フィールドを徐々に開放していくコマンドバトルRPG
『魔女の泉2』は、人間による魔女狩りを恐れて怯える日々を送る神族「ルナ」が、さまざまな冒険を通じて少しずつ成長していく物語を描いたタイトルだ。
前作と全体的な雰囲気は共通だが、あくまで今作の主人公・ルナの視点で描かれたお話なので、新規のプレイヤーも違和感なく楽しめるだろう。
フィールドを徐々に開放していこう
広大なフィールドを、徐々に開放していく楽しさが本作の魅力。
ちょっとした謎解きギミックや、最初は行けなかった場所に行けるようになったり、倒せなかった敵を倒せるようになったりするといったRPGらしい達成感を味わうことができる。
時間経過によって変化するフィールド
本作には時間の概念があり、エリア移動することで時が経過していく。
同じエリアでも、昼と夜で出現する敵が変わることがあるので、訪れる時間を変えると新たな発見があるかもしれない。
魔法陣を組み合わせて魔法を強化
魔法は、3つある「スロット」に魔法陣をセットすることで使用可能になる。
スロットには種類があり、セットする場所でダメージ量やマナの消費量が変わる。
よく使う魔法、あまり使わない魔法など、使用頻度に応じてセットすることで、効率的なバトルをすることができる。
3種のスロット
- 注力スロット:セットした魔法のダメージ量を増やせる
- 補助スロット:セットした魔法のマナ消費量を減らせる
- 一般スロット:ダメージ量、マナ消費量ともに注力と補助の中間くらいになる
またスロットにセットした魔法陣は、複数のものを組み合わせることができる。
最終的には威力を上げ、消費マナを節約することにつながるので、新たな魔法陣を入手したら忘れずにセットしておこう。
魔法陣の種類
- 中央魔法陣:魔法の種類や属性、基本威力を決定する
- 増幅の魔法陣:消費マナは増えるが、威力がアップする
- 精神集中の魔法陣:消費マナを減少させることができる
強化したいステータスを伸ばせる「修練」
レベルの概念がない本作で、最も簡単にルナのステータスを上げる手段が「修練」だ。
修練の種類はバラエティーに富んでおり、上がるステータスもすみ分けされている。
鍛えたいところをプレイヤーの任意で強化することが可能だ。
主な修練
- 屋根瞑想:体力20%を消費して、魔力1、最大マナ3アップ
- 魔法練習:体力40%を消費して、魔力1、最大マナ1%アップ
- 滝瞑想:体力50%を消費して、魔力1、最大マナ5%アップ
- プッシュアップ:体力20%を消費して、力2アップ
- 木叩き:体力40%を消費して、素早さ1、力1、体力2アップ
- 岩叩き:体力40%を消費して、力2、防御力1アップ
- 水泳:体力40%を消費して、最大体力3%アップ
モンスターをペットにしてみよう
特定のモンスターは、倒すとペットとして一緒に行動することができる。
戦闘をサポートしてくれるほか、乗り物として新たなエリアにいくためのカギになったりもする。欠かせない旅のお供だ。
ルナよ幸せになってくれ!
魔女と揶揄され、元は交流のあった人間たちに冷たくされるルナ。本人が明るいキャラクターだけに非常に健気に感じる。
3時間ほどのプレイだが、その物語や世界観にすっかり引き込まれてしまった。とにかくルナを応援したくなるのである。
真新しい要素はそれほどないが、コマンドバトルや素材集め、フィールドが徐々に開放されていくところなどは、RPG好きにはたまらないものが詰め込まれているといえる。
物語を楽しみたいRPG好きの方におすすめの作品だ。
- 使用した端末機種:iPhone 6s
- OSのバージョン:iOS 9.0.1
- プレイ時間:約3時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.27
- 課金総額:0円
(c) Kiwiwalks