棒人間たちが動きまくる人気戦略ディフェンス最新作
『カートゥーンウォーズ3』に登場する味方ユニットは、多くの人が落書きで書いたことがあるであろう「棒人間」たちだ。ごくシンプルな外見の彼らを次々と呼び出し、敵の城を落としていく「ディフェンスゲーム」というジャンルに属するゲームとなる。
自分の城を攻められ、落とされると負けになるが、この城もただ黙って攻撃されるだけではない。やぐらの上から矢を飛ばして攻撃できるのだ。これをうまく使って、自陣に攻めこまれているときは、防御力の高い壁役となるユニットを出して、攻撃は上空からの矢による攻撃に任せるという手段も使える。
基本的には右端にある敵の城まで攻めこみ、HPをゼロにすれば勝ちだが、エリアごとの最後のステージなどではボスが登場し、これを撃破でステージクリアとなる。もちろん、ボスはほかのユニットに比べはるかに強敵だ。
個性豊かな棒人間ユニットたち
味方として召喚できるユニットは、全部で50種類以上用意されている。中でも主役級のユニットたちは、みな黒と白の、らくがきのような棒人間スタイルで描かれている。
どのユニットも☆5まで進化できる育成要素がうれしい
それぞれのユニットは「成長」「強化」「合成」「進化」の4つの育成項目がある。「成長」は別のユニットを使って経験値を得て、「強化」はレベルはそのまま能力値を上げる。「合成」は2つの成長しきったユニットを使って1ランク上のユニットを生み出し、「進化」は1つ上のランクの同ユニットに変化する。
自分のユニットとして使えるものは、すべて☆5まで進化することが可能。どのユニットにも特徴があり、使いどころがあるのもうれしいし、☆5までランクアップするのであれば、捨てユニットなどないということだ。
通常とは別の3つのバトルモードで楽しみ方が増える
基本となるのはステージクリア型のベーシックなディフェンスゲームだが、今作ではそれ以外に3つのバトルモードが用意されており、フレンドとともに楽しめるようになっている。
レイド
「レイド」は通常のバトルと同様のルールで別ユーザーと戦うモードだ。リアルタイムでの対戦ではなく、相手は別のユーザーのユニットだけを使ったCPUとなる。
チームバトル
「チームバトル」はお互い4つの代表ユニットを出して戦闘させるモードだ。すべてオートでの戦闘となるため、チーム編成とその個体の強さがカギを握る。
ウェーブ
「ウェーブ」は、自軍のユニットから7体の代表を出撃させ、押し寄せてくる敵を蹴散らしながらどこまで進めるのかというモードだ。HPのほかに時間制限もあり、ある程度の敵を倒すと時間延長のアイテムなどが手に入る。
ディフェンスゲーム初心者に入門用としておすすめ
棒人間という、誰もが描いたことがあるようなキャラクターが画面内で暴れる様は見ていて非常に楽しい。また、同じステージでも敵のユニットが出てくる順番やタイミングは異なってくるので、繰り返し挑戦しても展開が変わってくるのも面白い。
ディフェンスゲームとしてはベーシックなものなので、こういったジャンルが初めての方でも入りやすいだろう。「カートゥーンウォーズ」の3作目にあたるが、前作までをプレイしていなくても問題ない。ディフェンスゲーム初心者にこそプレイしてもらってその楽しさを味わってほしいゲームだ。
- 使用した端末機種:iPhone 5
- OSのバージョン:iOS 8.3
- プレイ時間:約4時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:105
- 課金総額:0円
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