• 工学博士が開発する科学教育系放置ゲーム『plantan』【TOKYO SANDBOX 2018】

工学博士が開発する科学教育系放置ゲーム『plantan』【TOKYO SANDBOX 2018】

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自身も工学博士号を持つものり氏が作る『plantan』は、自然エネルギー発電について学びながら遊べる放置系アクションゲーム。今回はコンセプトデモ版での展示となっていたが、独特の世界観と演出にぐいぐいと引き込まれる。

宇宙一燃費の悪いゲームをクリアし惑星の荒廃の謎に迫る

TOKYO SANDBOX 2018の会場に展示されていた『plantan』は、自然エネルギー発電や気象について学べる教育ゲーム。

教育というと堅苦しいイメージをしてしまいがちだが、荒廃した惑星という独特の世界観が興味をそそる。

プレイヤーは、荒廃した惑星に独り取り残された少女を操作し「宇宙一燃費の悪いゲーム」のクリアを目指す。

自然エネルギー発電を利用し、ゲーム機のバッテリーを充電する放置シミュレーションと、ゲーム機に入っているソフトを攻略するアクションの2つのゲームモードを交互にプレイする構成となっている。

発電の画面。フィールドに発電機を建てて、電力を集めていく。発電方法は人力、風力、水力、ソーラーと多彩に用意されているようだ

画面下部には、惑星の気象情報が表示される。これらの情報を活用し、もっとも効率の良い発電方法を選択していくのが肝要

電力を集めて、バッテリーを充電したら、ゲーム機を起動しアクションゲームをプレイできるようになる。

アクションモードの画面は、懐かしのゲームボーイ風! 巨大なモンスターを操作して戦闘ヘリや戦車を破壊していく爽快感あるアクションが楽しめる

しかし、このゲーム機は、「宇宙一燃費が悪い」と言われるだけあり、プレイしているとすぐにバッテリー切れを起こしてしまう。

バッテリー残量が少なくなると画面が暗くなってくる。昔、ゲームボーイを遊んでいた頃を思い出し「あるある!」と叫びたくなる演出が心憎い

作者のものり氏によると、アクションゲームをクリアしていくことで、舞台となっている惑星の謎が明かされていくという。

企画とグラフィックを担当したものり氏(左)と、プログラムを担当したたかなり氏(右)。たかなり氏はものり氏の弟であり、量子コンピューターについて研究する学生でもある。今後も科学の知識を活用したゲームの開発を目指していく

教育ゲームというと堅苦しいイメージがつきまとうが、本作は細かい部分まで作り込まれており、その物悲しくも美しい世界観が展開され、プレイヤーの興味をくすぐる。

シガー・ロスのようなアイスランド系ポストロックを彷彿とさせるBGMも、筆者の好み。

リリースは2018年夏〜秋を予定しているとのことで、プレイできるようになるのが楽しみな一作だ。

TOKYO SANDBOX開催概要

  • 開催日時:4月14日(土)~4月15日(日)10:00~17:00
  • 開催場所:浅草橋ヒューリックホール& カンファレンス
    〒111-0053 東京都台東区浅草橋1-22-16 ヒューリック浅草橋ビル 2階 HULIC HALL
  • 入場料:一般2,000円 (当日2,500円)/学生1,000円
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