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退廃した世界でドラゴンを操る2D全方位アクション『THE LOST SKY』【TOKYO SANDBOX 2018】

YASUDA GAMESの『THE LOST SKY』は、文明が滅び、人類が滅亡した世界を部隊に、ドラゴンを操り機械軍を戦う2Dアクションゲーム。虚しさが漂うグラフィックのテイストや、全方位を駆け回るアクションに魅せられ、TOKYO SANDBOXの会場ですぐさまダウンロードしてしまった。

ドラゴンとドローンの激しい空中戦が絶品

今回、TOKYO SANDBOXを取材するにあたって事前に出展タイトルを調べたところ、本作のドラゴンが縦横無尽に飛び回り敵を倒していくトレーラーを発見し、これは期待できると思っていた筆者。

会場でブースを見つけ、試遊の順番待ちをしていたところ、なんとTOKYO SANDBOX初日の4月14日にスマホ向けにリリースしたと聞きつけ、その場で自分のスマホで購入、インストールを完了させた次第だ。

まだ遊び始めて少しではあるのでが、本作のインプレッションをお届けしたい。

冒頭で述べたとおり、本作はドラゴンを操って敵を倒していくアクションゲームなのだが、その敵は戦闘ドローンの軍団だ。

戦闘ドローンの暴走により、すでにこの世界の文明は滅ぼされており、プレイヤーが操作するドラゴンは、その惑星をリセットするためにすべてを破壊することを目的としている。

ミッションの随所に、迫りくるドローンや巨大兵器を描いたムービーが挿入される。その様子からは、無機質な敵意のようなものが感じられる

過去のイベントで本作に触れた人からは、2D全方位アクションシューティングと表現されているのをよく見かけるのだが、ドラゴンのメインとなる攻撃は近接攻撃だ。

ぐるぐると旋回するようにドラゴンを動かしながら、敵に近付いて攻撃を当てるのが基本的な戦い方となる。

とはいえ、敵からのレーザーやミサイル攻撃をかいくぐって攻撃に転じるために右往左往する感覚はシューティングのそれに近いだろう。

また、敵を破壊すると出現するオーブを集めると使用できる特殊攻撃では、遠距離の敵に攻撃が可能で、そのプレイフィールはまさに全方位シューティングという表現がしっくりくる。

ドラゴンは、進行方向と真逆には急に切り返すことができない。旋回するように動かすと、スピードを落とさずに動き回ることができる

旋回しながら、敵を攻撃範囲に収めて攻撃をヒットさせる。敵の居場所は、画面内にマーカーで表示されるので、その方角を目指そう

特殊攻撃は連発はできないのでよく狙う必要がある。細かなテクニックも重要になってくるのだ

ミッションの目標を達成すればクリアとなり、残りHPやクリアタイムなどによってスコアが決定する。

さらに、スコアによってブロンズ、シルバー、ゴールドのメダルを獲得できる。メダルは、新たなミッションを開放するために必要となるので、なるべく高いスコアを目指さなければならない。

最初のうちはハイスコアを達成することが難しいのだが、ドラゴンには成長要素があり、何回も繰り返しプレイすることで、クリアしやすくなったりハイスコアを出しやすくなったりする。

各ミッションに、EASY、NORMAL、HARDの3種類の難易度が用意されているので、やり込み度もそこそこありそうだ。

耐久力や加速、攻撃範囲など、自分の好きな要素から強化していける。また、最初から使用できるドラゴンの他にも、ゲームを進めると2種類のドラゴンを使えるようになる

今のところは、最初のいくつかのミッションをプレイしただけなのだが、旋回させながら全方位に動く感覚が気持ちよく、シューティングというよりは独自のスマホ2Dアクションを生み出しているというのが筆者の見解だ。

実際のプレイの様子は、以下のティザームービーとゲームプレイ動画をご覧いただきたい。

すでにiOSとAndroid向けにリリースされているので、ぜひとも遊んでみてほしいイチオシのタイトルだ。

ちなみに、今後はPC向けにもリリースする予定とのこと。大画面でゲームパッドを使って遊ぶのも楽しいに違いない。

(C) 2018 YASUDA GAMES, Sho Yasuda