×幅×厚さ) | 158.98×77.7×4.6~8.95mm |
重量 | 約170g |
OS | Android 7.0 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 821+Adreno 530 |
RAM | 8GB/6GB |
ROM | 128GB/64GB |
外部ストレージ | microSD(最大2TB) |
ディスプレイ | 5.7インチ 2K Super AMOLED |
リアカメラ | 2,300万画素+モーショントラッキングカメラ+深度カメラ |
フロントカメラ | 800万画素 |
バッテリー | 3,300mAh |
SIMスロット数 | Nano×2(スロット2はmicroSDと排他利用) |
Bluetooth | 4.2 |
生体認証 | 指紋認証 |
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