ケーシィを32匹集めて一気にフーディンへ!
『ポケットモンスター』シリーズでは、ある意味いちばん捕まえにくいケーシィ。戦闘離脱わざの「テレポート」しか覚えないので、眠らせたりしないとすぐに逃げてしまう非常にめんどくさいポケモンだ。
そんなケーシィだが、進化前なのに「とくこう」と「すばやさ」のステータスがずば抜けて高いことはあまり知られていない。まぁ、テレポートしか使えないわけだが。
シリーズをとおして出現率が低いケーシィは、ポケモンGOでもあまり見かけることがない珍しいポケモンとして登場している。
ケーシィからユンゲラー、ユンゲラーからフーディンへ進化するには、「ケーシィのアメ」が合計で125個必要になるので、博士に送る分を合わせると32匹のケーシィを捕まえなければならない。
今回は、東京都新宿区にある「鶴巻南公園」でケーシィが大量発生しているとのウワサを聞きつけ、フーディンに進化させるべく現地に行って検証してきた。
鶴巻南公園で検証開始
検証場所となる鶴巻南公園は、東京メトロ東西線の早稲田駅から徒歩3分ほどのところにある。
ホームの両端に出口があるので、1番出口(鶴巻図書館方面)から出るようにしよう。反対側から出ると目的地まで遠くなってしまう。
静かな場所にある、まさに地元の公園といったイメージだが、思ったよりも訪れる人は多い。仕事の休憩時間などに喫煙所としても利用されているようだ。
今回の検証の条件は以下のようになっている。
- 日時:2016年8月29日11:00~13:00
- 場所:鶴巻南公園
- 「おこう」未使用
いわゆるポケモンの巣として知られる公園は、けっこう広い場所が多かったのだが、鶴巻南公園はとにかく狭い!
ほとんど歩くことなく公園全体をサーチできるので、のんびり探索したいプレイヤーにはおすすめのスポットだ。
公園内はサファリパーク状態!?
事前に調べた情報から、敷地面積がかなり狭いことは知っていたのだが、着いてみてびっくり! ポケモンが大変なことになっている。
さっそく2匹のケーシィを発見! 幸先のいいスタートか!?
よく見てみると、到着した時点で公園内に2匹もケーシィが出現していた。これは前回のカブト探索と同じくらい当たりを引いたのではないかと、期待が膨らんでいく。
続いてもう1匹のほうも捕まえよう! そう思ってマップを見てみると、ケーシィの姿が消えていた……。どうやら、ちょうど出現時間が終了して、いなくなってしまったようだ。
これを引き金にケーシィの姿が公園内から消えていく
なんともアンラッキーなタイミングで始まった今回の探索だが、ここからさらに状況が悪化していく。
「ケーシィがまったく出ない!」
1時間ほど公園を練り歩くも(正確にはほとんど移動していないが)、肝心のケーシィを見かけることなく、時間だけがむだに過ぎていく。
鶴巻南公園は、近くに水場などは存在しないのだが、なぜか川の周りなどで見かけるポケモンが大量発生していた。
狭さゆえの弱点:次のポケモンがなかなか出現しない!
狭い公園で非常に探索はスムーズなのだが、短時間でポケモンをすべて捕まえられるため、次のポケモンが出現するまでにかなり空き時間ができてしまう。
探索スタートから90分後、3匹目のケーシィ発見!
傘を差しながら探索を続けていると、ようやくケーシィの姿を見つけることができた。探索スタートから約90分後と、かなり長い時間がかかってしまった。
帰ろうとしたらまさかのケーシィラッシュ!
2匹しか捕まえられないまま2時間が過ぎ、まさに帰ろうとした瞬間にケーシィが出現! 慌てて探しに行くと、本日4匹目のケーシィが!
なんと、逃がしてしまった。CPが低かったので油断してモンスターボールを投げたら、1発で逃走してしまうことに。
……また逃がしてしまった。スーパーボールなのに捕まらず、なぜか1発で逃走するケーシィに、筆者は初代ポケモンのテレポートを思い出さずにはいられなかった。
結局2時間で捕まえられたケーシィの数は2匹
若干の期待をしながらスタートした今回の検証だが、終わってみれば捕獲数は2匹と、圧倒的惨敗という結果になった。
発見した数は5匹なので、ほかの場所と比べるとケーシィの出現率が高いのは間違いない。
敷地面積が狭いという条件はあるが、鶴巻南公園はケーシィの巣といえるだろう。
検証結果:16時間あれば進化可能!?
約2時間にわたる検証の結果、集まったポケモンは以下のようになっている。
ポケモン | 捕獲数 |
---|---|
ケーシィ | 2(出現数は5匹) |
コイキング | 21 |
コダック | 10 |
ヤドン | 6 |
ビードル | 4 |
キャタピー | 3 |
ヒトデマン | 3 |
ゼニガメ | 2 |
ニドラン♀ | 2 |
ニョロモ | 2 |
クラブ | 2 |
フシギダネ | 1 |
コラッタ | 1 |
ポッポ | 1 |
トランセル | 1 |
タッツー | 1 |
マダツボミ | 1 |
タマタマ | 1 |
モンジャラ | 1 |
トサキント | 1 |
ストライク | 1 |
カイロス | 1 |
ミニリュウ | 1 |
上位はよく見かけるみずポケモンで占められたものの、捕まえられたポケモンの種類は意外と多かった。
肝心のケーシィは、今回の探索では発見した5匹中2匹しか捕まえられなかったので、なんともいえないところではある。
逃がした分を合わせて、だいたい1時間で2匹捕まえられると考えると、フーディンへ進化するのに必要なケーシィは16時間くらいあれば集まるはずだ。
まったりするにはいい環境だが、がっつりポケモン探しをするにはあまり向いていないといった印象の鶴巻南公園。
もし、ケーシィ探しに行くなら、ちょっとした時間を埋められるアイテムをもっていくことをおすすめする。
(c)2016 Niantic, Inc.
(c)2016 Pokémon.
(c)1995-2016 Nintendo / Creatures Inc./ GameFreak, Inc.