マッスルショット【攻略】: やり込まないと分からない、絆の大切さ

『マッスルショット』のキャラステータスには、攻撃力やHP、スピードなどのほかに「絆」というものがある。これはプレイ中に出現する絆BOXの頻度に関係しているのだが、意外と軽視しているユーザーも多い。そこで今回は、絆BOXと絆について詳しく掘り下げていこう。

そもそも絆BOXは重要なのか?

結論から述べると重要。なぜなら絆BOXの中には、プレイ中のステージで獲得可能な全アイテムのうち、どれか1個が入っているからだ(マネーは除く。また、ストーリーモードでは覚醒素材しか出現しない模様)。もちろんこれには、来襲や急襲で獲得できるボスキャラも含まれている。なんと猛襲もだ!

「35もスタミナを消費。超人玉でコンテニューまでしたのに、お目当てのボスが取れなかった」

こんなことが割とあるゲームだけに、獲得のチャンスが1回でも増えるのは見逃せない。トレーニングイベントであればなおさら、1個でも多くのキャラが欲しいところだろう。

画像からは判別しにくいが、このゴールドマンは絆BOXから出たもの

絆BOXの出る確率

公式には明言されていないが、絆=絆BOXの出現確率という認識で間違いないだろう。ちなみに出現判定は各プレイヤー1回。ソロプレイではリーダーキャラのみチェックされるが、協力バトルでは参加者全員分がチェックされる。
つまり協力バトルでは、合計4個も出現する可能性があるわけだ。実際に曜日イベントで検証したところ、下の画像のように絆BOXが3つも出現した。
イベントバトルで「高絆求む!」と叫ばれている理由も頷ける。

こちらが曜日イベントの検証結果。画像右側に表示されているのが、絆BOXから出現した中身。

絆の限界

絆には、キャラのランクごとに上限が設けられている。
☆1 10
☆2 20
☆3 40
☆4 70
☆5 90
☆6 99(MAX)
絆の上げ方は周知の通り、同じ超人同士を特訓でかけ合わせればOK。レベルMAXでも上がるし、覚醒後の超人に覚醒前のものをかけ合せても問題ない。

ただし別キャラ扱いの超人同士では上がらない。「だってオラは人間だから」

とは言え、各キャラに最初から備わっている絆は、ガチャから入手で1~3(出現確率アップ時は5の場合も)、ステージドロップで1と、非常に低い。30体、40体は当たり前。☆6に至っては100体近く必要という、果てしなく遠い道だ。
そこで次項では、集めやすいオススメ超人をステージとあわせて紹介する。
※以下画像は覚醒前。超人大全集のデータを使用。

これが私の提唱する真・友情パワーだ

カニベース 「第20回超人ワールドグランプリ 予選 第一次予選種目は…」

最弱超人と侮るなかれ。覚醒させて☆3にすれば、最大で絆40になるのだ。しかも初登場の上記ステージにて、かなりの高確率でドロップする。ステージ消費スタミナも7と超経済的。「早い(成長が)」「安い(スタミナコストが)」「うまい(報酬が)」と、まさに牛丼のような超人である。

「来襲に参加するほど強くない、でもトレーニングイベントで得したい」 そんな初心者は要チェックだ。

ザ・魔雲天 「泣く子も黙る超人山脈」

砂地ステージのうえ、雑魚悪魔がロウを撒くので動きにくいが、逆に言うと面倒なのはそれだけ。ザ・魔雲天自身がほとんど動かないため、来襲イベントの中では屈指の楽勝ステージだ。ただし甘く見過ぎて四隅に集まってしまうと、魔雲天ドロップの餌食に……。

ちなみに、プレイヤーキャラとしては見た目通り。HPこそ高いがスピードは期待できず、アビリティや必殺技もイマイチ。あくまで初心者でも狙える高絆超人と割り切ろう。

ゲッパーランド 「ジェネラル・フェイスの番人」

デッキ編成に「大魔王サタン支配 バッファローマン(通称:闇牛)」がいるなら迷わずオススメ。ラウンド1で意外なダメージを受けやすいが、そこさえ乗り切れば、あとはスカルボーズのカウンター程度しか怖いものがない。 ファイナルラウンドも、開幕で闇牛のデビルシャークを出せば、スカルボーズ殲滅&ゲッパーランドに大ダメージが確定する。

プレイヤーキャラとしてのゲッパーランドも、友情アタックが全方位放射型なので使いやすい。

ニューマシンガンズ テリーマン 「テキサス・ブロンコ」

プレイヤーキャラにした場合、攻撃は貫通型でアビリティはロウ無効、さらに必殺技は1キャラ固定のテキサス・クローバーホールドと、現状ほとんど使い道がないテリーマン。猛襲イベントで大活躍したガチャ専用版とは比べるべくもない。

しかし、集めやすさで言えばかなり優秀。こちらもステージの障害は、スカルボーズのカウンターだけなのだ。

暴れるのは興奮を抑えきれないニュージェロニモに任せて、タッグ技や絆BOX回収などのサポート役に回ろう。

イベント開催時間や消費コスト、ステージ難易度といった要素を加味すれば、前述の☆4(覚醒で☆5)超人が安牌だろう。しかし、どうせ集めるからには完ぺきを目指したいという方には、この2体がオススメだ。

四次元殺法コンビ ペンタゴン 「時空を操る超人」

激ムズの猛襲が登場したせいか、最近追加された急襲は、以前のものほど難しくない。

特にこのペンタゴンステージは、必殺技のストップ・ザ・タイム(範囲内にいるキャラを動けなくする)とやっかいな異次元ホールがある分、クリアターン数が多めに用意されている。さらに雑魚はすべて貫通型なので、ロープ際で異常なダメージを受ける心配もない。これの1000万パワーより、デストラクションやチヂミマンの500万パワーの方がよほど難しいぐらいだ。

プレイヤーキャラとしての性能は、ストップ・ザ・タイムが特殊すぎるため未知数。特定ボス撃破のキーパーソンになるかもしれないし、ただの大道芸で終わる可能性も否定できない。

はぐれ悪魔超人コンビ サンシャイン「呪いのローラー」

火山や有刺鉄線など、ペンタゴンステージよりは難しい。とは言え、マキビシだらけな旧サンシャインの「砂地獄の番人」と比べれば、はるかに簡単である。

プレイヤーキャラとした場合も、☆6覚醒可能超人らしい安定した性能を持っている。何より現時点最強と噂されるタッグ技「サンシャインマグナム」の使い手であるため、是が非でも手に入れたいところ。

強さと絆の両立は難しい

以上で絆の重要性はご理解いただけたと思う。しかし同時に、絆を上げやすい(=ステージクリアしやすい)超人に強キャラが少ないことにもお気付きだろう。うまくバランス調整されたもので、強キャラであるほどステージギミックも厳しく、クリアが困難になっているのだ。さらに1000万パワーステージは、スタミナ消費量も50と高い。

リアル運、スタミナ、時間のやりくり(イベントは開催時間が限られているため)、プレイヤースキル、デッキの強さ、そして何より根気と、とにかく要求されるものが多い絆上げ。これを☆6覚醒の強キャラでやることが、宝箱1個に見合う手間かと問われれば、さすがに考えてしまう(もちろんそこが本作のやり込み要素でもあるわけだが)。
本作を1日中プレイしていられる環境にない方は、比較的集めやすい☆4(覚醒で☆5)超人で高絆キャラを作り、トレーニング専用と攻略専用という2種類のデッキを使い分ける方がいいだろう。

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