『千メモ』『ハチナイ』のアカツキがハリウッドに子会社を設立!

  • 2017年10月03日

アカツキは、ハリウッドに子会社Akatsuki Entertainment USAを設立したことを発表した。日本の漫画、小説、アニメをハリウッドで映像化する橋渡しの役割を担っていく予定のほか、モバイルゲーム事業との連携も行っていくという。『八月のシンデレラナイン』などアカツキのタイトルの映像化もあるのだろうか。

アカツキがハリウッドに進出!

[以下、リリースより]

株式会社アカツキ(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:塩田元規、以下「アカツキ」)は、米国に子会社Akatsuki Entertainment USA, Inc.(所在地:カリフォルニア州ロサンゼルス、代表取締役プレジデント:アンマリー・S・ベイリー、以下「AE」)を設立しましたことをお知らせ致します。

AEの設立により、既存のモバイルゲーム事業、ライブエクスペリエンス事業から、新たにアニメ、実写、デジタル映像を製作する映像事業に展開すると共に、映像事業の世界的な中心地であるハリウッドに拠点を持ち、グローバル市場をターゲットに活動して参ります。

AEのグローバル映像事業

日本の漫画、小説、アニメなどのコンテンツはユニークなストーリーや強い世界観を持つブランドとして、グローバルの映像市場でも圧倒的な存在感があり注目を集めています。

ところが、日本の作品を時代に即したデジタルでも、トラディショナルな劇場であっても、グローバルで映像化するには専門性の高い人材・知見・ネットワークが必要であり、日本のIPホルダーにとってグローバル市場への展開は限定的なのものでした。

こうした背景を受け、AEは日本国内の魅力ある原作のハリウッドでの映像製作を実現することによって、日本からグローバル市場への展開の橋渡し役を担います。

製作においてはAEが投資機能を持ち、資金面でも映像化の実現をサポートすることで、日本のクリエイター、IPホルダーの方々にグローバル市場での活躍のチャンスをご提供したいと考えております。

また、将来的には映像事業だけでなくアカツキのモバイルゲーム事業と連携することにより、さらなる事業展開を行っていく予定です。

AEのチーム

代表取締役プレジデントのベイリーは、日本国内の原作のハリウッドでの映像化を専門に行っていた映画企画会社でシニアバイスプレジデントを務め、グローバル市場に適した数々の日本の作品の発掘とハリウッドのトップ製作チームとのマッチングを実現して参りました。

戦略およびクリエイティブを管轄するキャット・マクフィー、リサーチマネージャーのニコラス・ザバリー、さらに長きに渡りハリウッドでビジネスの触媒として知られているシニアエグゼクティブ、サンディ・クライマンをアドバイザーに迎え、日本の作品のハリウッドでの映像化に特化した専門家集団で構成しています。

日本側はアカツキの鈴木萌子が責任者として国内の出版社、著作者などのパートナーの皆様の窓口となります。

代表ベイリーとアカツキ鈴木。アカツキオフィスにて

Akatsuki Entertainment USA, Inc. 会社概要

  • 設立:2017年9月
  • 代表者:代表取締役プレジデント アンマリー・ベイリー
  • 所在地:5225 Wilshire Boulevard, Suite 707 Los Angeles, CA 90036
  • 事業内容:グローバル映像事業

(C)Akatsuki Entertainment