『ミトラスフィア』独占インタビュー【1】:釘宮理恵さんに聞く! 「なりきりチャット」の魅力もチェック

バンク・オブ・イノベーションから発表された新作RPG『ミトラスフィア -MITRASPHERE-』(以下、ミトラスフィア)。本作に出演する声優・釘宮理恵さんのインタビューをお届け! またゲームの特徴の1つとなっている「なりきりチャット」について紹介しよう。

新体験のコミュニケーションツール「なりきりチャット」でマルチプレイ!

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『ミトラスフィア』は、重厚な雰囲気の2Dファンタジーワールド「ミトラスフィア」で壮大な冒険と迫力のバトルを楽しめるオンラインRPGだ。

そのコンセプトは「Re:アクションなりきりRPG」。

見知らぬプレイヤー同士が複数のコミュニケーションツールを通してつながり、アクションとリアクションによって生まれるユーザー同士のコミュニケーションを楽しみながら、なりたい自分になりきってプレイすることができる。

なりたい自分を表現できる自由度の高いアバター設定

キャラクターメイキングでは、まず男女どちらかの性別を選択。さらに、7つのパーツ(髪型、目、口、眉、耳、肌色、化粧)を選んで顔の造作を設定する。

そして、本作の特徴の1つでもある「なりきりボイス」の選択。なりきりボイスは全30種類以上用意されており、さまざまな性格を再現した声を自分のイメージに合わせてチョイスすることが可能だ。

もちろん、装備を変更することでその姿も変化する

定型文+なりきりボイスで新体験が楽しめる「なりきりチャット」

「なりきりチャット」は、スタンプ感覚で手軽に使える「定型文チャット」+「なりきりボイス」の新体験コミュニケーションツールだ。

シーンに合わせて自由に使えるボイスが、それぞれのなりきりボイスごとに40種類も用意されているので、プレイヤー同士の会話がにぎやかに彩られること間違いなし!

声すらも、なりたい自分になりきってコミュニケーション!

キーボードから入力できるテキストチャットや、アバターで感情を表現できるエモーションも用意されている

釘宮理恵さんが演じるキャラクター

マチルダ・ペンテジレーア

「私は、ジョバリの女王……」

亜熱帯の巨大な密林に住む、アマゾネスやエルフを思わせる女系狩猟種族「ジョバリ人」たちの若き女王。

彼女たちの一族は、人体が「木像化」するという呪いに侵されており、この呪いによって母親を亡くした結果、幼くして女王を襲名せざるを得なくなった悲劇の少女。

このため、部族の年長者たちに対する激しいコンプレックスを抱いており、普段から若干虚勢を張って生きている。

釘宮理恵さんにインタビュー!

マチルダの収録について

――収録お疲れさまでした。今回演じられたマチルダは、釘宮さんから見てどんなキャラクターですか?

釘宮理恵さん(以下、釘宮):ちょっと重たい生い立ちを背負いながらも、自分なりに精一杯頑張っている女性です。そこを表現できればいいなと思いながら演じました。

――ビジュアルでは大きな耳があって、植物がからまったような姿が印象的ですが。

釘宮:そうなんですよね。露出が多いのにマントを羽織っていて、何だろうなと思いました(笑)。ちょっと不思議な感じですね。

――どのような点に気をつけて演じられましたか?

釘宮:特にどれひとつを、というのはなかったんですけれど、「だまら……シャラップ!」というセリフがあって。

それがどうやら口グセになっているようなのですが、彼女の特徴の1つになるのかなと思い、頑張ってやりました。

開発の方々のこだわりがすごく感じられる、熱気のある収録現場でしたので、収録後はドキドキしながらOKの返事を待っていました。

――セリフの中に英単語が混じってくるような感じなのでしょうか。

釘宮:オリジナル語ですよね(笑)。

セリフでは1~2回だったんですが、ゲーム中では「テキストで何度も出てくるのかな?」と思いながら。

――ほかにも印象的なセリフがあったりしましたか?

釘宮:根本的に表情豊かで、元気のあるキャラクターだったので、どのセリフを話していても楽しかったですね。ノリノリなキャラだなと思いました。

――普段演じられているキャラクターと違う部分などはありましたか?

釘宮:最近はこういうタイプのキャラを演じることがないので、久々な感じがしました。

――マチルダは若き女王ということで、重い責任を背負ったキャラクターですが、ストーリーの中で特に重要なキャラクターを演じられるときなどと共通する部分はありましたでしょうか?

釘宮:こういうゲームの場合はフルボイスでない限り、物語の全貌がわからないまま収録することが多いんです。

あまりにもペラペラで、薄い感じにはならないようにしたいな、とは思います。そのキャラなりの重みが感じられる瞬間があってもいいのかなと。

――その背景にあるものが、セリフにも反映されるようにということでしょうか。

釘宮:そうですね。キャラの設定やお話の資料はいただいていたので、なるべく反映させたいなと思って演じました。

いろいろと丁寧にご指導いただいたので、そういう意味ではいい作品になるのではないでしょうか。

――マチルダが身近にいる実際の人物だとしたら、友だちになれますか?

釘宮:ああー、私は私で強気なのでちょっと(笑)。わからないですね(笑)。

なりきりボイスの収録は?

――もう1つ、なりきりボイスの収録もされましたが、難しい点などはありましたか?

釘宮:どういう使われ方をするのか、ちゃんとわかっているのに自分のやりたいようにやって、それが結果的にゲーム内でアオリにならなければいいなと(笑)。

皆さんに楽しく遊んでいただけたらいいなと、ただそう思っています。

――キャラクターのイメージのようなものがつかみづらかったりすると、途中で演技がぶれたりしませんか?

釘宮:けっこう、ふんわりやっています(笑)。

――釘宮さんのニュートラルな演技が出ているという感じなのでしょうか。

釘宮:いわゆる、正統派のアレを求められたときの演技ですね(笑)。

――アニメやゲームのファンの方が、「釘宮さんといえば」というイメージの声なのかもしれませんね。

釘宮:もしかしたら、そうなっているかもしれないですね。

――収録スタッフからどのような要望がありましたか?

釘宮:用途によって違うと思いますが、けっこう歯切れよくテンポよくというのは、いくつか要望をいただきました。

――気に入ったセリフはありましたか?

釘宮:「あんたなんて、だーいきらい」を、ほどよく大嫌いしました(笑)。

嫌いすぎず、好きすぎずみたいに。

――過去に演じたキャラクターをイメージしながら演技するといったことはありましたか?

釘宮:なんかもう、無限にやっているので(笑)。今回はざっくりと、「小さい女の子」っていう引き出しを開けました。

その引き出しにたくさん入っているので、その中からざらっと(笑)。

釘宮さんのゲームライフは?

――どんなスマートフォンをお使いですか?

釘宮:iPhoneです。

――普段、プライベートでスマホゲームを遊びますか?

釘宮:はい、やります。

――どんなジャンルのゲームを遊びますか?

釘宮:あのー、運動神経がいらないゲームを主にやります(笑)。

――パズルとか、考えるゲームですか?

釘宮:パズルよりもポチポチゲームとか、箱庭系のゲームですね。

――オンラインでの対戦プレイや協力プレイはいかがですか?

釘宮:農場ゲームみたいなジャンルのゲームをやっていても、「別に友だちにならないし」と思って(笑)。世の中の人たちはすごいなって感じています。

でも戦う要素があるゲームだと、知らない人ともフレンドになります。農場ゲームだと、見に行って「ふーん」ていうだけなので(笑)。

ファンタジー世界に迷い込んでしまったら?

――『ミトラスフィア』はファンタジーMORPGですが、もしも釘宮さんが本作のようなファンタジー世界に迷い込んでしまったら、どんな職業で活躍したいですか?

釘宮:私は戦士がいちばん好きなんですけど……「なぐりたい!」みたいな(笑)。

武器のデザインがキュートだったら、なおいいですね。

――倒してみたいモンスターっていますか?

釘宮:特にないですけど、ぷるぷるしているのはかわいいから、戦いたくないです。

それと、強すぎると絶対負けるので(笑)。

ゲームは大好きなんですけど、どんなジャンルもすっごいへたくそで……。ほどほどの弱い敵と戦いたいです。

――現実世界で苦手なものを教えてください。

釘宮:虫? 夏にブーンと来るやつとかも、すごくわずらわしいなって思いますね。

そんなときは「フッ!」って攻撃します。完全に弱いものいじめですけど。しかも当たらないっていう(笑)。

空気の圧で、どっかに行ってくれればいいんですけど。

――最近あった、「これってファンタジー?」というような個人的なエピソードがあれば、ぜひご紹介ください。

釘宮:ラノベの主人公みたいに、ファンタジーな出来事が起きないかなって常に思っています。でも、特に何も起きない(笑)。

――では最後に、自分のボイスで遊んでほしいというメッセージをお願いします。また、マチルダの「ここ」に注目してほしいという魅力をアピールしてください。

釘宮:私が演じたなりきりボイスを、皆さんに使っていただけたらうれしいなと思います。

「行ってよーし」とか、どれも使いやすそうなセリフですが、私のおすすめは「おつかれ(低音)」です(笑)。自分なりの楽しみ方をしていただけるとうれしいです。

それと、マチルダはすごく生き生きとした素敵なキャラになっていると思いますので、ストーリー部分もほかのキャラとあわせて、この世界観を楽しんでいただければと思います。

――本日はありがとうございました。

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