遊びやすくなった『Super Stickman Golf』シリーズ最新作!
『Super Stickman Golf 3』は、App Storeの「BEST OF 2013」にランクインした『Super Stickman Golf』シリーズの最新作。
5つの難易度が設定されたツアーの中から挑戦したいステージを選び、決められた規定打数(パー)でボールがカップに入ると次のステージがアンロックされるというのが、本作の基本的な流れとなっている。
ボールを打つ向きや力加減をメーターで調整する操作性は前作と変わらぬ出来栄えで、メインとなるシングルプレイを進めつつ手軽に楽しむことができる。
また、2人で遊ぶターン性バトルや4人でスコアを競い合うレースモードなども健在だ。
さらに本作からの新たな要素として、苦戦してしまうステージがあった場合でも、ツアーごとに好きなホールを選んで練習できる機能が追加されている。
そのため、シリーズを遊んでいないという方でも気軽にプレイできるように感じるはずだ。
ショットを打った後は、画面右側にあるゲージを左右にスライドさせることによってボールに回転を掛けることができる。こちらも新たに追加された要素の1つだが、過去作よりも格段にカップを狙いやすくなっている
シリーズごとに進化してきた人気シリーズの魅力
本作は「3」まで続いているシリーズものだが、実は過去作ではストレスになる仕様がかなり多かった。
ここでは、どのような進化を遂げて今のクオリティーに落ち着いたのかを、簡単に紹介しておこう。
第1作:ステージセレクトが難点
シリーズ第1作目となる『Super Stickman Golf』。
ボールの打つ方向、力加減を調整した後にショットする流れはここから受け継がれている。
この第1作ではステージクリア後に次へ進むボタンがなく、その都度セレクト画面まで戻らなければならなかったため、多くのユーザーが不満を感じていたはずだ。
第2作:ゴルファーの変更も可能に
基本的な遊び方は同じなものの、システム面で大きく進化した『Super Stickman Golf 2』。
このタイトルでは、ステージに挑戦する前にゴルファーの性別やボールの種類などを自由に決められるようになった。
また「3」に存在するターン制バトルや、4人でスコアを競い合うレースなどはここから登場したコンテンツなので、どのシリーズから遊べばいいのか悩んでいる人におすすめした作品でもある。
ちなみに、1作目で多くのユーザーが不満に感じていたステージクリア後の問題も改善されている
カードを集めることで変わるプレイスタイル
そして、シリーズファン待望の『Super Stickman Golf 3』では、ゴルファーの性別や見た目、トレイル、アップグレードなどを、集めたカードによって細かにカスタマイズすることが可能となっている。
カードの種類は全部で198種類。「バックス」というゲーム内通貨を消費することでカードパックを購入できる。
バックスはまれに各ステージ内に設置されており、ボールを打った際にぶつけることで集めることができる。
自分に合ったプレイスタイルを見つけるためにも、カップインといっしょに狙っていきたい。
また、レベル6になると新たなコンテンツとして「デイリーレース」がアンロックされるのだが、今回のプレイでは時間の都合上、確認することができなかった。
プレイヤーのレベルはシングルプレイや一定のバックスを支払うことでも上げられるのだが、経験値効率でいうとマルチプレイがおいしいので、詳細が気になる方はコツコツと対人戦をこなしてみよう。
家でも遊べるパズルちっくなゴルフゲーム
プレイしてみて最も衝撃を受けたのは、ゴルファーの性別やアップグレードなどをすべてカードによって行うという斬新なシステムである。
筆者は全シリーズ遊んでいるため、「2」から追加された部分は基本的に引き継いでいると思っていたのだが、いざプレイしてみると予想を遥かに超えた仕様になっていた。
さらに、前作まではボールを打つ方向を決めてパワー調整をした後は自動的にショットするような流れだったのだが、今作ではプレイヤーが打つまでのさらに細かい調整ができるようになっている。
そのため、シリーズを通しての全体的な難易度も緩くなっており、ゲーム自体があまり得意ではないというゴルフファンの方でも気軽に遊べるはずだ。
- 使用した端末機種:iPhone SE
- OSのバージョン:iOS 9.3
- プレイ時間:約5時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.1
- 課金総額:0円
(C) Noodlecake Studios