初代女王の座に輝いたのはどのチーム!?
「闘会議2019」1日目の『#コンパス』ステージの目玉企画となった男子禁制の「女子バトグランプリ」。
女子3人での応募が必要な中、なんと応募総数は70チーム以上にものぼり、抽選という運勝負を勝ち抜いたチームが会場に集結した。
『#コンパス』ステージ上で行われる決勝大会に向け、まず行われたのがトーナメント形式の予選大会。
女性限定大会というだけあって、かわいらしいコスプレ姿やチームでおそろいの衣装で、大会に臨んでいる選手が多かったのが印象的だ。
1月シーズン環境を凝縮したような戦いが繰り広げられた決勝大会
熾烈な予選大会を見事勝ち抜いたのは、以下の4チーム。
- めんどくさいです
- セリヌんてゐうす
- おさわりNG♡
- ぴかぴか3年生
多くのチームで、スプリンターのアクアが起用され、固定で流行したディズィー&めぐみんのHSを武器にした戦法など、1月シーズン中のバトル環境がそのまま垣間みえるような大会模様となった。
女子バトグランプリ 大会ルール
- 勝利条件:【準決勝】BO1【決勝】BO3
- URカード:無制限
- カードレベル;50固定
- メダル効果:有効
- コラボカード:使用可能
- 対戦ステージ:「でらクランク(大会用)」
※決勝戦のみ、第2バトル・第3バトルで使用するステージは、前の試合で負けたチームが選択。
めんどくさいです VS セリヌんてゐうす
めんどくさいです
- アクア(えごま選手)
- グスタフ(忍崎選手)
- メグメグ(うにくだよ!選手)
セリヌんてゐうす
- アクア(えだまる@紅桜選手)
- ポロロッチョ(犬洗いさらだ選手)
- メグメグ(あかねこ選手)
ミラーに近い編成で争われることになった、準決勝第1回戦。
対アクアを意識してか、両選手の多くがスタンカードを採用しており、中央通路でスタンが飛び交うバトルに。
中盤までのシーソーゲームを制したのは、「めんどくさいです」。
しかし、あかねこ選手(メグメグ)の「ひめたる力の覚醒」→「迅雷の科学者 アバカン」→ヒーローアクション(HA)のコンボが炸裂する。
犬洗いさらだ選手(ポロロッチョ)と協力して、防衛の要である忍崎選手(グスタフ)を撃破。
人数不利となってしまった「めんどくさいです」。さらに、うにくだよ!選手(メグメグ)が、えだまる@紅桜選手(アクア)に追い詰められピンチを迎える。
1vs3になりたくなかったえごま選手(アクア)は、うにくだよ!選手のフォローへ向かう。
だが、ここで誤算が生じる。フォローしている間にC地点がガラ空きになったので、犬洗いさらだ選手(ポロロッチョ)が制圧にかかる。
すぐにC地点へ戻る予定だったえごま選手(アクア)だったが、戻るタイミングが遅れてしまい、C地点を奪還されて、「セリヌんてゐうす」が逆転。
そのままリードを守り、「セリヌんてゐうす」が決勝へと駒を進めた。
ぴかぴか3年生 VS おさわりNG♡
ぴかぴか3年生
- アクア(ぽかぽかゆえかす選手)
- 忠臣(藤選手)
- リリカ(かわい選手)
おさわりNG♡
- めぐみん(ゆりやん選手)
- 忠臣(イヴァ選手)
- ディズィー(レトリ選手)
めぐみん(ゆりやん選手)の敵陣2番目ポータルのドア飛びは、アクア(ぽかぽかゆえかす選手)&忠臣(藤選手)にすぐ対処されてしまったものの、開幕で有利を確立したのは「おさわりNG♡」チーム。
一時は危うく、1-4になってしまいそうなほど押し込まれた「ぴかぴか3年生」だったが、リリカが忠臣をキルしたチャンスを見逃さず、ポータルを奪取して逆転に成功する。
ただ、「おさわりNG♡」チーム最大の武器であるHSの妨害することはできず、ディズィー→めぐみんの強力なHSコンボを受けてしまう。
アクア(ぽかぽかゆえかす選手)が生き残り、C地点へダッシュするものの、緊張からかつまづいてしまい、間に合わず「おさわりNG♡」チームが逆転する。
これにより「おさわりNG♡」チームが勝利。「セリヌんてゐうす」の待つ、決勝へと勝ち上がった。
【決勝戦】セリヌんてゐうすvsおさわりNG♡
第1試合:でらクランク(大会用)
セリヌんてゐうす
- アクア(えだまる@紅桜選手)
- ポロロッチョ(犬洗いさらだ選手)
- メグメグ(あかねこ選手)
おさわりNG♡
- めぐみん(ゆりやん選手)
- 忠臣(イヴァ選手)
- ディズィー(レトリ選手)
両チーム、編成は準決勝のまま。1月シーズンの環境を象徴するヒーローたちが、入り乱れる対戦となった。
3人の息の合った連携で、すばやくめぐみん(ゆりやん選手)を処理し、序盤から圧倒したのは「セリヌんてゐうす」。常に攻撃的に立ち回り、ディズィー(レトリ選手)をポロロッチョ(犬洗いさらだ選手)が引きつけている間に4-1の状況を作り出す。
最終的に、脅威となるめぐみん(ゆりやん選手)のHSを発動させず、ディズィー(レトリ選手)のHSもソーンなどでうまくやり過ごし、危なげなく勝利を収めた。
第2試合:ちゅら島リゾート
チーム編成に変更はなし。「おさわりNG♡」チームのステージ選択により、対戦ステージがちゅら島に。
1試合目同様、3人の可憐な連携でバトル開始から約15秒でめぐみん(ゆりやん選手)を撃破して、自陣を取り返したのは「セリヌんてゐうす」。
「おさわりNG♡」は、相手の攻撃的な立ち回りに苦戦し、めぐみん(ゆりやん選手)が思うようにHSをためることができない。
めぐみん(ゆりやん選手)のHSがたまらないと判断したディズィー(レトリ選手)は、HSを使う。
試合はもう決まったかのように思えたが、豊富なスタン攻撃とチーム連携で、ポロロッチョ(犬洗いさらだ選手)を中心に次々に敵を倒していく。
最後に、防御力を高めたディズィー(レトリ選手)をアクア(えだまる@紅桜選手)がフルークで打ち上げて、残り10秒ほどのところで、大逆転!
2連勝した「セリヌんてゐうす」が見事、女子バトグランプリの栄えある初代チャンピオンに輝いた。
優勝チームインタビュー!華麗すぎるチーム連携は味方を信じていたから
――優勝してのご感想をお聞かせください。
素直にうれしかったです。Twitterでも会場でもたくさんの応援をいただいていたので、その応援に応えて優勝することができて、本当によかったです!
――決勝戦での、3人のすばやいめぐみんへの対処が強く印象に残っています。1月シーズンでも人気だったディズィー&めぐみんの構成への対策はされていたんでしょうか。
特別に対策はしていませんでしたが、とりあえず最初に作戦は練っておいて、どのヒーローが敵にきても、話し合ってきた動きをできるようには意識していました。
めぐみんに関わらず、タンクがきたらこの動き……というような感じで、ざっくりとしたチームの連携は決めていましたね。
――めぐみん対処だけでなく、終始連携力の高さが目立っていましたチームだと思いますが、普段から3人で練習などはされていたんでしょうか。
実は、全然練習はできていなかったんです! 大会前に少し固定を組んで、2~3時間ぐらいはプレイしたかなという程度でした。
――すべてシミュレートされたかのような動きだったのだったので驚きです!
お互いが動きたい動きをしていて、気がつけば連携できていました。
ダメカ(ガード)を張られても、アクア(えだまる)が剥がしてくれると信じて、迷わずアバカンを撃つなどできたのが、良かったのだと思います。
――アクアとポロロッチョは1月シーズン環境を象徴するようなヒーローだったと思いますが、そこにメグメグを加えた編成に意図はあったのでしょうか。
あかねこ:ただ好きなヒーローを使いたいという気持ち一心で、この編成になりました(笑)。
スタンさせたところをガトりん(ヒーローアクション)で攻撃するのが気持ちよくて……。メグメグとアバカンが本当に好きなんです!
――ポロロッチョにはアミスターが採用されていることのほうが多いかと思いますが、今回シャドウを採用した理由があれば教えてください。
犬洗いさらだ:アミスターだと初動はとても強いんですが、私が使うと2回目以降なかなか当てられなくて、回避されることが多いんですよね。
なので、回転率がいいシャドウを使いました。味方2人がスタンカードを入れているから、あんまりいらないかとも思っていました。
えだまる:アクアは至って普通のデッキですね。テンプレです!
一同:(笑)
――ありがとうございました。
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