木村珠莉さんが担当するのは北陸出身の2人の美少女キャラクター!
DMM.com POWERCHORD STUDIOがサービスする『V.D. バニッシュメント・デイ』(以下、V.D.)。本タイトルの新キャラクターとして、北陸出身の2人の少女が登場することが明らかになった。
彼女たちのボイスを演じるのは、アニメ『SHIROBAKO』のメインキャラクター「宮森あおい」役でブレイクした注目の女性声優・木村珠莉さんだ。
ゲームファンにとっても、『アイドルマスター シンデレラガールズ』の「相葉夕美」役としておなじみの彼女が、『V.D. バニッシュメント・デイ』でどのような一面を見せてくれるのか、楽しみに感じている方も少なくないだろう。
『V.D.』に2人の新キャラクターが登場
木村さんの演じる「勝山果歩」は、8月31日から実施のイベントで登場。
同じく木村さんの担当するもう1人の「金沢うらら」は10月28日から実施予定のイベントで登場予定とのこと。
果たしてどのようなキャラクターなのだろうか?
【勝山果歩】
- 年齢:17歳
- 所属:試験装備班
- ジョブ:スナイパー
- 出身:福井県
小柄で幼い容姿。性格も子供っぽく、泣き虫なのだが負けず嫌いで、泣きながら相手に突っかかり、相手があきらめるまで絶対に引かない駄々っ子のような性格。
ただ、涙をためたふくれっ面が愛らしく、よく仲間にからかわれているので、いつもふくれっ面で怒っていることが多い。
【金沢うらら】
- 年齢:16歳
- 所属:試験装備班
- ジョブ:ヘビーガンナー
- 出身:石川県
人と接するのが苦手で、引っ込み思案の性格。そのため幼い頃から外に出ることがあまりなく、本やネットなどでさまざまなことを調べるのが好きであった。
戦術や武器、サバイバルや雑学など、あらゆる知識に精通しており、さまざまな場面で的確なアドバイスや指示を行うことができるが、まともに会話ができる友人が少ないという欠点を持つ。
試験装備班とは?
遊撃班の実戦データを元に西園寺博士が地方作戦班の装備強化を図ったもので、作戦班の標準装備からの重武装化がなされている。
一部の作戦班のメンバーに支給され、試験的に運用されている。
2人はまったく違った性格!? 負けず嫌いな木村さんに似ているのは……
――本日の収録は予定よりも早く終了したようですが、スムーズに演じられた感じでしたか?
木村珠莉さん(以下、木村):キャラクターの個性がはっきりしていて、すごくイメージがつかみやすかったんです。
自分のイメージしていたキャラクター性とのズレはそこまでなかったので、スムーズにいけたのかなと思います。
――今回は2人のキャラクターを演じられたとのことですが、それぞれどんな人物なのかをご紹介いただけますか。
木村:金沢うららちゃんはおとなしくて、人とのコミュニケーションがちょっと苦手な感じの子です。引っ込み思案なので、家でずっとネットをやっていたり本を読んでいたりで、知識はすごくあるようです。
イメージとしては、誰かとしゃべっているときはちょっとボソボソ、おどおどしながらしゃべりながら、でも戦っているときや「自分1人でやるぞ!」っていうときは、結構しっかり目に声を出してみたりしました。
人前にいるときとそうでないときで、ちょっとだけ違いをつけたいなと思いながら、演じさせていただきました。
――もう一方の果歩さんは?
果歩さんはツインテールがかわいい子なんです。少しプライドが高くて勝気なんだけれど、ちょっといじめられちゃったりすると「何なのよ、もう!」みたいな感じで、プンスカしちゃうような女の子です。
収録前はツンツンしているイメージで練習していたんですけれど、ちゃんと設定などを読み込んで、ちょっと泣きをいれたりするのを意識しました。
やられるときとかも「うぇーん、痛いよー」ではなくて、「何でこんなことすんのよ! バカー!!」みたいな感じで、ちょっと怒りながら……。
泣きたいわけじゃないけれど、怒っていると「勝手に涙でてきちゃうよー」みたいな感じをイメージして演じました。
――2人はまったく性格が違うタイプのようですが、ご自分と照らし合わせたらどちらのほうが近いですか?
木村:まったく一緒というわけではないんですけれど、果歩さんのほうが近いです。意識はしていないのですが、負けず嫌いなところがあるのかなって思います。
あとは感情表現の部分で、うれしくても、怒っても、悔しくても、悲しくても、全部泣いちゃうので(笑)、そういうところは似ていると思います。
――収録では、どちらのほうが演じやすかったですか?
木村:やっていて仕草が想像しやすかったので、お芝居する分にはうららちゃんのほうがやりやすかったですね。
――今回の収録で、気に入ったセリフや難しかったセリフはありましたか?
木村:うららちゃんは、MVPを取ったときの「え、僕が? そんなたいしたことしてないよ」っていうセリフは、この子をよく表している感じですね。
控えめというか、「すごくがんばっているはずなのに、恥ずかしいのかな?」っていうところが好きです。
難しかったのは……、うららちゃんはコミュニケーション能力があまり高くない人で、そんな中で強く断ったりすることは苦手なのかなと思っていたのですが、でも時報のセリフで拒絶しているような言葉があったので、「どれくらいのさじ加減で言えばいいのかな?」っていうのはありました。
ここは考えながらやりましたね。
果歩さんは、自分の中で「ツンデレ」みたいなのを演じることに苦手意識があったので、ちょっと悩みました。
ログイン時のセリフとかの「おっそーい!」みたいな、ちょっとプンスカしているところが、本当に怒っているのは違うし、「かわいらしさをどう残せばいいんだろう?」っていうのを、すごく考えながらやりました。
それと22時の時報のセリフですが、「まだ眠くなんてない……」とか言いながら寝ちゃうという方向でお芝居をさせていただいたんですが、すごくかわいいので期待してください!
――戦闘メインのゲームということで、叫ぶシーンなども多かったと思うのですが、その辺は抵抗なくできましたか?
木村:うららちゃんとかは、「キャラクターと違っちゃわないかな?」っていう不安はありました。でも、叫んだりするのは気持ちいいですね。
普段は必殺技なんて言わないじゃないですか。ゲームの醍醐味って必殺技だと思うので、楽しかったです。
――どちらのキャラクターも北陸出身という設定ですが、木村さんは何か北陸地方と縁があったりしますか?
木村:『SHIROBAKO』を制作したP.A.WORKSさんの本社が富山県にあって、そこのアニメーターさんたちにインタビューするために訪問したことがあります!
もともと甘エビが苦手だったんですけれど、富山県のおいしい甘エビを食べたら好きになりました。
木村さんは意外にゲーム好き!? 一時は5~6タイトルを同時に遊んでいたことも
――今回出演する『V.D.』ですが、お仕事の依頼がある前からご存知でしたか?
木村:自分でプレイはしていなかったのですが、チラッとは知っていました。私はタクティクス系のゲームが結構好きなので、楽しそうだなって思っていました。
――うわさによると、割とスマホゲームを遊ぶほうだとか。
木村:かなり遊ぶほうなんですけれど、実は1度ケータイをなくしてしまって、メモリ容量が小さいスマホに変えてから全然アプリが入れられなくなってしまったんです。
今は2つくらいしかやれていないのですが、以前は5~6タイトルを並行して遊んでいました。
ゲームは好きなんですが、下手くそなので(笑)。反射神経とかテクニックがいるゲームが苦手で、『パズドラ』なんかは苦手なんです。
なので、戦略ゲームなどで頭を使うほうが好きです。あとはRPGとか、地道にがんばればクリアできるゲームのほうが好きです。
――本作のストーリーは、少年少女たちが自分たちの意思に関係なく戦いに巻き込まれるというものですが、そういった世紀末的な世界にもし自分が放り込まれたら、まず何をしますか?
木村:私はたぶん、速攻で死ぬと思います(笑)。戦わずに「もう怖いから先に死んどく!」っていうタイプだなって。「無人島に漂着したらどうする?」とかも、たぶん何もせずに死んでいきますね。
寝袋だけは持っていきたいっていう感じなので、どうにかして楽に、楽に、つらい思いをせずに死んでいきたいです(笑)。もしくは友だちの指示に従って、あまり危険じゃない雑務とかを頑張ります!
『SHIROBAKO』出演で変化した木村さんの声優ライフ
――これまでいろんな仕事をされてきたと思いますが、アニメとゲームで演技に違いは出てきますか?
木村:アニメだと、スタジオでいろいろな人と掛け合いをしながらの収録ですし、絵もあるので、想像力を働かせなくても勝手に感情が生まれたりするんです。でも、やっぱりゲームの場合は瞬発力が大切だと思います。
スマホゲームやソーシャルゲームだと、特に1つの場面のセリフを抜き出して一言ずつという収録が多いので、「こういうときはどういう表情してるんだろう?」とか、自分の想像力をかきたてながらやるっていうのが大きな違いかなと思います。
私はゲームのほうが苦手というか、力が入っちゃいますね。
――アニメ『SHIROBAKO』で初めてメインキャラクターを演じられて、それまでと比べて難しかったところや気をつけたところはありますか?
木村:初めてのメインキャラクター、かつ主役だったので、「座長としてどうしたらいいんだろう」ってすごく考えました。
どういう風にしたらチームワークがよくなるのかと考えまして、誰よりも早く現場に行くことを意識しましたし、勇気を出して先輩たちを飲みに誘って、そのおかげでめちゃくちゃ仲のいいチームになりました。
それに、なるべくスタッフさんにも声を掛けてコミュニケーションを取れるようにしましたね。
他の作品と違ったんじゃないかなって思うところもありました。
打ち上げのときに自分たちで余興の出し物をしようとなったんですが、作品の内容がアニメの制作現場のお話だったので、作品に携わったアニメーターさんたちが一堂に会する打ち上げの場で感謝を伝えたいねということで、みんなでダンスの練習をして踊るっていうのをやったりとか……。
声優側だけで終わらずに、いろんなスタッフさんとも楽しめるように、一生懸命コミュニケーションを取ろうと意識しました。
お芝居に関しても、それまではアニメでしゃべるっていうのに慣れていなくて、何もかもが挑戦だったので、どこに気をつけたとかそういう話でもないようなレベルで、毎回緊張していました。
最初はすごく練習をやり込んで収録に臨んでいたんですけれど、あまりそれがよくないなって気づいた瞬間があって、やはりアニメの演技は掛け合いなので、事前に作り込みすぎず、かつ不安がないっていう状態で現場に臨むには、どう練習したらいいのかなっていうのを考えながらやっていました。
それが身に付いたので、よい経験をさせていただきました。
――それ以降、ご自分の生活で何か変化はありましたか?
木村:それまでは台本チェックに毎日2~3時間を掛けていて、やってもやっても「どうしよう!?」ってなっていたのが、ちょっとは短縮できるようになりました。
「やり込みすぎてもしょうがない!」っていう、ドッシリとした気持ちになって、時間の使い方がうまくなったと思います。
――歌の収録なども増えたと思うのですが、カラオケがお好きとかありますか? また、キャラクターの演技とは違う部分はあるでしょうか。
木村:カラオケはもともと大好きだったんですけれど、逆に行かなくなっちゃいました。もちろん、練習のために行くこともあるんですけれど……。
私はキャラ声で歌うのが結構苦手なので、声のテンションとか表情とか、そういう部分で工夫してやっています。
――今回の『V.D.』で今までと違うキャラクターを演じられたそうですが、他にこういうタイプのキャラクターやってみたいというのはありますか。
木村:おっとりした役をやったことがほとんどないので、癒し系の役をやってみたいです。振り回す系の役をやることが多いので、もっと愛を振りまくような感じの役をやってみたい(笑)。
――ちなみに、仏像の鑑賞が趣味とお聞きしたのですが、その魅力ってなんですか?
木村:そもそも芸術品として素敵だなって思うんですけど……。仏像って、誰かから何百年もの間祈りを捧げられ続けてきたオーラがあるんですよ。なので、古い仏像にしか興味がないんです。
それを見たときのゾクゾクってするところが好きなのが1つと、あとは時代によって様式がめちゃくちゃ違うのも面白いですよ。その見分け方を勉強して、こんな違いがあったんだって知るのが好きです。
仏像関係の本もたくさん持っていて、京都や奈良には1年に2回くらいは見にいきます。
――最後になりますが、『V.D.』ではプレイヤーの方にどんなところを見てほしいですか?
木村:うららちゃんは、戦っているときと普通のときのギャップを感じてほしいです。果歩さんは、ふと見せる本心というか、年相応の感じを意識して演じています。
どちらもギャップの面白さがあると思いますが、キリッとしたギャップか、ふにゃっとしちゃうギャップかという点を見ていただけたらうれしいです。
2人ともすごく強いキャラクターということなので、仲間に入れていただいたらお役に立つと思います。ぜひぜひ、この子たちを仲間にして敵を蹴散らしてやってください!
――本日はありがとうございました。
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