ポケモンGO【攻略】: ミニリュウの巣のウワサは本当!?不忍池を徹底調査!

以前は世田谷公園で大量発生していたミニリュウ。人気ポケモンなだけあり、次の巣の場所についてさまざまな情報が飛び交っている。そんな中、今回は東京の上野公園にある不忍池(しのばずいけ)周辺を調査してきた。

ミニリュウ大量ゲットなるか!?

ツイッターやインターネット上で「ポケモンGO ミニリュウの巣」と検索すれば、続々と出てくる不忍池の情報。

ミニリュウから最終進化であるカイリューまでに必要なアメの数は125個。だいたい40匹捕まえられればカイリューにできる計算だ

このポケモンの人気の理由は、その見た目のよさはもちろん「強さ」にある。カイリューは、現状捕まえられるポケモンのなかでは最強といわれており、ジムバトルでも見かけることの多いポケモンとなっている。

以前の世田谷公園調査では、約2時間で12匹ものミニリュウを捕獲できている。不忍池は世田谷公園なみのミニリュウの巣となっているのか注目だ。

上野駅から不忍池へ

夏休みの時期ということもあってか、調査当日(8月8日)は平日の昼間にもかかわらず、不忍池は人でごった返していた。

このあたりの地理には詳しくないので迷わないか不安だったが、ポケモンGOを起動しても駅の案内板をみても迷うことが難しいくらいだった。

上野駅に着き『ポケモンGO』を起動すると、近くにそれらしき場所が。その名のとおり池があり、ポケストップも異様に多くルアーモジュールが焚かれているこの場所こそ、不忍池だろう

公園口から見える案内標識にも、しっかりと不忍池の文字が。さきほどゲーム内で見つけた場所で間違いなさそうだ

駅から降りても、案内図がそこらじゅうに設置されている。今回は調査しなかったが、上野公園にもポケストップが多数あり、大量のポケモンが住み家にしているらしかった

今回のミニリュウの巣探しの詳細は、以下のようになっている。

  • 日時:2016年8月8日(月)11:00~13:00
  • 場所:不忍池周辺
  • 「おこう」は未使用

水分だけは事前に準備!

不忍池は上野公園内にあるというだけあって、休憩できるベンチや公衆トイレは多く設置されている。

木陰も多くあり、疲れたらいつでもひと息いれられる

しかし、不忍池付近には自動販売機など、水分補給できる場所は見当たらなかった。

公園から出れば、すぐにコンビニなどが見つかるので、不忍池に向かう際にあらかじめしっかりと用意しておこう。

出だしからの好スタート!?

不忍池に到着すると、大量のポケモンGOトレーナーたちでいっぱいだった。

この日は屋台も出ていたが、行き交う人の目はスマホに釘づけ。体感だと観光客と合わせても約7割以上がポケモンGOトレーナーのようだった

それもそのはず、この付近(上記写真は矢印の地点)はポケストップだらけで、そのすべてにルアーモジュールが焚かれていた。入口に近づくと、いつものみずポケモンたちが出迎えてくれた

屋台の方へと進んでいくと、目当てのポケモンの後ろ姿が!

ヤドンたちにかこまれながら、ミニリュウが出現。難なく捕獲も成功し、大量ゲットへの期待が高まった

しかし、これは奇跡的な発見だったらしく、この発見以降1時間以上ミニリュウを発見することはなかった……。

「近くにいるポケモン」には2度見つけ、近くを捜索するも遭遇することはできなかった

近くにいるポケモンからもわかるとおり、よく水辺で見るコイキング、コダック、ヤドンがとにかく多く、相手にしたくなくなるほどだった。

一気に5匹のコイキングに囲まれるという、喜んでいいのか困る場面も

今なら蓮の花が見どころ

不忍池は中央の「弁天堂」を中心に3つに分かれており、それぞれ「ボート池」「蓮池」「鵜(う)の池」と名付けられている。

特に夏に見どころとなるのが、蓮池を覆い隠すように浮かぶ「蓮」で、早朝から昼頃までとても綺麗なピンク色の花を咲かせた姿をみることができる。

透きとおって光っているようにもみえるピンク色には、思わず見とれてしまった。観光客の大半は、この蓮が目当てのようだった

弁天堂では開運厄除はもちろん、長寿や福徳・芸能と幅広いご利益が受けられる。

不忍池の中でも、ポケモンGOトレーナーが多く居座っているのがこの弁天堂。すでに苦情が寄せられてしまっているらしく、トレーナーに向けた張り紙を見かけた。境内でのマナーには、特に気を付けてほしい

ボート池は、カップルや家族連れでにぎわっていた。

スワンボートとサイクルボート、ローボートの3種類のボートを楽しめる。これに乗ってポケモンを探すのも面白そうだ

みんなで協力してミニリュウ探し!?

お昼どきになると、不忍池のトレーナー数は倍増と表現してもいいほどに増えてきた。

ちらほら「ミニリュウいないなぁ……。」という声も。やはり多くのトレーナーがミニリュウ目当てでこの場所を訪れているようだ

中高生や大学生は大人数で来ているらしく、一帯を協力して探しているようだった。次第に「こっちにいるぞ!」といった、叫び声も聞こえるようになってきた。

声がした方向に多くの人が足を向かわせる。中には走り出す人もいた

たどり着いた先には、ミニリュウではなく超激レアポケモンのオムスターが! 多くの人が押し寄せ、もはや通ることもままならない状態となっていた

このあとも周りの人の流れに身を任せることで、ミニリュウを始め、さまざまなポケモンに出会うことができた。

ボート池に浮かぶように出現したミニリュウ。とてもかわいらしい

検証結果:ミニリュウの巣ではなくコイキングの巣!?

周りのトレーナーの助けを得られるようになっても、ミニリュウが多く出現するようになったわけではなく、時間内に捕まえられたのは合計3匹にとどまった。

序盤の近くにいるポケモンでのみ発見できたミニリュウを合わせても、約2時間で見つけられたのは5匹。とてもじゃないがミニリュウの巣とはいい切れない結果となった。

逆に異常に多く捕まえられたのが「コイキング」。なんと時間内に捕まえたのは57匹にもなった。

だいたい2分に1匹は、捕まえていたことになる。たとえ、まだコイキングを一度も捕まえたことがないトレーナーでも、約4時間捕まえ続ければ「ギャラドス」に進化できる計算だ(未入手から進化までに必要なのはコイキング101匹)。

もう少しでギャラドス……だと思っていたアメの数はすごいことに。まだ1匹も博士に送っていない状態なので、まだまだアメの数は増える

不忍池を約2時間歩き続け、捕まえたポケモンは以下のとおりだ。

ポケモン捕獲数
コイキング57
コダック19
ヤドン6
ニョロモ4
ミニリュウ3
メノクラゲ2
ドククラゲ2
タッツー2
ヒトデマン2
サンド1
ゴルダック1
ニョロゾ1
クラブ1
オムスター1
カブト1

今回の調査から、不忍池は単にポケモン出現率の高い水辺スポットなのではないか、と考えられる。

ヤドン、コダックはCPが高く捕獲に苦戦したため、見逃して記録できなかった数もかなり多い

また、今回は昼間の調査となったので、夜間においてはミニリュウの巣となっている可能性はある。

ミニリュウの出現には期待しないにしろ、現状トレーナーの数は非常に多いので『ポケモンGO』ブームを肌で感じながらゲームを楽しみたいトレーナーにはおすすめのスポットと言える。

ポケモンの沸くスポットは池の周りのあちこちに配置されているようで、ある程度の体力は求められるかもしれない。初の駅伝のゴールとされていたこともあり、実に走りがいのある道となっている

レアなみずポケモンが出やすい!?

今回はタッチの差で見つけられなかったが、この日は「ギャラドス」が出現したという話が聞けた。

ほかにも捕まえられなかったポケモンも含めると、なかなか出現しないレアなみずポケモンに多く出会えた

もしかすると「ラプラス」のような、滅多にみることができないポケモンとも遭遇できるかもしれない。

とりあえずギャラドスへの進化狙いで、ほかのレアポケモンにも期待しつつ、観光と合わせてポケモン探ししてみてはいかがだろうか。

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