だれでも気軽に参加できる世界バトル!
今回行われたGWCは、ゲーム内の「ゲート」からイベントモードをタップすれば、本作を楽しんでいる誰もが気軽に挑戦できる世界大会だ。
ルールは「ベストポイントマッチ」で行われ、開催期間中の自身のベストポイントのトップ3を足した合計値で競うルールとなっている。
期間内であれば、より高いポイントを目指して何度でも挑戦し、獲得ポイントを更新することが可能
また最終順位に応じた報酬も用意されており、上位入賞できればゲーム内仮想通貨(GP)や限定SA(スペシャルアート)ユニットなどが手に入る。
順位 | 報酬 |
---|---|
1位 | 限定SA「勇者クリスハルト」 二つ名「GWC GOD」 30,000GP |
2位 | 二つ名「GWC 2位」 20,000GP |
3位 | 二つ名「GWC 3位」 10,000GP |
4-10位 | 1,000GP |
11-100位 | 100GP |
参加賞 | アークベリー 10個 |
対戦の舞台となるのは、大会専用マップ「頂きへの戦い ソレイユ神殿」。
普段のように対戦ごとにマップが切り替わることはなく、毎回このマップで赤青の2つのチームに分かれて、バトルポイントを稼ぎ合うことになる。
ソレイユ神殿は、基本的に一本道のシンプルな構造となっている
マップ内には分かれ道がほとんどないため、対戦が開始するとすぐに多人数対多人数の交戦が勃発する。
開始から30秒ほどで、この入り乱れ具合である。この段階ではどちらの部隊も整っていないので、個々がいかに立ち回るかが占領できるかどうかの分かれ目となる
油断すると一瞬でやられてしまうほどの戦いが、常に繰り広げられているといった様相だ。
どれだけ部隊が整っていようとも、集中攻撃されるとたちまち全滅する危険がある。狭いマップながら味方との連携も重要だ
個々の力と数の連携の両方が試される、まさに本作初の「頂点」を決めるにふさわしいマップだ。
3つの部隊を使ってチャレンジ!
この大会に挑むにあたり、最終的に3つの部隊を使用することになった。簡単にではあるが、それぞれの部隊の編成ユニットと使い方を紹介していこう。
ブラットのスキルで無双状態!? ゴブリンデッキ
大会開始直後は、普段も安定してスコアを稼げていた「ゴブリン部隊」で様子見を含めて挑むことにした。
ゴブリン族に強い効果を与える支援スキルをもつ「ゴブリン王ブラッド」を中心に、ゴブリン族でのみ構成された部隊
ユニット名 | 編成数(体) |
---|---|
☆ゴブリン王ブラッド | 2 |
戦車ロンーゴ | 2 |
戦車の父ゴブレー | 2 |
キュウリ戦車 | 1 |
ボロ荷車のババ | 2 |
戦車ガタゴタ | 2 |
剣兵ゴブシャーク | 1 |
下級兵ゴブニル | 3 |
※「☆」は、いちばん左に編成した、スタート時に必ず部隊入るユニットを示す
基本的には、スタート時に引けたゴブニルやゴブシャークといった低コストユニットを即座に召喚し、マナストーンを占拠。
8マナがたまるまでは後方でやられないように立ち回り、たまり次第ブラッドを召喚する。
召喚後は、ブラッドの支援スキルで味方を援護しつつ、自部隊を大幅に強化して「ラストキル」を狙い、最前線で戦うというプレイスタイルだ。
ブラッドの支援スキルは効果範囲が非常に広く、密集しやすい今回のマップではほとんどの仲間を巻き込むことができた
使い慣れていることもあってか、結果的にはこの部隊で3つのベストポイントを総なめするという結果になった。
固まった敵部隊に大ダメージ! ストライク部隊
次に編成したのが、混戦となりやすいソレイユ神殿では大活躍できると考えて選出した「ストライク部隊」だ。
たまったスキルを一気に使用して、ラストキル量産を狙った編成。防御がもろいので立ち回りが非常に重要となる
ユニット名 | 編成数(体) |
---|---|
☆ワイアーム | 1 |
針山のニードラ | 2 |
宮廷魔術師モドレア | 2 |
副官シルビア | 2 |
魔法師ゼス | 2 |
毒吐きのキュキュ | 2 |
速射のチェルシー | 2 |
癇癪のハウリン | 2 |
敵に通常攻撃を加えられないよう、エリアの外からスキル攻撃で一掃を狙うプレイスタイル。全体的にコストが高く耐久面に不安が残るが、スキルでのダメージは被弾しない前提で戦うので問題ない。
常に最前線から一歩引いた位置を保ち、終始攻めに徹する。
ニードラやシルビア、ゼスなどの範囲全体スキルを同時発動して、一気に複数部隊を全滅できたときの爽快感は、この部隊でしか味わえないものだ
こちらは立ち回りが悪かったのか、あまり振るわず終いだった。
さまざまなバトルポイントを狙える便利屋! アシスト部隊
最後の部隊となるのは、リリース時からずっと使用し続けて改良を重ねてきた「アシスト部隊」。
序盤から作成しやすく、スキルが非常に強力な「竜騎士キリーク」を中心とした支援特化の部隊だ
ユニット名 | 編成数(体) |
---|---|
☆竜騎士キリーク | 2 |
コッペン伝令官 | 2 |
舞姫ライコネ | 2 |
歌姫ポックラーク | 2 |
救護隊のメイト | 2 |
ナスの騎獣 | 1 |
智将ボレロ | 2 |
軍曹オットー | 2 |
占拠と支援によるバトルポイントをメインに、キリークやハーゼン族のスキルでラストキルまで狙う欲張りなプレイスタイル。
エースとなるキリークがポテンシャル「前衛」を持つため、やられやすいのが欠点。「かばう」を持つ智将ボレロでうまく守りながら戦えるのがベストとなる。
ボレロ以外のハーゼン族は前衛を持つため、メイトやライコネといった支援ユニットは非常にやられにくい
大会開始直後は誰もがマップに慣れていないためか、ゴブリン部隊で130ポイント越えを安定してたたき出せたが、その後は失速。
最終日には何度やっても100ポイント以上が取れず、上位サクセサーとの腕前の差を見せつけられる結果となった。
最終合計スコアは994。最高ランクのSには届かず、大会終了となってしまった
トップランカーの部隊を調査!
本大会の上位に名を連ねるサクセサーの部隊は、残念ながら見ることができなかった。
しかし、最終日に何度もリザルトで上位に食い込んでいる部隊を調査することには成功。
マップレイアウトの関係上、どのタイプのユニットも活躍しやすいからか、3タイプそれぞれをメインにした部隊が活躍していた。
それでは、最終日に出会った部隊をタイプごとに紹介していこう。
タンク部隊
初回補充に、召喚までに時間のかかるコスト10の「先陣のアークライト」を起用した、思い切った部隊だ
ユニット名 | 編成数(体) |
---|---|
☆先陣のアークライト | 1 |
剣技のイアン | 2 |
赤ずきんのメイ | 2 |
復讐者オートスロート | 2 |
勇者クリスハルト | 1 |
苗木のプーシャ | 2 |
軽騎兵のテリトムート | 2 |
月光のハット | 1 |
大斧のドーン | 2 |
大会前日に実装された新ユニット「赤ずきんのメイ」を取り入れた部隊編成。アークライト以外の全ユニットが攻撃系スキルを持つ、超攻撃型の部隊だ。
平均コストが7.2と非常に高いが、アークライトで強化しつつ連発できるスキルが非常に強力。対戦後半でのポイント稼ぎを狙った部隊といえるだろう。
メイは、テリトムートと似たようなステータスを持ちながら、範囲全体スキルで獣人族への大きなダメージを狙える強力ユニットだ
アシスト部隊
平均コストは5.2。コストの低いユニットから高いユニットまで、かなりバランスよく組まれた部隊だ
ユニット名 | 編成数(体) |
---|---|
☆竜騎士キリーク | 2 |
女神官リネット | 1 |
舞姫ライコネ | 2 |
歌姫ポックラーク | 1 |
看護の母ナタリア | 1 |
救護隊のメイト | 1 |
智将ボレロ | 2 |
軍曹オットー | 2 |
コッペン伝令官 | 1 |
斥候のトレン | 1 |
女盗賊ベロニカ | 1 |
低コストまでしっかりと編成されており、リネットやベロニカといった攻撃やスキルを防御・回避できるユニットを起用しているのが特徴だ。
これらのスキルとキリークのスキルを併用すれば、より安全に敵部隊の壊滅を狙えるだろう。
アタックスキルの乏しいアシスト部隊で攻撃する場合、必然的に通常攻撃の応酬となりやすい。そんなときに有効なのがベロニカのスキルだ
ストライク部隊
まんべんなくユニット成長がしっかりと配慮されている、タイプの特徴であるスキルを最大限に生かせる部隊に思える
ユニット名 | 編成数(体) |
---|---|
☆針山のニードラ | 2 |
毒吐きのキュキュ | 2 |
氷雪のフロート | 2 |
魔法師ゼス | 2 |
ワイアーム | 2 |
速射のチェルシー | 1 |
魔法使いフィリップ | 2 |
副官シルビア | 1 |
宮廷魔術師モドレア | 1 |
ストライクタイプユニットの多くが、スキルゲージにかかわるポテンシャルをユニット成長によって得られるので、成長の有無で使いやすさが大きく変わってくる。
さらに、コストが高いうえにやられやすいユニットがそろっているため、サクセサー自身のプレイング能力も求められる。プレイに自信があるサクセサーのみが扱える部隊といえるだろう。
混沌の支配者で作成可能になるコスト10の「魔法使いフィリップ」。このユニットのスキルは、使うたびに効果が変化するという面白いものになっている
今後の大会にも期待
初日の段階では「世界ランク1ケタも夢じゃない!」と思っていたが、最終日のラストバトル時の順位は86位という結果に。
大会のルールの仕様上、スマホゲーにありがちな「2時間半に1回は起動!」「石を割って高速周回!」といったイベントとは違い、時間にとらわれることなくマイペースに楽しめるのが非常にうれしかった。
今回が初開催となったGWCだが、今後の開催もじゅうぶんに期待できる。
本大会は振るわなかったという筆者のようなサクセサーの皆さんも、次回こそは「GOD」の二つ名を目指し、日々マルチプレイで腕と部隊を磨いておこう。
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