3DのVR空間でパックマンを追いかけろ!
映画の中では「ギャラガ」や「アルカノイド」「ドンキーコング」など1980年代のゲームキャラクターが多数登場する。本作ではその中から「パックマン」が登場し、ゲームのステージのようなVR空間で追いかけっこを行う。ゲーム内で3回パックマンを捕まえればクリアだ。
ゲームが始まると車は自動で前へと進み始める。ゲーム内の視点は実際のスマートフォンの向きと連動しており、右へ曲がるには右へ、左へ曲がるには左へとリアルな自分の向きも変えなくてはならない。
ゲーム内の視点は実際のスマホの向きと連動しているので、その場でクルクル回りながらのプレイとなる
VR空間内にはあの「パックマン」がウロウロしており、これを3回捕まえるとゲームクリアとなる。壁の上にはみ出すほどの巨体なパックマンを、迷路の中で追いかけよう。
黄色いアイツを発見。追いかけよう
パワークッキーで突然の攻守交代
パックマンはステージ内の「パワークッキー」を食べると無敵状態となる。こうなってしまうと攻守逆転となり、今度はプレイヤーが追いかけられる番だ。この状態のパックマンに1度でも触れられるとゲームオーバーとなってしまう。パックマンがパワークッキーを食べると画面上にメッセージが出るが、これも突然なので、追い詰めたつもりがいきなり危機に変わることもある。
パワークッキーを食べたパックマンは無敵となる。この状態になると画面の端が赤くなる
無敵状態のパックマンに触れられるとゲームオーバーだ
仰ぎ見れば天の声
スマホの向きがそのままゲーム内の視点となるが、上を向くとそこにはマップが表示されている。そこには自分とその向き、そしてパックマンの位置もリアルタイムで表示される。しかし、これを把握しながらの追跡、逃亡はかなり難しい。
視点を上に向ければそこにはマップが表示されている
VRゴーグルでバーチャルリアリティの世界に入り込む
本作は「単眼モード」と「双眼モード」の2つのビューモードが用意されてる。「単眼モード」は通常の画面で、「双眼モード」はVRゴーグルでのプレイに適したモードだ。映画『ピクセル』のDVD/ブルーレイの「プレミアム・エディション特典」としてついてくるVRゴーグルや、市販の普通のVRゴーグルを使うと、より立体的なVR空間でプレイできる。
ゲーム開始時に単眼か双眼か選択
画面上は2つに分割されたビューだが、VRゴーグルを通して見ると立体的に見える。人によっては画面酔いがあるので注意
マルチプレイで最大4人で協力してパックマンを捕まえよう
本作はWi-Fiの近距離通信を使って4人までのマルチ協力プレイが楽しめる。タイトル画面でマルチプレイを選択し、親となるプレイヤーがルームを作成、その番号を他のプレイヤーが入力すればOKだ。
4人まで同時プレイ可能なマルチプレイ。対戦ではなく、協力してパックマンを捕まえる
基本的なルールはシングルプレイ時と変わらず、パックマンを3回捕まえればクリアとなる。捕まえるのは4人での合計3回でかまわない。無敵状態のパックマンに捕まるとそのプレイヤーはアウトとなり、他のプレイヤーを見守るモードとなる。
ステージ中に他のプレイヤーを見かけることもある。ぶつかっても通り抜けるだけなので、お互いの邪魔をすることはない
マルチプレイ時に上を向いてマップを見ると、全員分の現在位置がわかる。誰がどれなのかは判別できないが、おそらく矢印のついていない左下の車が自分だろう
シングルプレイだとかなりの難易度だが、4人がかりなら1人1回捕まえればよく、追いかけられる確率も減るので、ゲームクリアもあっさり可能だ
集まってのプレイは楽しいが周りからの視線は注意
4人集まってわいわいと協力プレイするのは楽しい。ただし、本作の操作方法の都合上、集まった全員が別々の方向を向いてしまう。本人たちだけならいいが、プレイしている様子を他人に見られるとあやしまれる可能性もあるので注意したい。なお、固定されている椅子では顔の向きに限界があるので、その場で回転できる椅子に座ってのプレイを推奨する。マルチプレイ時には他の人にぶつからないように距離をとってのプレイがいいだろう。
VRゴーグルを使って仲間と楽しむ姿は、本人たちは楽しくていいのだが、周りから見た時の視線にも注意したい
- 使用した端末機種:iPhone 5
- OSのバージョン:iOS 8.3
- プレイ時間:2時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0
- 課金総額:0円
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