新作MMO「コード:ドラゴンブラッド」のCBTレビュー

今回、ApplivGamesにて、2020年春リリース予定の新作スマホMMO「コード:ドラゴンブラッド」のCBTに参加したレビューを書かせてもらうことになった。昨年から日本のスマホMMOというのはたくさんのタイトルが出ているが、その中でこの「コード:ドラゴンブラッド」がどういうタイトルなのか、そしてどんな特徴があるかを中心に記事にしたいと思う。

■コード:ドラゴンブラッドとは?

現在中国でサービスされているスマホMMO。

2020年春に日本でサービス開始が予定されている。

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このゲームの原作は中国の人気ライトノベルをMMOにしたものだ。

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そのためストーリーや出てくるキャラクターは非常に個性的で魅力的なものになっている。

■ゲームの特徴

このゲームの特徴は簡単に言うと以下の通り。

①世界観は近未来の学園もの

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昨今は中世を舞台にした剣と魔法のファンタジーが多い中、異色の近未来を舞台にした世界観になっている。

近未来ということで乗る物も馬などの動物とかではなく、

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バイクだったり

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ボードだったり

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何なら空を飛べるパラグライダーまで豊富にある。

プレイヤーたちは様々な任務をこなす組織の学園に所属している。

そのため、ギルドはクラブという名前なのだが、流石学園もの。

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全く強さやメインストーリーに関係ないバスケ部などが普通にある。

このバスケ部というのはただの世界観としてあるのではなく、ちゃんとバスケットもプレイできる。

これは後述するが、とにかく世界を構成する全てが「ここまで作り込む必要ある?」とツッコミを入れたくなるくらい細かく設定されており、メインとは別に遊べるようになっている。

②激しいアクションが手軽に楽しめる

コード:ドラゴンブラッドはMMOの中でもアクション性が非常に高い。

アクションというと難しいと思われる可能性があるが、基本的にはオートなどで気軽にプレイできる。

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とはいえ、対人だったり難易度の高いボス戦だったり、手動でのプレイ、強いていえばプレイヤースキルが必要になってくる。

手軽さとやりごたえの両方のバランスがちょうど良い。

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アクションはスキルだけではなく、回避だったり空中を飛んだり。

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超高層ビルを疾走して登って隣のビルに飛び移るなど、映画さながらの迫力あるプレイを常時楽しむことができる。

ちなみに今までやってきたMMOでこれだけ激しいアクションを簡単操作でできるものはない。

③美しいグラフィック

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キャラメイクが細かいMMOというのは他にもあるが、その基準は十二分にクリアしている美しさ。

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さらにはアクションの演出面なども大迫力なものになっており、圧倒されることは間違いない。

④練りこまれたストーリー

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人気小説が原作ということもあり、非常に濃いストーリーが展開される。

重々しいストーリーというよりもライトノベル的なテンポの良さが癖になる。

独特の設定や難解な用語なども、ライトノベル好きならば間違いなく引き込まれるだろう。

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面白いところは、このゲームには日本が出てくるのだが、明らかに日本っぽいのだがちょっと違う、まるでパラレルワールドに迷い込んだ感じになる。

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途中から舞台の中心が日本に移り変わるのだが、そこに出てくるキャラの衣装、背景の細かいところまで「日本っぽいけれども日本ではない」という、新鮮だけれども謎の親近感を持ってしまう。

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そして出てくるキャラクターがいちいち濃い。

我はゲームにおいてあまりストーリーを気にしないで飛ばしてしまうことが多いが、一癖も二癖もあるキャラクターたちが織りなすやり取りが、アニメを見ているようで楽しくてスキップするのを忘れてしまうだろう。

さて、ここからは我の視点で色々とかいつまんで紹介していきたい。

■キャラメイクとクラス

さて、ざっくり説明したところで色々と気になるところがあると思うので、簡単に紹介したい。

キャラメイクは眉毛の形から体型まで、細かく設定ができる。

これについては割愛する。

とにかく細かくキャラメイク設定できる&グラフィックが超綺麗、ということだけ押さえておけば問題ない。

ではクラスについて説明しよう。

クラスは全部で4つ。

クラスその1:村雨(ムラサメ)
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近距離戦のエキスパートで、簡単に言うと近接アタッカー兼タンカーだ。

日本の刀を自在に使い積極的に攻め立てる立ち回りが得意。

クラスその2:鷹狩(タカガリ)
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遠距離から敵を銃撃するシューター。

攻めながら敵の攻撃を避ける距離を保ち、スタイリッシュに立ち回る。

銃だけだと思ったら、粒子砲やら地雷やら、豊富な武器を扱うことができる。

クラスその3:執行者(シッコウシャ)
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竜の血と現代科学を融合させた特殊な武器を使うという、この中二心をくすぐる設定。

戦闘中に武器を変形させて広範囲攻撃を繰り出すなど、戦闘中にバトルモードを変化させて戦うことができる。

高火力を誇るが耐久力が低い、ファンタジーのゲームでいうならば魔法使いや暗殺者的なポジションになる。

クラスその4:共生(キョウセイ)
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自分と同型の生命体を連れているクラス。

敵の動きを止めたり、傷ついた仲間を治癒したりすることもできるので、ヒーラーやサポートとしての立ち回りとなる。

この4つがクラスとなるのだが、レベルが40になる(普通にプレイしていたら半日も経たずに達成できるくらい)と自由に転職することができるのも嬉しい。

ただ1つ、ツッコミどころがあるとするならば、キャラメイクの時は男女を選ぶ2択が普通なのだが、

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少女という項目があるのが、やはりライトノベル層をしっかりとターゲッティングしているとひしひしと感じるところだ。

■豪快なアクション

気になるところは実際の戦いの操作だろう。

戦闘の操作はざっくり言うと以下の通り。

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通常攻撃

ジャンプ&回避

後方回避

ターゲット切替

ジョブスキル(切替含めて計8個)

言霊スキル(計2個)

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この言霊スキルというのはどのジョブでも共通で設定ができるのだが、これだけでも相当な数を選択、強化することができる。

これを育てていくことで、同じクラスでも色々な戦い方を選択することができる。

■キャラクターの強化について

皆が気になるところはキャラクターの強化や方法だろう。

経験値を貯めることでレベルアップしたりするのは当然のこと、乗り物を手に入れたり、スキルを強化したり、アバターを手に入れたり、ペットを手に入れたり、称号を手に入れたり…

そういった基本となるものは入っているのだが、あえて特徴をいうならば以下。

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武器や防具の強化は強化値を上げていくものではなく、武器防具に付いているオプションを継承していくものとなる。

いいオプションがついている武器防具を、強い武器防具に転移させるというシステムだ。

オプション厳選が強さの鍵になってくる。

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そして仲間システム。

仲間を手に入れるにはガチャが必要だ。

仲間にはレアリティがあり、仲間カードをスロットに設置することでステータスが上がる。

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また、攻撃していると仲間がランダム確率で戦闘に加わって戦ってくれたりする。

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他にはクラス以外に職業もあり、経験値を貰えたりバフがかかったりなど、様々なコンテンツがあるのだが、まだ書いていないものもたくさんある。

これだけでも中々のボリュームである。

■対人について

対人コンテンツはレベルが低いうちはできないが、街中の一部で自由にやりあったり、時間制のグループバトルがあったりする。

ここで注意したいところは、回復アイテムが存在しないというところだ。

回復は戦闘を中断してしばらくすると、高速で自然回復するのを待つか、共生の回復スキルによって回復する以外の手段が今のところない。

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このシステムだからこそかもしれないが、1vs1で強さがだいぶ離れていたとしてもまずもって即死級はなく、ゴリゴリのアクションでありながらじっくり戦うことができる。

故に集団戦ではパーティ編成及びヒーラーの存在が非常に重要になる。

相手の攻撃を回避したり、時には疾走して逃げて回復してなど、様々な戦術・戦略が生まれるだろう。

広い範囲でのプレイヤースキルが求められるところだ。

■豊富過ぎるコンテンツ

正直、CBTを2日遊んだだけでは理解し尽くせないくらいのコンテンツ量がある。

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乗り物は手に入れるだけでキャラの強さに影響するが、ただ手に入れるだけではなく、非常に細かいカスタマイズができる。

これだけでも普通にゲームにできるのではないかと思う。

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さらにはバスケやゴーカートなどのミニゲームが多彩で、最近のMMOでは珍しい、強さに関係ない、その世界と時間を一緒に楽しむコミュニケーションゲームとしての面も充実している。

キャラを強くするためには他にも沢山のものがある。

コアというものを集めていったりだとか、仲間を手に入れたりだとか…

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その中でも特に面白いのは、メインストーリーを進めていく上で人格が変わっていくところだろうか。

例えばNPCに対して優しく接していくと「癒し系」になったり、「ロマン主義」になっていったり。

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クエストの多さも目を見張るものがある。

ただあまりにコンテンツが多すぎて、突然クイズが始まったり、自動車レースが始まったりと、プレイを通して何度もカオスを感じる場面に出くわすが、それが新たな発見となって楽しい。

正直に言うと、説明が少なすぎて理解することが難しいのかもしれないが、逆に言うとやり込み要素は他のゲームと比較にならないほど深く、そして広いとも言える。

■最後に

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MMOはパソコン時代から様々やってきたが、「MMOは大体こんなものだろう」と思ってプレイするとうまくいかないことが多い。

既視感が通じないといったところだ。

だがこれが「新鮮さ」に直結し、さらに理解していくことで「面白さ」を発見していく、まさにスルメゲーだという感想を持った。

本当はもっと色々と書きたいところなのだが、入りとしてはこれくらいを押さえれば良いだろう。

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日本のスマホMMO市場というレッドオーシャンに、この「コード:ドラゴンブラッド」がどう食い込んでくるのか、非常に楽しみである。

以上。