メガネ型VRでディフェンスゲームをプレイ! VRを持ち運ぶ時代へ
Dlodlo V1は、今年の4月に発表され、9月にベルリンで行われたIFAにも出展されたメガネ型VRデバイスで、日本ではTGS2016が初出展となる。
わずか88gでVR体験ができるのが最大の特徴で、HTC VIVEやOculus RiftのようなハイエンドVRヘッドセットにはない手軽さが魅力だ。
TGSでは、PCと接続するディフェンスゲームと合わせてプレイアブル出展。中国のデベロッパーに依頼して作ったデモ用のゲームということで、シンプルな作りとなっている。
日本では2017年に販売予定
本機は今後、12月に中国で量産を開始、2017年明け1~3月あたりを目途に日本での販売を検討しているとのこと。
ピント調整などの改善を加えて製品化を目指しているようだ。
「Dlodlo V1」スペック
重量 | 88g |
サイズ | 154×59×16mm |
視野角 | 105度 |
解像度 | 2K+(2400×1200) |
瞳孔間距離調整 | 自動調整 |
ピント | 700度以下の近視をサポート |
今回はPCと接続して体験する展示となっていたが、今後2~3年以内にCPUやGPUを搭載し無線接続が可能な携帯型端末を開発することを計画している。
端末とDlodlo V1を合わせて持ち歩くことで、高品質なVRコンテンツを持ち歩くことが可能になりそうだ。
今回、ヘッドフォンが用意されておらず、サウンドを楽しむことができなかったが、開発する端末にはイヤホンジャックを搭載する。
欠点としては、使用中にメガネがずり落ちてくること。こちらは来場者からも多く寄せられているフィードバックということで、改善を予定しているとのことだ。
なお、Dlodloは、他にもPCやスマホを必要としない一体型VRヘッドセットなどのデバイスを開発している。
ブースには、体験はできないものの、V1を含め計4つのデバイスの実物が展示してある。
東京ゲームショウ2016 一般公開日概要
- 日程:一般公開:9月17日(土)、18日(日) 10:00~17:00
- 会場:幕張メッセ
- 主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)
- 共催:日経BP社
- 特別協力:ドワンゴ
- 入場料:一般公開:前売1,000円/当日1,200円(税込)
※小学生以下は入場料無料
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(C)2015 Shenzhen Dlodlo Technologies Co. , Ltd.