※ゲームは開発中のものです。記事中の画像や内容は、実際のゲームと異なる可能性があります
日本を的確に捉える期待作が2024年上半期リリース予定!
『エバーソウル』は、Kakao Gamesから2023年にグローバル版が配信されているスマホ向けRPG。
リリースから1ヶ月で累積売上約1,300万ドルを達成した人気タイトルが、2024年にいよいよ日本でも配信される。
3月28日(木)、日本上陸にあたって、メディア向けのカンファレンスが池袋で開催。
当日は、開発プロデューサーのキム・チョルヒ氏と日本サービスプロジェクトマネージャー鶴野誠亮氏が登壇。ゲームの世界観や魅力、開発秘話などを語った。
MCにはちゅうにーさん、ゲストにコスプレイヤーのあかせあかりさん、ロゼ役を演じた声優の前田玲奈さんらも参加。収録時のエピソードやテーマソングも明らかに。
『エバーソウル』は精霊たちと育む壮大な異世界物語
本作はプレイヤーが救世主となり、危機を迎えている世界「エデン」に降り立つところから物語が始まる。
そこで出会う多彩な精霊とともに戦い、絆を深めながら世界を救世していくRPGとなっている。
PV
ゲームシステムはバトル、箱庭要素、精霊と絆を育む物語、ギルド要素など、非常に豊富。
中でも、すでにグローバル版が先行配信されていることもあり、ストーリーのボリュームがかなり充実しているとのこと。
主要キャラのロゼを演じる前田さんも「昨年から現在にかけてまだ収録が終わらないほど。明日も収録があります」と物語の豊富さに驚いていた。
フルオートバトルは日本向けにタイパも意識
気になるバトルはスキルのみ自身のタイミングで放てるフルオートバトル。
倍速機能もあり、基本的には手軽にサクサク進めるが、編成配置の妙で展開が変わるので、戦略性も備えているところが魅力だ。
このあたりは、日本市場に進出する上で手軽さやわかりやすさを再考したとのこと。
「すでに別のゲームをプレイしている」ことを前提として、戦闘スキップが追加されたり、順々に成長要素が開放されるようにしたりと、日本向けにカルチャライズされている。
「面白そうだけど……プレイ時間が割けない」「ここまでやるならコンシューマでいい」は、最近の新作スマホゲームの課題であるように筆者は思う。このあたりもケアしているところは印象的だった。
多彩な精霊と織りなすマルチエンディングな絆ストーリー
本作最大の魅力はやはり、かわいらしい精霊たち。野獣型、妖精型、不死型、天使型といった種族に応じた多彩な美少女キャラクターがフルボイスで登場する。
キム氏、鶴野氏が日本的なグラフィックやアニメが好きとのことで、キャラクターデザインは非常にアニメテイストになっている。
特にこだわったという精霊ごとにあるアルティメットスキルの演出は必見。カットインからの豪華なアニメーションがバトルを盛り上げている。
スキル演出動画
また、キャラクターたちには絆ストーリーという、親密になることで開放される物語があり、これがマルチエンディング、かつフルボイスで展開される。
ノーマル・トゥルーのほか、バッドエンディングまであり、恋愛SLGのような感覚で楽しめるとのこと。
選択肢はやり直しできるので、配信後はバッドエンディングも含めた精霊たちとの様々なふれあいにも注目だ。
あかせさんが主題歌も担当!生歌披露
カンファレンスでは、主題歌である「Shooting Star」も発表。歌唱はなんとコスプレイヤーとして登壇していた、あかせあかりさんが務める。
当日は、あかせさんが生歌も披露。タリアの衣装にぴったりのかわらしい歌声を披露してくれた。
今後は主題歌以外に、キャラクターソングの展開も考えているとのこと。推しキャラ、推し声優の歌にも要注目だ。
ウリであるキャラクターを全面に押し出し、ゲームシステムには手軽さをより重視するなど、日本市場を的確に捉えている印象の本作。
日本人好み期待作として、今後も注目していきたい。
「キャサリン」がもらえる事前登録キャンペーン実施中!
『エバーソウル』は2024年上半期サービス開始予定。
3月28日からは事前登録キャンペーンが実施されている。エバーストーン2,100個のほか、最高レアリティであるエピックの「キャサリン」が報酬としてゲットできる。
キャサリンは序盤の攻略で非常に役立つキャラとのことなので、確実にゲットしておこう!
プロデューサーへ一問一答!
カンファレンス終了後に、開発プロデューサーのキム氏と、日本サービスプロジェクトマネージャーの鶴野氏へ個別質疑する機会があったので、限られた時間の中でできるだけ質問に答えていただいた。
――『エバーソウル』を知らない人に向けて、どんなゲームか・どういう魅力があるかを簡単に教えてください。
エバーソウルは簡単操作で、深みのあるオートバトルと、美しく精霊たちがたくさん登場するゲームです。特に個性あふれる精霊たちは魅力的です。絆のストーリーはフルボイスなので、ぜひお楽しみください。
――キャラクターにはマルチエンディングがあるとのことですが、恋愛要素もありますか?
ゲームでは領地という箱庭要素で精霊たちとおでかけ(いわゆるデート)ができます。そこで出る選択肢に応じて、エンディングが決まります。
エンディングにはトゥルーエンディングはもちろん、バッドエンディングもありそれぞれに特別なイラストを用意しています。
選択肢は選び直すこともでき、トゥルーエンディングだけが正しい恋愛の形ではないかもしれないので、3つの物語をそれぞれ楽しんでいただければと思います。
――CBTを実施されておりましたが、日本ユーザーの印象はいかがでしたか?
見た目の部分に対して非常に期待値が高い印象です。イラスト、ストーリー、バトルのあたりを重視している方が多かったです。
グローバル版でも精霊を深堀りできるような物語が実装されてきているので、そのあたりは早めに投入しつつ、キャラに愛着を持ちやすい設計にしていきたいと考えております。
――日本向けに特別なローカライズ、カルチャライズなどはされましたか?
元々グローバル版が先行しているタイトルなので、とにかくコンテンツが多い状態です。いきなりすべてを開放すると迷ってしまう可能性があるため、提供する情報・コンテンツを制限することで、ユーザーの成長とともに徐々に開放され、理解度が増すような流れにしました。
また、日本ユーザーは詳細なガイドを求める傾向にあるので、そのあたりも手厚くしております。
――キャラクターについてはどうでしょう?
画像を日本向けに新たに描き下ろしたり、新たなキャラクターソングなどの展開も考えています。そのあたりにも注目いただければと思います。
マーケティング面でしっかり感触を得たなら、メディアミックス展開なども検討したいと考えております。
――ゲーム性について、手軽さと戦略性の歯ごたえ、演出のバランスをうまくとるのはなかなか難しい印象です。そのあたりの考え方などをお聞かせください。
グローバル版を先行で運営していて、はじめの内は戦略性押しでした。そこからユーザーさんの意見を踏まえて、手軽さの面を重視するようにいたしました。
そのおかげもあって、現在は絶妙なバランスになっていると自信を持っています。手軽なだけではないバトルの面白さもぜひ楽しんでいただければと思います。
――日本のユーザーの方へメッセージをお願いします!
エバーソウルは美しく、戦略的で深みのあるゲームになっています。日本の救世主のみなさんにお会いできることを楽しみしています。