世界No1シェアメーカーの最上位ルーターがこの春登場
この度、新製品を発表したティーピーリンクジャパンは、ネットワーク製品の開発、製造、販売を展開するTP-Linkの日本支社。
2015年に日本市場に乗り出したばかりで知名度は低いが、無線LAN機器のシェアは世界No.1を誇っている。
今回発表した無線LANルーター「Archer C5400X」は、2.4Ghz帯×1と5GHz帯×2のトライバンド接続に対応したハイエンドな製品。
1.8GHzクアッドコアプロセッサーと3つのコプロセッサ―、1GBのRAMの充実したハードウェア構成を搭載し、通信速度と処理能力の両面に優れた製品へと仕上がっている。
特定の方向に電波を届けるビームフォーミング機能、Wi-Fi信号の感度を改善して範囲を拡大するレンジブースト機能など、快適なネットワーク体験に寄与する機能が多く搭載されるのも見逃せない。
また、製品についての問い合わせでもっとも多いという初期設定については、スマホ用アプリとBluetoothを用いて簡単に行うことができるようにした。
発売は4月上旬を予定。想定販売価格は50,000円前後としている。
DetonatioN Gamingとスポンサー契約も締結
ティーピーリンクジャパンは、今年1月に日本のプロe-Sportsチーム「DetonatioN Gaming」とのスポンサー契約を締結している。
DetonatioN Gamingにとっては、これで16社目のスポンサーとなるが、ルーター関連の企業とスポンサー契約を結ぶのは初めてだという。
会場には、DetonatioN GamingのCEO梅崎伸幸氏、所属選手のDustelBox選手とtatsuki217選手も駆けつけ、Archer C5400Xの魅力をアピールした。
デザインについては、「ゲーマーらしい、かっこいいデザイン」「赤と黒の色合いが気に入った」とゲーミング製品らしさに興味を示す両選手。
試合だけでなく、動画配信にも力をいれるDustelBoxは、配信しながら『PUBG』をプレイすると、ドアを開けたのに開いたことになっていない現象が稀にあったそうだが、Archer C5400Xではラグがなく安定してプレイできているという。
スマホ向けMOBA『Vainglory』で活躍するtatsuki217も一瞬のラグで負けてしまうことがあるタイトルだが、本製品ではラグを感じることなくプレイできていると語る。
ストレスなくオンラインゲームをプレイできることが、プロゲーマーの練習環境に求められているようだ。
梅崎氏も、練習やイベント開催時のネットワーク環境については最大の課題だったと、これまでの苦労を明かした。
ティーピーリンクジャパンと協力し、製品を活用することで、もっと世界で勝てるチームに育て、e-Sportsシーンを盛り上げていくことに注力するという。
(C) 2018 TP-Link Technologies Co., Ltd. All rights reserved.