宇宙一燃費の悪いゲームをクリアし惑星の荒廃の謎に迫る
TOKYO SANDBOX 2018の会場に展示されていた『plantan』は、自然エネルギー発電や気象について学べる教育ゲーム。
教育というと堅苦しいイメージをしてしまいがちだが、荒廃した惑星という独特の世界観が興味をそそる。
プレイヤーは、荒廃した惑星に独り取り残された少女を操作し「宇宙一燃費の悪いゲーム」のクリアを目指す。
自然エネルギー発電を利用し、ゲーム機のバッテリーを充電する放置シミュレーションと、ゲーム機に入っているソフトを攻略するアクションの2つのゲームモードを交互にプレイする構成となっている。
電力を集めて、バッテリーを充電したら、ゲーム機を起動しアクションゲームをプレイできるようになる。
しかし、このゲーム機は、「宇宙一燃費が悪い」と言われるだけあり、プレイしているとすぐにバッテリー切れを起こしてしまう。
作者のものり氏によると、アクションゲームをクリアしていくことで、舞台となっている惑星の謎が明かされていくという。
教育ゲームというと堅苦しいイメージがつきまとうが、本作は細かい部分まで作り込まれており、その物悲しくも美しい世界観が展開され、プレイヤーの興味をくすぐる。
シガー・ロスのようなアイスランド系ポストロックを彷彿とさせるBGMも、筆者の好み。
リリースは2018年夏〜秋を予定しているとのことで、プレイできるようになるのが楽しみな一作だ。
TOKYO SANDBOX開催概要
- 開催日時:4月14日(土)~4月15日(日)10:00~17:00
- 開催場所:浅草橋ヒューリックホール& カンファレンス
〒111-0053 東京都台東区浅草橋1-22-16 ヒューリック浅草橋ビル 2階 HULIC HALL - 入場料:一般2,000円 (当日2,500円)/学生1,000円
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