#コンパス攻略

ぽあろ×八王子P×217×はやしPに聞くキュートで怖いメグメグ誕生秘話

『#コンパス~戦闘摂理解析システム~』(以下、#コンパス)の、ヒーロー誕生に迫るインタビューシリーズ第10弾。今回は、実装から常に高い人気を誇るヒーロー「メグメグ」について、キャラクターデザインを担当したぽあろさんとテーマ曲『バイオレンストリガー』を手掛けた八王子P、アクターとしてモーションを創り上げた仮面ライアー217さん、プロデューサーであるはやしPに、その誕生秘話を聞いた。

キュートさと怖さを併せ持つメグメグの素顔に迫る!

見た目のキュートさと、それとは裏腹なぶっとんだ性格で、高い人気を誇るヒーロー「メグメグ」。

愛用の「ガトりん」から繰り出される、目にもとまらぬ早さの攻撃は、ほかのヒーローでは味わえない爽快感が得られるものとなっている。

キャラクターデザインはぽあろさん、テーマソングは八王子Pさん、アクターは仮面ライアー217さん(COJIRASE THE TRIP)が担当。声を演じるのは佐倉綾音さんだ

先に“役者”が揃っていた異色のヒーロー

メグメグは、斬新なヒーローアクションや非常に回転率の高いヒーロースキルなどを携えて、17番目のオリジナルヒーローとして登場したヒーロー。

はやしPは「まず担当絵師・ボカロP・アクターに依頼するところから、ほかのヒーローとはまったく違っていました」とメグメグ誕生のきっかけについて話した。

多くのヒーローは、まず原案ができてから絵師さんを決定。完全にヒーローのデザインが固まってからボカロPを決めるといったように、しっかりと段階を踏んで制作されている。

しかし、メグメグに関しては先にぽあろさん、八王子Pさん、217さんに依頼することを決定しており、この3人に打診すること自体がメグメグ制作のきっかけになったのだそう。

「3人とも、すごく『#コンパス』をプレイしてくれているとのことだったので……」と話すはやしP。実装前から担当絵師、ボカロP、アクターが連携を取りながら制作し、まさに『#コンパス』のチームプレイのように協力しながら作られたのが、今回迫っていくヒーロー「メグメグ」だ

性格の不安定さが落とし込まれた容姿

リリース当初からカードデザインという形で『#コンパス』に長く関わってきたぽあろさん。

依頼を受けた時のことを「こんな動きのこんな容姿のヒーローがいたらいいのにな、と常に考えていたものがあったので、ついに来たなと思いました」と振り返る。

開発チームから、ぽあろさんに出されたオーダーは、「バイオレンスな少女」「可変式ガトリングをもっている」「現実にいそうな原宿系」という3つのキーワード。

これらのキーワードからぽあろさんの自由な発想から産み出されていったのが、髪型から髪色、靴下、手に持つ武器の「ガトりん」までもが、アシンメトリーなデザインとなっている、ピンクが似合う小柄な少女だ。

上記の3つの条件に加え、開発陣とのやり取りから、不安な要素、アンバランスな要素を性格として抱えているという、新しい設定が決まったとのこと。その背景を衣装に落とそうとした結果、このような左右非対称が印象的な容姿になったのだそう

ガトりんに刻まれた数字は当初「008」と「217」だった!?

メグメグが左右の腕にそれぞれ持つ愛用武器「ガトりん」には、それぞれ「217(にいな)」「802(八王子)」と数字が刻まれている。

217と刻まれたガトりん(写真左)は、いかにも女の子らしいピンク色が目立ち、リボンやボンボンまでついたデザイン。対して、802と刻まれたガトりん(写真右)は、迷彩柄の男っぽいデザインとなっている

実は、この2つのガトりんのデザインは、元々から217さんと八王子Pをイメージしたものだったわけではなく、数字を刻むこと自体も制作過程で決定していったとのこと。

特に「802」の刻印は、八王子Pたっての願いにより、実装直前で変更されたものなのだそうだ。

タペストリー制作直前までは、「008」と「217」という組み合わせだったと話すぽあろさん。イラストに関してそのほか一切口を出さなかった、八王子Pが唯一お願いしたのがこのナンバー変更だそう

このように制作の途中にも3人が連携を取り合い、お互いに意見し合ってブラッシングしていけたことが、メグメグが強く支持されるヒーローに仕上がった要因なのかもしれない。

メグメグとの強い結びつきを意識したカードデザイン

メグメグのモチーフカード5枚も、ぽあろさんがデザインしたもの。

いずれのカードにも、ぽあろさんなりの考えた根底となるストーリーのなかで、メグメグと強く結びつきのあるキャラクターを描いたのだそう。

たとえば「ミナ」「ルナ」「レナ」は、メグメグと同様に頬にハートつけていて、3人の衣装がメグメグの好みを3等分したようなデザインとなっている

そのストーリーが正解というわけではないが、カードのキャラクターたちも愛してもらえるように、一本の筋を通したかったとのこと。

そんなカードに描かれたキャラクターたちが描かれたイラストは、ぽあろさんのTwitter上で時折アップされている。

さまざまなイラストから、メグメグの生い立ちやゲーム内だけではわからない内心などを想像していくことができるのがストーリーのない『#コンパス』ならではの楽しみといえる。

水着メグメグの際どさはだれの仕業!?

SNSで一時期話題になったのが、メグメグの水着コスチュームの際どすぎるローライズ。

原案を考えたぽあろさん自身が「ラッシュガードで上側が重くなるので、下側は軽くローライズに設定していましたが、際どいラインにした覚えはないです(笑)」と答えた。

はやしPの口から「結構再現したつもり」「あれはたまたまそう見えるだけ」のようなコメントがあったが、真相は謎に包まれたままである。

ちなみに、正面から見た姿がこちら。前側もかなりセクシーだ。このコスチュームは武器のガトりんまで水鉄砲へと変わる、特別コスチュームとなっている(現在は入手不可)

スキマを大切にした『バイオレンストリガー』

デザイン制作と平行して行われていたのが、八王子Pによるテーマ曲の制作。

ぽあろさんがデモ曲から洗練されていく過程を身にしみて体感し、最高に好きな曲と称したテーマ曲『バイオレンストリガー』は、どのように作られていったのだろうか。

依頼を受けた当時を「本当に個人的に課金しながら楽しむほど好きな作品なので、声がかかって純粋にうれしかったです。」と振り返る八王子P。

八王子P自身、メグメグには先行して怖いイメージがあったという。そのイメージは、曲調や「猟奇的」などといった歌詞を盛り込むことで、存分に表現されている。

それに加えて、ぽあろさんの描いたラフ画をみて感じたかわいらしさを、「蜜」や「甘いショコラ」といったワードを歌詞として取り入れることでイラストイメージにも合った曲へと仕上げていったそう。

「デモ曲のときはキーが2つほど低かったんです。クリエイターあるあるなんですが、大して変わっていないようなところをこだわってしまうんですよね」と話す八王子P

「『#コンパス』は作品に“スキマ”をつくることが大事だと考えているんです」

誰もが気になる2番のモザイク音部分にはどのようなワードが入るのか、という質問に関して、こう答えた八王子P。

ストーリーモードがなく、細かい設定が完全に公開されていない『#コンパス』だからこそ、ユーザーが自由に解釈してストーリーを作っていける。

そんな「スキマ」へのこだわりが顕著に表れたのが、2番にあるモザイク音ということだ。

「モザイク音の部分には100文字ぐらい入るかもしれませんよ!(笑)」と話す八王子P。モザイク音部分には、どのようなワードが入るのか。ファン同士で語り合ってみるのも面白そうだ

MVは年内発表!?「踊ってみた」も公開予定!

ファン待望の『バイオレンストリガー』のミュージックビデオは、いつ頃発表予定なのか?

この質問に3人は「出したい気持ちは誰よりも強い!」と口を揃えて答えてくれた。

3人が対抗意識を燃やしているのが、秋赤音さんと梅とらさんが手がけたマリアのテーマ曲「KILLER B」のオリジナルMVだ。

「このクオリティを維持、むしろ超えていきたいので、サクッと作るようなPVではなくて、しっかり作りこんで出したい」と話す八王子P。

MVをつくる上で、キーとなるのがぽあろさんだが、本インタビューにて「(発表は)年内で!」と宣言してくれた。

MVが発表されたら、217さんの「踊ってみた」も公開予定とのこと!

ぽあろさんを応援しつつ、続報を待とう!!

自分らしさと体格の違いの両立に苦労したモーション収録

ヒーローデザインとテーマ曲の制作に追うように進行されたのが、217さんのモーション収録。

「217さんにピッタリのヒーローを用意しましたので、アクターをしてもらえませんか」

という依頼を快諾し、自分にピッタリとはどんなヒーローなのかと疑問に思いつつも、デモ曲を聴き、細かくイメージされたラフ画を見ると、すぐにイメージできたと話す217さん。

メグメグは本当に217さんらしいのかと問うと、「争いごとが好きなのは217さんらしいです(笑)」とぽあろさんが答えてくれた。

実際に、217さんは首の角度や怒ったときの動きなどには、自身のありのままを投影したのだそう。

はやしPも「217さんらしい」と話すメグメグ。もともと、217さんにアクターを打診する予定だったとのことなので、「バイオレンス」などのオーダーには217さんをイメージしたものがあったのかもしれない

性格の部分は、はじめからベストマッチしていたものの、体格と年齢の差を表現で埋めることに苦労したとのこと。

3D上ではあるが、140cmちょっとと非常に小柄なメグメグと、217さんの身長差は20cm以上。

収録の際には、ガトりんの代わりに腕にトンファーのようなものを取り付けていたそうだが、メグメグとの比率で考えると長さが足りない!と、とんでもなく長い棒をつけて収録に臨んだのだそう。

さらに、メグメグのスカートにガトりんが埋まらないようにモーションするために、腰回りにはフラフープをつけて収録していて、とっても恥ずかしかった……と話す217さん。収録後は普段使わない筋肉を使ったせいで、ものすごい筋肉痛に見舞われたらしい

研究に研究を重ねた武器の扱い

モーション収録するに当たって、もっともこだわったというのが、これまで一切使ったことがなかったと話した武器の扱い。

メインとなるガトりんの使い方はもちろんのこと、実装後はホーム画面でのみ見られる「バタフライナイフ」を振り回すモーションも、スタッフといっしょに動画などを研究しながらリアリティを追求したとのこと。

バタフライナイフの演出は振り回す時間なども含めて、研究したのだそう。実は、イギリスの貧困層というイメージも少しあって、それに合わせて持ち方、構え方なども決定していったらしい

いちばん気にいっているモーションは、ペットボトルをガトりんに見立てて披露までしていただいたヒーローアピール。「かわいい仕草から急に怖くなるのがメグメグの良さなので」と語ってくれた

「踊ってみた」でもメグメグ姿を披露!

千葉・愛知公演を控える「#コンパス ライブアリーナ(大阪)」でも、メグメグ姿を披露した217さん。

『バイオレンストリガー』MV発表後の踊ってみた動画でも、その姿がみられるとのことなので、心待ちにしておこう。

命を吹き込まれたメグメグ

こうして絵師・ボカロP・アクターのさまざまな想いが合わさって作り出されていった、メグメグ。

はじめてゲーム内でメグメグを見たときの感想を3人はこう話した。

――実際に『#コンパス』にメグメグが登場したときの感想を聞かせてください。

217:「#コンパスニュース」のときに、ちょうどこの3人で触ったときが初めてだったんですが、みんなでいっしょにいるときに見たので、テンション上がりましたね。

ぽあろ:まといちゃんのキャラクターデザインを担当した鈴ノ助さんがインタビューで初めて実装されているのを見たときに「あ、生きてる」という感想を抱いたという記事を読んだんですよ。

そんなこともあるのかと当時は思っていたのですが、実際にメグメグを見たら最初に「この子は生きている。」という想いが出てきましたね。

僕たちの作品ではなく、命を吹き込まれているように感じました。

――担当したイラストがゲーム内に登場したときとは、また違った感覚があったということでしょうか。

ぽあろ:イラストだと「使われてる」とか、あくまでモノという感覚なんですけど、アクターだったり曲だったり、すべての世界観がイラストに混ざってできたものとなると、モノじゃなくてこの子は生きているなと強く感じましたね。

思いどおりのテンションが上がるバトルBGMに仕上がった

八王子:僕はドライな感想かもしれませんが、音楽を担当しているので、まずはバトル中にどう曲が流れているかが気になりました。

『#コンパス』のテーマ曲は、バトルしていてテンションが上がるようなものでないといけないと考えています。

なので、実際に制作するときも、自分がプレイしているところを音無しで撮って、制作中の曲を当てはめて、どういう風に聞こえるのかなと、確認しながら作っていました。

実装されて、まずは曲が自分の思いどおりになってよかったなと思いつつ、本当に『#コンパス』が好きなので、その次にはメグメグの性能とか、どう使用率と環境が変わっていくのかが気になりましたね(笑)

一同:爆笑

自分が演じた感覚がない初めてのキャラクター

217:私は、まず担当したモーションが見たくて、ホーム画面をタッチしました!

今まで、いろいろなキャラクターモーションのお仕事をさせていただいてきて、実装されたキャラクターを見ると、私がやったキャラクターだ!と感じられたのですが、メグメグには唯一自分で演じた感覚がない不思議な感覚を味わいました。

八王子P:モーションには自己投影してるのに不思議だね。

217:かなり自分には似ているんですが、自分らしくないなと思って。

217がやったメグメグじゃなくて、“メグメグが勝手に動いている”という感覚でしたね。

もっと体格が違う幼女キャラクターも演じたことがあって、自分の動きが投影されている感覚を味わってきましたが、メグメグは本当に自分ではないんですよね。

だからこそ、めっちゃ好きになれました! 自分が動いてるという感覚だとどうしても愛情が沸かないんですが。

本当に『#コンパス』のヒーローは、すごいなと感じましたね。

八王子P:クリエイター的には、実装されたあとの粗が気になって、時間が経てば経つほど、作品に対してああすればよかった!と思うことがつきものなのですが、メグメグには今も満足できています。

217:そうですね。結果的には満足いきました!

設定とは裏腹にたくさん愛されているヒーロー

最後にぽあろさん、八王子P、217さん、はやしPからメグメグファンへと「#コンパス ライブアリーナ」の魅力についてのメッセージをいただいた。

※このインタビューは「#コンパス ライブアリーナ」大阪公演前のものとなります

ぽあろ:メグメグは、愛されるヒーローになるだろうなとは思っていたのですが、SNSを見ていると、2次創作が予想以上に多いんですよ。ファンの皆さんには感謝しきれません。

「メグメグ」というワードのエゴサーチを日々欠かさないので、イラストからコスプレからなにからなにまで、投稿してある写真にはすべて目にとおしている自信があります。

ファンの方それぞれが思い描くメグメグの2次創作をしていただけるのは、本当にありがたいことです。

自分のなかでも1本作ってるもの(『バイオレンストリガー』MV)もあるので、楽曲といっしょに年内に公開できればと思っています。お楽しみにお待ちください!

ライブアリーナに関しては、楽しみで仕方ないです!

僕は全公演で似顔絵コーナーを担当します。さすがに全員ぶんを描くわけにはいきませんが、なるべく多くの人と触れあっていくので、仲良くしていただけたらありがたいです。

エンジョイ広場はライブチケットなしで入場できるので、ぜひ会場でお会いしましょう!

八王子P:僕は『#コンパス』ではアタッカー使いなので、メグメグには僕に倒されてもあまり不機嫌にはならないでほしいなって……

一同:(笑)

八王子P:テーマ曲制作者に向けて、やたらと「迅雷の科学者 アバカン」やヒーローアクションを撃ってくるメグメグがいるので、ぜひ僕には接待を……(笑)

バトルアリーナで当たったときは、お手柔らかにお願いします!

ライブアリーナでは、DJとして参加させていただきます。

『#コンパス』好きが絶対満足できる内容を自信をもってお届けできると思っていますので、ぜひ皆さんにお越しいただけたらと思います。

217:メグメグは、なんだかんだ言って寂しがり屋さんなので、たまにホーム画面で撫でてもらえたらうれしいです。

ライブアリーナでは、メグメグがステージから飛び出すような演出があったり、ゲーム内では見られないいろいろなモーションがあったり、このヒーローがこんなことを!?といった見どころ満載のライブとなっていますので、ファンならたまらないと思います!

はやしP:ちょっと不思議なのですが、メグメグ自体は愛されずに育ったから性格が歪んだという設定なのですが、作り手の愛情は誰よりも強く、誰より愛されて生まれたヒーローとなっています。

ファンからの愛情も非常に強いので、愛されなかった子ですが、皆さんにはたくさん愛してほしいなと思います。

ライブアリーナは、ニコニコ闘会議2018の「#コンパス ライブステージ」を観た僕ら開発チームが、音楽を中心にした『#コンパス』のエンターテインメントを作れるのではと思ったのがきっかけです。

ライブステージに参加した人や生放送で観たという人には、闘会議からどんな風に進化したのかを楽しみに観に来ていただけたらと思います。

「#コンパス ライブアリーナ」でメグメグと3人を応援しよう!

今回は、お話しを伺うため「#コンパス ライブアリーナ」のリハーサル現場にお邪魔させていただいた。

ヒーローが主役の本イベントには、メグメグはもちろんのこと、ぽあろさん、八王子P、217さんが全公演に出演する。

ぽあろさんの出演する似顔絵コーナーは、チケットなし無料で参加できるので、これを見て気になった方もぜひ参加しよう!

9月8日(土)の愛知公演なら、まだライブチケットを予約することも可能。

ファンなら間違いなく楽しめるイベントとなっているので、特に好きなヒーローがいるプレイヤーにはライブを観てみてほしい。

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