ネタゲーかと思いきや本気のタワーディフェンスだった!
NHN ハンゲームの新作タワーディフェンスゲーム『ぱちくりぼうえいぐん』。
宇宙からやってきた侵略者から地球を防衛するというストーリーの本作だが、かなりクセのあるアメコミ風のキャラクターが多数登場し、何ともいえない異様なオーラを放っている。
正式リリースに先駆けて事前にプレイする機会をいただいたので、気になるゲームの内容をいち早くお伝えしていこう。
ちなみに「ぱちくり」の意味を辞書で調べると、「びっくりして大きくまばたきするさま」だそうだ。なるほど納得!
アクション要素が多いタワーディフェンスバトル
バトルシステムは、ぱちくりすることのない、しっかりとしたタワーディフェンス。
コストを使ってユニットを召喚して戦い、先に相手の拠点を破壊したほうの勝利というオーソドックスなルールだ。
ユニットのタイプは、以下の6種類。
- バランス型:攻守のバランスが取れている
- アタック型:攻撃力が高い
- 範囲型:一度の攻撃で複数の敵に攻撃できる
- スピード型:移動速度が速い
- ディフェンス型:体力があり、壁となり活躍する
- フラッグ型:ステージに配置してあるタワーを占領できる
これらのユニットは、ステージのクリア報酬でたくさんもらえるため、序盤から数多くのユニットを使うことができる。
また、レアユニットを入手できるガチャの演出もかなり凝っているのが印象的だ。
後ほどあらためて紹介するが、フラッグ型というユニットの使い方が、本作のバトルに勝つためのカギになっている。
よくあるタワーディフェンスゲームに比べて、プレイヤーが戦略的に操作をする場面がとても多く、プレイヤーはユニットの召喚以外に以下のようなことができる。
その1:特殊ユニット「ヒーロー」の移動
召喚ユニットとは別に、バトルに1体だけ参加する「ヒーロー」という特殊ユニットがいる。
このヒーローは、画面の左右をタップすることで、プレイヤー自身が操作をすることができる。
ヒーローがいるのはプレイヤー側だけとお得だが、このヒーローがやられるとゲームオーバー。
優勢からの逆転負けもあるので、ヒーローの動かし方はとても重要だ。
その2:中央にある「タワー」の奪取
自分と敵の拠点のちょうど中間くらいの位置にある「タワー」。先に占拠した方の味方になってくれ、攻撃範囲にやってきた敵を自動的に攻撃してくれる。
占拠できるのは、「フラッグ型」と呼ばれる特殊ユニットのみなので、いち早く送り込んで敵より先にタワーを手に入れよう。
フラッグ型ユニットの特徴
攻撃はできない、移動は遅い、コストも高いと、逆の意味で3拍子そろっている。
この使いにくいユニットをどうやってタワーまで運ぶか、これが『ぱちくりぼうえいぐん』攻略の重要なポイントだ。
その3:拠点からできる「アタック」はタイミングも重要
自分の拠点となるベースから援護射撃をする「アタック」は、単体攻撃と範囲攻撃、2種類の攻撃を使い分けられる。
まとめてダメージを与える範囲攻撃の方が強そうなイメージだが、単体攻撃でも敵を吹き飛ばして足止めできるためこちらも強い。
注意したいのは、ゲージが満タンになると範囲攻撃でゲージをすべて消費するしかなくなるということ。
ちょんちょんとタップして連続で発射すると、敵の動きをかなり妨害できるので、あえてゲージを満タンにしないで戦うテクニックも重要になりそうだ。
ランキング戦や対人戦などのコンテンツも充実
約100種類のステージを順番に攻略していくメインモードに加えて、全プレイヤーがランキングを競うモードや、対人戦などのコンテンツも確認できた。
残念ながら今回はストーリーしかプレイできなかったが、ゲームのボリュームはかなり多そうなので、ステージオールクリア後も長く遊べるのではないだろうか。
クセの強さが病みつきになりそう
クセの強さがウリともいえる本作は、確かにクセが強かった。
「これをかわいいキャラクターで遊びたかった!」という、気持ちがゼロというわけではないが、何ともいえない中毒性を感じるのも確かだ。
やり込み要素でいうと、ユニット同士の合成していくことで、レアガチャなしでも最高レアリティーのユニットを入手できる機能があるのもうれしいところ。
強化は少し大変なので時間は掛かるものの、経験値ユニットを獲得できる「曜日ダンジョン」もあるのでやり込みやすい。
余談だが、主人公の「ヒーローU.B.」は、最高レアリティー星6のユニットとして登場する。
主人公なのに、使えるのはガチャから引いたラッキーな人か、とにかく合成をがんばった人に限られるとは、思ったよりもハードルが高い!
※画像はすべて開発中のもの
(C) NHN hangame Corp.
(C) RAW HAND CORP.