ついにスマホで誰でもVTuberになれる時代へ!
多数のVTuberが誕生し、日夜さまざまな動画や生放送が配信されている昨今だが、実際に番組配信を楽しむとなると、PCやVR機材などが必要で、非常にコストがかかる。
本日の発表会では、スマホだけで誰でもVTuberデビューができてしまうという、画期的な新サービスが発表された。
なお、本イベントの様子はニコニコ生放送でも配信されたので、発表会の模様が気になる方はタイムシフト視聴で確認してほしい。
スマホでVTuberになれる新サービス「カスタムキャスト」!
S-courtとドワンゴの共同開発で、新サービス「カスタムキャスト」が提供されることも発表された。
本サービスは、スマホだけでVR用のアバターの作成、および配信ができるというアプリ。
スマホさえあれば、誰でもVTuberになれてしまうという画期的なサービスだ。
今回のデモにはiPhone Xが使われ、トラッキング機能により表情の変化などが反映されていた。
AndroidやiPhone 8にもアプリは対応しているそうだが、機能としては落ちてしまうとのこと。
「カスタムキャスト」概要
- 配信日
Android:2018年8月下旬予定
iOS:準備中 - 価格:基本無料(内部課金あり)
機能としてはキャラを作成して配信するというシンプルなものだが、自分ではなくアバターを出すことができるので、配信が気軽にできそうである。
8月1日(水)よりバーチャルキャストで「Vギフト」がスタート!
4月よりサービスが開始されたバーチャルキャストに、ギフト機能が追加!
視聴者が番組配信中にVギフトを購入し、VR空間にプレゼントすることができるというもの。
Vギフトは、8月1日よりニコ生の「実験放送」にて提供開始予定。
発表会後に行われた体験会では、バーチャルキャスト内で投げ込まれたVギフトに触ることができた。
上から降ってくるギフトを掴んだり、放り投げたりできるだけなのだが、これが意外と面白く、配信者側も視聴者側も大いに楽しめそうな印象だ。
目指すは1億総アバター!Vチューバー支援サービス「Vカツ」
「VRカノジョ」などのVRソフトを手がけるIVRからは、Vチューバー支援サービスの「Vカツ」が発表された。
こちらは3Dのキャラクターメイキングやアニメーション、表情付けなどが無料で行えるというサービスで、8月末にはバーチャルキャストにも対応予定。
VカツはSteamにて8月1日(水)より先行版が公開されるほか、スマホアプリ版も配信予定。
アバター作成などは無料で行えるので、VR対応のHMDを持っている方は触ってみてはいかがだろうか。
Vカツ概要
- 対応VR機器:
HTC Vive
HTC VivePRO
Oculus Rift
Windows MR - 必要スペック
OS:Windows7/8.1/10(64bit)
プロセッサー:Intel Core i5 4590
メモリー:4GB RAM
グラフィック:NVIDIA GTX 970 or GTX 1060以上、AMD R9 290以上
DirectX:Version 11
ストレージ:1GB 利用可能 - 配信・販売:STEAMにてSteam Early access 準備中
(2018年8月1日公開予定、米国太平洋標準時) - 出力:バーチャルキャスト、ニコニ立体、オンライン上でのVRM出力
※VRM出力には別途料金(予価5,000円)が発生します。
会場では、スマホ版の展示、オリジナルソフトによる作成アバターの操作を体験できた。今後も大きく展開されていきそうなサービスだ。
※VRM:VRアプリケーション向けの人型3Dアバター(3Dモデル)データを扱うためのファイルフォーマット
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