石油の使い方が重要になる産業時代
産業時代は、プレイヤーが現時点で目指すべき最終目標地点となっている。この時代になると、飛行船や戦車など強力な兵力を扱えるようになるため、過去の時代が相手であれば負けることなく、資源を奪っていける。それにともなって、逆に攻められる回数も増えてくるが、各施設もすべて最大までアップグレードが可能になり、コツコツと強化してきた方だと防御に関しても困ることがなくなるだろう。
しかし、最も大きな問題となってくるのが「石油」不足である。1つ前の啓蒙時代から変わりつつあるのが資源の重要度。ここまではゴールドや食料に悩まされてきたプレイヤーが多いと思うが、飛行船や戦車の登場によって今度は大量の石油が必要となってくるのだ。そのため、獲得した石油を貯蔵する「製油所」や、一定時間で石油を生産できる「油井」のアップグレードは最優先で行っていかなければならない。
ゴールドと食料、石油でのユニットの違い
ここまでの解説だと、「産業時代で使う資源は石油のみとなり、訓練所の兵力たちは用済みになる?」と疑問に思う方もいるだろうが、そんなことはないので安心してほしい。というのも、鍛冶屋をレベル8(最大)までアップグレードすることで、すべての兵力が最終ステータスとなり、今まで以上の働きを見せてくれるようになる。中でも騎馬兵は見た目が完全な戦車となるかわりに、非常に高い耐久力と攻撃力を兼ね備えたユニットになり、前線に配置しておくだけでも防衛施設キラーとして大いに活躍してくれるはずだ。
一方の石油を使うユニットは、訓練に必要な資源が違う代わりに、防衛施設からの攻撃を受けないといった特殊能力を持っていたり、1秒に与えるダメージが大幅に強化されたものとなっている。そのため、資源を奪うだけなら訓練所の兵力を使っていき、どうしても倒したい相手がいる場合のみ、工場の石油ユニットを投入するといったバトル方針になっていく。
訓練所
工場の兵力
空からの攻撃が可能な飛行ユニット
産業時代に入ると、新たな施設「飛行場」を建築できるようになり、空からの攻撃ができる飛行ユニットが登場。大きな特徴としては、地上の防衛施設からダメージを受けることなく、一定時間ごとに指定したターゲットに攻撃ができるということ。マルチプレイだと、タウンセンターや資源施設を狙うのには最適ともいえるユニットであり、使われた相手はかなり悔しい思いをするはずだ。
飛行ユニットは2つの種類に分かれている。
- 複葉機 MK3:地上の施設に戦車の17倍の攻撃力で攻撃できる上、速度も低下させることができる
- 飛行船 MK3:爆撃による攻撃で、広範囲の攻撃が可能
どちらも攻撃力が高く、破壊されるまで一定時間ごとに再出撃できるため、非常に頼もしい存在なのだが、同じ産業時代のプレイヤーだと飛行ユニット対策として「防空施設」を建てているはず。この施設からは唯一ダメージを受けてしまうため、見つけた際には先に地上部隊が防衛施設を破壊していき、飛行ユニットが安全に攻撃できる状況を作ってあげよう。
複葉機 MK3
飛行船 MK3
ターゲッティングと戦術で変わる圧倒的な作戦
それでは最後に、ターゲッティングと戦術を駆使した、とっておきのバトルテクニックを紹介しよう。まず、用意する部隊は歩兵&弓兵50から60、戦車3、砲兵隊3、補給トラック3、英雄1といった編成。騎馬兵が戦車になったことで遠距離からも攻撃できるようになっており、砲兵隊と組み合わせることで、爽快感のある破壊っぷりを見せてくれるのだ。
次に保護の戦術。今回の作戦においては各部隊の兵力が重要になってくるため、この戦術は欠かせない。さらに、これはあくまでも余裕がある方のみでいいのだが、文明がローマで「鎧の祝福」があると、より安定度はアップする。
この編成ではまず相手のタウンセンターに近い場所に弓兵と砲兵隊を配置し、周辺の施設を攻撃していこう。このときに相手の守備隊が近くにあると妨害してくるはずなので、歩兵と補給トラックも投入。これでタウンセンターと周辺にある妨害施設は無力化できるはずだ。
その後、次のターゲットを目標として自軍の部隊が行動するはずだが、このタイミングで一度ターゲッティングをしておこう。これによって、部隊がバラバラに攻撃するのを防ぐことができる。加えて保護の戦術も使うことで、一定時間、地上にいる部隊が受けるダメージを50%カットすることができるため、防衛施設からのダメージを受けても補給トラックで瞬時に回復できる状態になるのだ。あとは、部隊がバラけてきたタイミングで再びターゲッティングを行うことで、各施設にまとまったダメージを与えることができ、じゅうぶんすぎるほどに安定した勝利が掴めるのである。
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