欅坂46メンバーが語る『欅のキセキ』の魅力&プロデューサーインタビュー

10月19日(木)、『欅のキセキ』のアプリリリース&新CM発表会が開催された。会場には、欅坂46から10名のメンバーが駆けつけ、本作の魅力をアピール。ここでは、メンバーが語ったおすすめポイントなどをお届けしよう。

新CM放送も決まった『欅のキセキ』の魅力とは?

昨日、10月18日にリリースされた、欅坂46の公式ゲームアプリ『欅のキセキ』。

誰でも遊びやすいパズルというジャンルに、欅坂46のファンが楽しめる要素が詰まった、ドキュメンタリーライブパズルゲームだ。

今回の発表会では、欅坂46のメンバーから、以下の10名が登壇。本作のデモプレイの披露や新CMの上映が行われた。

  • 石森虹花
  • 尾関梨香
  • 小池美波
  • 小林由依
  • 菅井友香
  • 長濱ねる
  • 土生瑞穂
  • 守屋茜
  • 渡辺梨加
  • 渡邉理佐

前列左から、菅井、守屋、長濱、渡辺(梨加)、渡邉(理佐)。後列左から石森、尾関、土生、小林、小池

リリースして間もない本作だが、10月25日(水)にはCMが放送を開始する。

CMは、ドキュメンタリーテイストなものが2パターン、楽屋でメンバーが本作を遊んでいる「遊んでみた」編(15秒verと30秒verがあり)が制作されている。

ドキュメンタリーバージョンの「私たちは進んでいく」編と「みんなに出会えて良かった」編は、前者が3rdシングル「二人セゾン」、後者が4thシングル「不協和音」のMVと同じ現場で撮影されたとのこと。

「私たちは進んでいく」編では菅井、「みんなに出会えて良かった」編では長濱による、語り掛けるようなナレーションが印象的なCMとなっている

「遊んでみた」編は、そのタイトルどおり、楽屋でメンバーがわいわいと遊んでいる様子が描かれる

ちなみに、CMの放映が始まる10月25日は、5th「風に吹かれても」の発売日でもあり、そちらについてもトークが振られる。

初のフロントメンバー入りを果たした石森は、「今まではスカートの衣装でかっこいい曲を踊っていたんですけど、今回は楽曲は明るいのに衣装がスーツで、新しい恰好よさが生まれたと思うので、そこに注目していただけたらうれしいなと思います」と楽曲の特徴をコメント。

同じく初フロントメンバーとなる尾関も「今回はとにかくみんな笑顔で印象的なので、ぜひそこに注目していただきたいです」と、半年ぶりのシングルについての意気込みを語った。

5thシングルについて語る尾関。石森、土生とともに、初のフロント(1列目)メンバーに選抜された

土生はパズルパートのプレイを実際に披露。メンバーの中でも手さばきが良いという腕前を披露し、見事ステージをクリアした

菅井、長濱、守屋からは本作のおすすめポイントも紹介された。

  • 菅井:コミカルな動きが可愛いメンバーのチビキャラ
  • 長濱:地方出身メンバーの方言も収録されたボイス
  • 守屋:レッスン姿や私服など、本作でしか見られない500枚以上のカード

さまざまな場面で登場するチビキャラは、衣装など細かい部分も再現されていることにも注目

ボイスはカードごとに複数パターンが収録されている。実際にプレイして確かめよう

カードは1人のメンバーに対し、さまざまなパターンが実装されている。漢字欅だけでなく、ひらがなけやきの1期生メンバーももちろん実装されている

プロデューサーに聞く『欅のキセキ』にこめたこだわり

発表会終了後、プロデューサーの公文善之氏へのインタビューを実施。

今後の展望や、開発にまつわる話を聞いてみた。

『欅のキセキ』プロデューサー 公文善之氏

――リリースおめでとうございます。まず、今回のゲームのジャンルをパズルにした理由を教えてください。

公文:欅坂46のゲームということで、従来のゲームファン以外の方々にも遊んでいただけるものにしなければならないと思いました。

そして、パズルゲームはたくさんの人が遊んでいるということを業界の人間として知っていたので、1人でも多くのファンの皆さんが楽しんでいただけるゲームが作れるのではないかと考え、パズルに決めました。

――特にこだわった点はありますか?

公文:「ドキュメンタリーライブパズル」と銘打っているだけに、ドキュメンタリーという部分にこだわっています。

ストーリーは作り話ではなくて、彼女たちがやってきたことそのものが、ファンの人の心を動かすことができると思い、それをそのまま伝えることが、ファンのみなさんから見たときに、いちばん楽しめるゲームになるのではないかと。

パズルの部分も妥協せずに作っているので、パズルゲームファンの方にも納得していただける作りになっていると思います。

ステージの種類も多く、カードごとのスキルも活躍できる場所があるように作っています。

――アイドルグループをテーマにした他のゲームでは、リアルと連動したイベントが開催されていますが、本作でも何か計画はありますか?

公文:まだ具体的にお話しできるものはありませんが、事前登録の特典としてサイン入りパネルなどのオリジナルグッズのプレゼントを実施しています。

このような取り組みは、順次できるようにしていきたいと思っています。

――ゲーム内でのイベントではどのようなものを予定していますか?

公文:メンバーの生誕祭みたいなものは必ずやりたいですね。

それ以外にも、本作はパズルのゲームですので、メインで用意しているパズルとは別に楽しんでいただけるステージや、特別なシナリオを用意したいと思います。

ゲームを遊びながら待っていただけると幸いです。

リリース後、初のイベントはいったいどんな内容になるのか……。ちなみに、次に誕生日を迎えるメンバーは、10月23日の小林由依。生誕祭イベントの開催に期待

――配信当日から遊んでいるのですが、ステージによってはかなり難しいパズルが用意されている印象です。

公文:コツがわかるとクリアできるようになりますよ。

詰将棋みたいに手順がわかると簡単にクリアできるものもあります。

――先日、けやき坂46(ひらがなけやき)の2期生がお披露目になりましたが、『欅のキセキ』での実装はいつになりますか?

公文:軌跡という意味では実装しないわけにはいかないので、準備はしなければいけないと思っていますが、時期はまだ未定です。

――公文プロデューサーの好きな楽曲は何でしょうか?

公文:『青空が違う』という曲が好きです。

僕は高知の出身で、大学時代は遠距離恋愛をしていたのですが、そういう思い出がよぎるような感じの曲ですね。

※「青空が違う」:2ndシングル「世界には愛しかない」Type-Cに収録された遠距離恋愛をモチーフにした楽曲。1stアルバム「真っ白なものは汚したくなる」初回仕様限定盤Type-Aにも収録

――楽曲以外で、これまでの欅坂46の軌跡で印象的な出来事はなどはありますか?

公文:ゲーム内のメインシナリオで取り上げさせていただいていますが、常に大きな出来事が起きて、そのたびに頑張って乗り越えてきている方々なので、どれか1つというのは選ぶのは難しいですね。

ぜひ、メインストーリーを見ていただければと思います。

メインストーリーでは、実際の写真などを交えて、欅坂46の軌跡を追体験できる

――メインストーリーは、時系列をていねいにたどって描いていると感じました。

公文:すごくこだわっているのは、時期によってメンバー同士の呼び名が変わっていることです。

細かく反映していて、例えば今泉さんが平手さんを呼ぶとき、昔は「ひらち」って呼んでいたのが最近は「てち」になっていたりとか、時系列でこだわって変えていたりします。

マニアックではありますが、好きな方に満足していただけるクオリティを目標にしてやっているので、そこに関してはこだわってやっています。

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