馬の能力アップと状態管理をバランスよく行おう
『ダビスト』の調教は、馬の能力以外にも、いわゆる体調を示すようなパラメータが多く設定されている。
まずは調教に影響するパラメータについて紹介していこう。
馬の調教パラメータ解説
- 素質:その馬がどれだけの能力を持っているかを大まかに表すもの。高い順にSS、S、AA、A、Bとなり馬の能力上限の目安になる
- 調子:現在の馬の調子。最大値が100%、最小値が50%で、前者に近いほどレースで馬の本来の能力を発揮できる。矢印の上下で上り調子、下がり調子を示している
- 疲労:調教を行うたびに蓄積していく疲労の度合い。能力には影響しないが、100%になると強制的に休養しなければならなくなる
- 馬体重:現在の馬体重と、その増減を示している。各馬のベストな体重に近いほどレースで本領を発揮できる
- 成長:馬の成長の仕方と、キャリアにおいてどの時期にいるかを示したもの。「最盛期」に近づくほど、調教時の効果が高くなり、衰退期に入ると能力が下がっていく
- 育成度:その馬の能力をどれだけ伸ばしているかを示している。すべての能力を上限まで伸ばしきると100%になる
- 各能力値:レースでの馬の強さを左右するパラメータ。調教することで上昇していく
- 適正距離:その馬の得意な距離を示す。この範囲外のレースに出走させると、馬が能力を発揮できない
調教効果や、調子の上がり下がり、疲労の蓄積具合などがすべて可視化されているので、これを目安にしながら、なにを調教していくべきかをその都度考えていこう。
強い調教は効果が高いが疲労も蓄積しやすい
各調教の効果と、疲労の蓄積、馬体重の減り具合は次のようになっている。
強い(ハードな)調教ほど、能力アップ効果や調子を変える効果が高くなる反面、疲労のたまる量や馬体重の減る量も多くなってしまう。
ベストな状態で出走させないと、レースで馬の本領を発揮させることはできない。
ビシバシ調教するだけではなく、並行して馬の状態を管理していく必要があるということを頭に入れておこう。
調教の効果一覧
コース | 上昇効果 |
---|---|
芝 | スピード大、勝負根性小 |
ダート | スタミナ大 |
ウッド(※1) | スピード中、スタミナ小、瞬発力小 |
坂路 | スピード小、瞬発力中 |
ゲート | 瞬発力大、気性小、ゲート特大 |
プール | スピード小、スタミナ小、瞬発力中、適正距離 |
併走(※2) | 気性小、勝負根性小 |
※太字はその上昇効果が最も高いもの
※距離適性は数回プールを試行することで上昇する
※1「ウッド・馬なり・単走」では瞬発力は上がらない
※2併走は芝、ダート、ウッド、坂路で利用可能
パラメータはすべてが高いに越したことはないが、レースにおける強さの基本となる「スピード」と「スタミナ」は特にしっかり成長させておきたい。
「芝」と「ダート」以外では鍛えにくいので、これらの割合を多くしていくといいだろう。
また、「瞬発力」と「勝負根性」も脚質に関係なく、レースに影響を及ぼすことがあるので、疎かにせずに成長させておこう。
気性と勝負根性が上がる「併走」
併せ馬の「併走」は、それぞれの調教効果を上げるほか、「気性」や「勝負根性」のアップ効果も付く。
ほかの調教と並行して行うことで、気性や勝負根性もいっしょに上げていくのがおすすめだ。
調子・疲労・馬体重の変化一覧
コース | 強さ | 併せ馬 | 調子 | 疲労 | 馬体重 |
---|---|---|---|---|---|
芝・ダート | 馬なり | 単走 | ±0% | +6% | ±0kg |
強め | ±5% | +8% | -4kg | ||
一杯 | ±10% | +10% | -6kg | ||
馬なり | 併走 | ±5% | +8% | -4kg | |
強め | ±10% | +10% | -6kg | ||
一杯 | ±15% | +12% | -8kg | ||
ウッド・坂路 | 馬なり | 単走 | ±0% | +6%(※) | ±0kg |
強め | ±5% | +8% | -6kg | ||
一杯 | ±10% | +10% | -8kg | ||
馬なり | 併走 | ±5% | +8% | -6kg | |
強め | ±10% | +10% | -8kg | ||
一杯 | ±15% | +12% | -10kg | ||
ゲート | なし | なし | ±5% | +6% | -4kg |
プール | なし | なし | ±5% | +10% | -10kg |
半月進める | なし | なし | ±5% | ー6% | +4kg |
※「ウッド・馬なり・単走」は疲労+4%
調子と馬体重は、その馬のベストのものから遠いとレースで力を出し切れない。疲労は能力には影響しないが、100%になると休養を余儀なくされる。
目指すレースから逆算して、休ませる時期、鍛える時期といった具合に、メリハリのある調教をしていくといいだろう。
ベスト馬体重でレースに臨もう
競走馬には、力を最大限発揮するためのベストな体重というものが存在しており、本作では、馬体重の右側の数字で判別できる。
体重は調教の強さと、エサによって調整できる。エサは数に限りがあるため、ここぞというときに使いたい
短期間で体重を調整するのは難しく、特に増やす場合、エサが必要になる。
そのため、ベスト体重から遠くならないように、普段から調教の強さを加減していくと、レースに向けた調整がしやすくなるはずだ。
疲労の取り方と馬体重の増やし方
調教やレースを重ねていくと、馬の疲労はたまり、馬体重はガリガリになってくる。
疲労は休養で、馬体重は調教後のエサで改善していくことができる。
エサは主にミッション報酬やクラブの農園で入手することができる。
エサは、資金やダイヤを消費することでも使えるが、毎回使うには安くないお値段。可能な限りミッションなどで集めていきたいところだ。
エサの効果一覧
エサ | 効果 | 費用 |
---|---|---|
トウモロコシ | 馬体重+2kg | 1,000万 |
ニンジン | 馬体重+4kg | 1億 |
リンゴ | 馬体重+8kg | ダイヤ1個 |
SPトウモロコシ | 調子±5% 3か月間調子が上向きに変動 | 30CP |
SPニンジン | 調子±5% 馬体重+2kg | 100CP |
SPリンゴ | 調子±25% 半月後調子が下向きに変動 | 700CP |
クラブはエサを獲得する上で欠かせないものであるほか、調教効果を高めてくれる施設も利用できる。うまみが大きいので必ず参加しておこう。
効率のいい調教方法
馬によっても変わるが、効率よく調教していくためのポイントは次のようなものがある。それぞれを簡単に紹介していこう。
- 馬なりで馬体重を増やそう
- 調子を変えたいときは強めの調教!
- プールで距離適性を伸ばしておこう
1.馬なりで馬体重を増やそう
ついつい、強めの調教でビシビシと愛馬を強くしたくなるものだが、強めの調教を繰り返していると馬体重が減りすぎたり、疲労がたまり過ぎたりしまう。
意外にスルーしがちだが、次の半月に進めるだけでも疲労や馬体重は改善される(調子±5%、疲労-6%、馬体重+4kg)。
調教の強さを「馬なり」にして疲労の蓄積や馬体重の減りを最小限に抑えることで、調教しながらでも馬の状態を良くすることができるのだ。
減りがちな馬体重を増やせるので、確実に実践していこう。
こうした弱めの調教は、調子を変化させにくいというメリットもある。GIレースなど目標のレースの迫る中に、調整として使っていくといいだろう。
2.調子を変えたいときは強めの調教!
「一杯・併走」など、強めの調教は馬の調子を大きく変化させる効果がある。
調子が低いときには、強めの調教を積極的に利用していこう。
ただし、これは調子を変化させるのであって、良くするものではないところには注意したい。
調子がピーク付近で強めの調教を行ってしまうと、逆に調子が下がってしまうので、できるだけ控えておこう。
3.プールで適正距離を伸ばしておこう
「プール」では調教メニューの中で唯一、馬の適正距離を伸ばすことができる。
出られるレースの幅が増えるので、できる限り行いたい調教なのだが、馬体重が10kgも減ってしまうところがネックだ。
馬の現役中は、レースに向けた調整に注力することになるので、それらの必要のないデビュー前に行っておいたほうがいいだろう。
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