Android版『羽生善治の将棋のお手本~上達する初心者からの手筋講座~』がついに登場

  • 2015年08月04日

アイハットは、羽生善治永世名人と共同開発したAndroid用アプリ『羽生善治の将棋のお手本~上達する初心者からの手筋講座~』のダウンロード販売を、2015年7月29日よりGoogle Playにて開始した。

初心者を一から鍛え直す大人のための将棋アプリ

本アプリは、iOS/Android向けに配信中の将棋の基礎を学べるアプリ『羽生善治の将棋のお手本 ~初心者からの定跡講座~』に続くシリーズ第2弾。新たなテーマは「手筋入門」となっており、ルールを覚えたばかりの初心者が駒の効果的な使い方を習得し、手軽に上達するできることを目指している。将棋入門書に必ずある「駒の使い方」をメインに学びながら、どういった手が良い手なのか、などを身に付けることが可能だ。

iOS版は2013年に配信が開始され、現在もダウンロードが続くロングセラーアプリとなっている

そもそも手筋とは?

手筋とは、有効に駒を使うテクニックのこと。対局でいい手を指したくも、いい手を知らなければ指すことはできない。例えば、定跡を覚えて有利になったとしても、そこからどう指していいかわからなくなることも。そのときに頼りになるのが手筋の知識となる。

講座の進み方

講座は、ヒントや解説を読みながら、次の一手を指すだけの簡単操作だ。ヒント自体は「2筋の歩を交換します」、「頭金を打ち込みます」」など、将棋の基礎がある人から見れば答えが書いてあるようなものだが、しっかりヒントを読んで少し考えれば、初心者でも正解することが可能だ。

仮に間違ってしまっても、自動で手を修正して次の手へ進めることもできる。次の手がわからなくて講座が進まないということもなく、わからない場合もメニューに「次へ」ボタンがあるので、初心者でもテンポよく講座を受けられる。

まずは手筋講座で初心者脱出

本アプリのメインは「手筋講座」。将棋入門書にも必ず出てくる「駒の使い方」を学ぶことができる。駒にはそれぞれ特徴があるので、 その駒を有効に使うのが手筋の基本となる。

本アプリでは、駒ごとに代表的な手筋を局面を進めながら学んでいくが、まずはそれぞれの狙いと効果を覚えることが先決だ。

覚えたばかりの頃は、実際の対局で使うのはなかなか難しいが、対局中に歩を持ち駒にしたら、「歩を垂らして、と金を作れないだろうか?」と考えただけでも、それだけで棋力は上がっているはずだ。

練習問題で上達を実感する

駒の使い方は学んでも、実戦ですぐ使うのは難しいもの。そこで、「練習問題」を繰り返し解くのが上達への近道となる。「駒の使い方 おさらい問題」では、「駒の使い方」の復習を行える。局面を見て、使える手筋と正しく判断することができるか鍛えていくことが可能だ。

「次の一手問題 序中盤」と「終盤」は、実戦形式の次の一手問題になっている。実戦形式なので、どこに急所があるかなどを探す必要もあるため、数手先まで考えて次の一手を着手しなければならない。

定跡を学ぶ前に……「対局の基本モード」

手筋講座以外でも、「詰めろ」や「必至」など、将棋の基礎知識を学ぶ「対局の基本」モードも収録されている。

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