ケーシィを32匹集めて一気にフーディンへ!
ケーシィは『ポケットモンスター 赤・緑』から登場した、戦闘離脱わざである「テレポート」で逃げられやすい捕まえにくいポケモンとして、トレーナーの間で話題となったポケモンだ。
本家では「ユンゲラー」に進化した後、通信交換すると「フーディン」に進化するという変わった進化方法となっていたが、ポケモンGOでは他のポケモンと同じく、アメを集めて進化させることができる。
超能力に必要なエネルギーを蓄えるため、毎日18時間を眠って過ごしているのだそうだ
最終進化までに必要なアメは125個。未入手からだと博士に送るぶんを含めても、合計32匹のケーシィを集める必要がある。
今回はそんなケーシィが捕まえやすいとウワサされる東京都港区の芝公園に急行。何匹のケーシィを捕まえられるかを調査した。
以前の調査結果を上回れるかにも注目だ。
筆者はすでにユンゲラーを入手済み。あと49個(約17匹ぶん)のアメで進化できるところから調査スタートだ
芝公園で検証開始
目的地となる芝公園は、山手線の浜松町駅から徒歩約10分ほどの場所にある。
「北口」改札から降りて、左手に向かおう。
信号の先に見える「世界の願い交通安全」の石碑と、遠めからも存在感を放つ東京タワーが目印だ。あとはまっすぐに歩いていくだけなので、迷う心配はない
増上寺の大門が見えてきたら、もうすぐ芝公園だ。ポケモンGOを起動すると、行く先には広大な深緑色のエリアが広がっていることがわかる
今回の検証条件は、以下のようになっている。
- 日時:2016年10月4日(火) 11:00~13:00
- 場所:芝公園
- 「おこう」は未使用
- 「Pokémon GO Plus」(以下、ポケモンGOプラス)を使用
- 相棒ポケモンにユンゲラー(ケーシィの進化形)を選択
目ぼしいポケモンの捕獲以外をポケモンGOプラスに任せ、少しでもアメを稼ぐために相棒ポケモンにはユンゲラーをセットして調査し始める。
地図ではわかりづらいが、間違いなく過去最大級の広さを誇る公園だ。調査のしやすさを考慮し、枠外に点在する部分については調査を行わなかった
出だしから好調のケーシィラッシュ
なんと調査開始から3分で、目当てのケーシィと遭遇!その後も立て続けにゲットが続き、あっという間に3匹のケーシィを捕まえることに成功する。
眠っているとは思えないほど機敏に動くケーシィに戸惑いながらも、逃がすことなくゲット!
3匹を捕まえ終えても、「かくれているポケモン」にはケーシィの姿が残っていた。かなりの成果を上げられる予感がする。
テレポートするかのごとく点在して出現!?
かくれているポケモンには常に表示されているケーシィだが、思った以上に出会うことが難しい。
それもそのはず、公園内には大きな「増上寺」や今は休業中の「東京プリンスタワー」に「ザ・プリンスパークタワー東京」と建物がひしめき合っており、思った以上に自由に調査しづらいのだ
ざっと外周を回るだけでも、およそ30分を費やすことがわかった。
さらに、ケーシィは園内のどこでも見かけることができ、他の公園のような「出現箇所の偏り」がないように思えた。
調査範囲の最北端と最南端でケーシィを発見。的を絞れないままこの範囲を取りこぼすことなく調査することは、至難の業だ
芝公園のおすすめ探索スポットはココ!
序盤こそ苦戦したものの、ケーシィが出現しやすいスポットを絞り込むことができたので紹介しよう。
実際に向かう際に参考にしてもらえれば幸いだ。
東京プリンスホテル
改修工事中の東京プリンスホテルでは、定期的に2匹のケーシィが出現しているようだった。
特にプリンスホテルの目の前と、入口付近は出現率が高い。ポケモンGO上の途切れた1本道が目印だ
増上寺 黒門
広く的の絞りにくい増上寺の境内でも、最もコンスタントにケーシィが現れる場所。
黒門は車両の出入り口となっていることもあり、観光客が少ないのもポイントだ。乗り入れてくる車のじゃまにならないよう、気をつけながらケーシィを探そう。
とりわけケーシィが頻繁に現れるのが、入って左手にあるポケストップ付近である。かくれているポケモンにケーシィがいたら優先して訪れよう
さらにこの2つのスポットは、かなり短時間で往復できる距離となっている。
ケーシィの姿を確認したらまずこの2ヵ所を回るようにし、それでも見当たらない場合はほかの場所を当たるようにすれば、効率的に探索できる。
ちょうど2つのスポットを隔てる道路の中心に、横断歩道がある。ここを使えば、ものの数分で2ヵ所を行き来することが可能だ。この道路は、東京タワーが綺麗に見える場所でもあるので、ぜひ行ってみてほしい
冒険の合間に訪れたい癒しスポット
芝公園は同じ園内とは思えないほど、場所によって違った雰囲気を味わえる場所がいくつもある。
ホッとひと息つける池や、山登りを彷彿させる急な階段の先にある丘など、東京では味わえない自然に溢れているスポットを発見できた
もちろんこれらの場所にもケーシィが出ることもあり、おすすめスポットといっしょに回りたい場所となっている。
芝公園の名にふさわしい草原が広がっているのは「港区芝公園」。ベンチも多く設置されており、休憩場所にも最適だ
2時間で17匹のケーシィをゲット!
ちょうど2時間の調査で、18匹のケーシィと遭遇。1匹には逃げられてしまったものの、17匹ものケーシィをゲットできた。
17匹の捕獲で入手できるアメの数は51個。それに相棒ポケモンからもらったアメを合わせて、53個のアメを入手できた
博士に送って得られるアメも合わせると、合計70個分のケーシィと距離を稼げたことになる。
2時間で歩いた距離はちょうど7km(アメ2個ぶん)。捕獲分と比べると微々たるものだが、距離によってもアメが得られるようになったのはうれしいことだ
しかし、それでも数匹には出会うこともできず、見逃してしまうことになった。芝公園の巣としてのポテンシャルは、過去最高といっても間違いないだろう。
検証結果:4時間あれば最終進化も視野に!
約2時間の調査で、捕まえたポケモンは以下のとおりだ。
ポケモン | 捕獲数 |
---|---|
ケーシィ | 17 |
コラッタ | 9 |
ポッポ | 8 |
ピッピ | 2 |
キャタピー | 1 |
ビードル | 1 |
ニドラン♀ | 1 |
プリン | 1 |
ズバット | 1 |
パラス | 1 |
コンパン | 1 |
マダツボミ | 1 |
ヒトデマン | 1 |
ストライク | 1 |
イーブイ | 1 |
安定して捕獲できるスポットはあるものの、それでカバーしきれないほどケーシィは出現しているので、いかに取りこぼしなく捕まえられるかで捕獲数は上下するだろう。
捕獲率を上げるのに有効なのが「人だかり」。午前中こそ使えなかったものの、昼過ぎには人も増えて、より効率よく調査できた。休日行けばもっと捕まえやすそうだ
ケーシィ以外にはあまり目を惹くポケモンがいないが、ケーシィの出現率は最大級。このチャンスを見逃さず、最終進化しておこう。
筆者も無事に進化完了!念願の「サイコキネシス」は覚えられなかったが、ジムに設置して自慢してみようと思う
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