アクションRPGとタワーディフェンスの融合
『Heroes Never Die』は、押し寄せる敵からポータルを守りぬくタワーディフェンスゲームの1つだ。ただし配置するのはユニットではなく「罠」であり、主人公はステージ内を自由に駆け巡り敵を倒すことができる。ユニットを配置して拠点を守る「タワーディフェンス」と、自由に動いて敵を撃破していくアクションRPGがごく自然に融合したゲームだ。
ステージを進むごとに装備品手に入るほか、設置できる罠の種類も増えていく。罠にはそれぞれ特性があるので、それらと配置位置をよく考えて設置しないと無駄になることもあるので注意が必要だ。
アクションRPGとタワーディフェンス、一見まったく違うジャンルのようにも見えるが、実際にこのゲームをプレイしてみると、その自然さに驚いた。どちらのジャンルが好きな方にもおすすめできるゲームだ。全編が日本語化されているのも安心。
定規とコンパスで図形を描画、学生時代を思い出す数学ゲーム
『Euclidea 3: Geometric Constructions Game』は、教育要素の高い数学ゲーム。直線を引くラインツールや円弧を描くコンパスを使って、「正三角形」や「正方形に内接する円」といった課題となる図形を描いていく。
小学生や中学生のころに確かに学んだことなのだが、普段の生活で使っていないとなかなか思い出せないものも多い。ゲーム内ではコストを支払ってヒントを表示させることもできる。どうしても分からないときはそれを使うのも手だが、残念ながら日本語化されていないので図を見て理解するか、または英語力が必要となる。
最終手段としてはゲームを一度抜けてネットで調べるという手もあるが、できることなら自分の頭で思い出してクリアしたい。また、同じ結果でも複数の解き方があるものも多い。なるべく少ない手順でクリアできるものを探そう。うまくできたときのうれしさは、これもまた学生時代を思い出すだろう。
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