個人デベロッパーにより復活するローテーションバトル!
ローテーションバトルとは、『ポケットモンスター』シリーズの第5世代(ブラック、ホワイト、ブラック2、ホワイト2)と第6世代(X、Y)にあった対戦形式。
プレイヤーは、場に出す3体のポケモンと1体の控えを使用し、場の3体は前衛の1体と後衛の2体に分類される。
技を出したり、相手の技を受けるのは前衛のポケモンで、ターンごとに後衛のポケモンと交代(ローテーション)することができる。
ローテーションの際に選んだ後衛ポケモンは、そのターンに技を出すことができるのが最大の特徴だ。詳しくは対象のポケモンシリーズをプレイしてほしい。
『ReRotation』を開発するアズマゴロ―氏は、そんなローテーションバトルが好きだったが、現行のポケモンシリーズではなくなってしまったことから、復活させるために本作の開発に乗り出したという。
ただ単にポケモンのローテーションバトルの焼き直しというわけではなく、デジタルTCGの要素も含まれていることも特徴のひとつだ。
お互いが使用するカードを選択したら、行動するユニットのSPD(素早さ)が高い順に行動し、相手ユニットのHP(体力)を0にすることを目指す。
最初に場に出す3体と控えの1体すべてを倒すことで勝利となる。
使用するカードはユニットによって決まっており、4体のユニットを選択することでデッキが完成する。
使用できるユニットはプレイを進めると増えていくようなので、やり込んでいくとさらに奥深い対戦が楽しめそうだ。
iOSとAndroid向けにリリース予定となっており、Androidではすでにオープンβ版が配信されているので、Androidユーザーの方はぜひ試してみてほしい。
また、アズマゴロー氏は、今回のTOKYO SANDBOXのような展示会にはどんどん出展したいと意欲を語ってくれ、11月に予定されているデジゲー博2018へのエントリーを予定しているとのこと。
今現在、リリースされているデジタルTCGとは異なる独特なバトルを味わえるので、TCGなどの対戦ゲームファンには注目してもらいたいインディータイトルだ。