年末年始のスキマ時間に楽しめるカジュアルゲーム【つくれん編】はこちら
ネタ要素多めでみんなで楽しめる
『ちょゲつく』はゲーム自体は1人用でも、みんなでワイワイ楽しめるような、ネタ感の強いものが多くリリースされている。そういう意味では移動中に1人でじっくりというよりは、友達や家族といるときのひまつぶしにいいのかもしれない。ここでは、その中でも特にネタ感の強い3本を選んでみた。
キルベジ
爆弾を手に迫る反乱野菜をライフルで次々と撃ち抜くスナイピングアクション『キルベジ』。爆弾に照準を合わせて撃ち抜けば、近くの野菜にも連鎖的に誘爆し、スッキリとした爽快感が味わえる。
ステージによっては、特殊な攻撃や攻略法があるボスが登場することもある。ボス戦でも通常の野菜は出現し続けるが、焦りは禁物だ。常に冷静沈着であることが、スナイパーの鉄則だ。
全ステージでクリアタイムが記録されるので、1人で黙々と挑むのもよし、友だちと最速タイムを競うのもよしなゲームだ。エンドレスで野菜が出続けるEXステージもオススメなので、ぜひチャレンジしてほしい。
ネヅキ漁
「ネヅキ」と呼ばれる巨大サンドワーム漁を体験できる釣りゲーム『ネヅキ漁』は、カジュアルゲームとは思えない重厚なストーリーが特徴だ。東京からやってきた若者とネヅキ漁の神様と謳われる漁師の、人情あふれる物語が劇画調のイラストと共に描かれる。
釣りパートでは砂煙を上げながら動き回るサンドワームに、モリを打ち込んでワイヤーが切れないよう、テンションに気をつけながらリールを巻く。カジュアルゲームと甘く見ていたが、テンションの維持がシビアで意外と難しい。
ステージは「第一話」「第二話」という形式で進み、ちゃんとしたエンディングも用意されている。ネヅキに命を懸ける漢(おとこ)達の熱い闘いを、その目に焼き付けよう。
最強!グンマ海軍
スマホゲームでもたびたびネタになる群馬県だが、『ちょゲつく』でも群馬県をテーマにしたゲームがリリースされている。それが『最強!グンマ海軍』だ。
グンマ陸軍の電撃的な県境侵犯行為に対し、トチギ、イバラキ、サイタマ、チバの四県は、包括的な軍事協定を締結し利根川流域を軍事封鎖。それを見たグンマ県は利根川にグンマ海軍を展開し、海を目指して進軍するのだった。……というのが本作のストーリーだ。
戦闘は基本的に自動で行われ、プレイヤーは回復やボムなどスキルの使用に徹する。敵戦力と自軍の状況を把握して、適切なタイミングでのアイテムの使用が求められる。一見簡単そうに見えるが、スキルを使うタイミングが少しズレただけで戦況は一変する。また、ステージ最深部にはボスが待ち構えており、スキルの残弾数を考えながらプレイしないと、攻略は難しいだろう。
作中では群馬県を揶揄するような言葉もあるが、これは群馬県出身である開発者本人のあふれる郷土愛の現れだ。どうか、怒らないでほしい。ネタ要素の多い『ちょゲつく』の中でも特にテンションの高い作品で、このあふれる郷土愛をぜひ体感していただきたい。
ちょゲつく最新作:ボク本当は勇者なのにっ!!
最後に、ちょゲつく最新作『ボク本当は勇者なのにっ!!』の紹介だ。本作は、なぜかスライムに変身してしまった勇者をフリックで操作し、他の勇者の攻撃を避けながら魔王の城を目指すゲーム。
勇者以外にも、火の玉を放つ魔法使いなど様々なキャラクターが、元勇者のスライムを攻撃してくる。キャラクターごとに攻撃方法もタイミングも違うので、なかなか攻略しがいのあるゲームだ。
この4作品はどれも1ステージ2~3分で終わるので、ちょっとしたひまつぶしにピッタリだが、みんなでいっしょに遊ぶのもとても楽しい。年末年始に帰省した際など、家族や友だちとわいわいとプレイしてみはいかがだろうか。
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