Pull My Tongue【ゲームレビュー】

小さなカメレオンの舌を伸ばしてポップコーンを手に入れろ! 『Pull My Tongue』は、障害物を避けながらカメレオンの舌をポップコーンまで一筆書きで伸ばしていくカジュアルゲーム。ごく単純なゲームだが、ステージの仕掛けが面白く、課題をクリアするには頭をひねらなければならない。

簡単ルールだが、一筋縄ではいかない

『Pull My Tongue』のルールは簡単で、画面上にあるポップコーンまでカメレオンの舌を一筆書きの要領で伸ばして届かせる。舌は真っ直ぐにしか伸ばせないが、途中にある杭を回ることで方向転換させる。途中にある星を全部取ってポップコーンまでたどり着けばパーフェクトだ。

全部の星を通ってカメレオンの舌をポップコーンまで伸ばしていく。ちなみに、彼の名前はGregという

微妙な違いでパーフェクトは難しい

単純にポップコーンまでたどり着くだけなら簡単なのだが、すべての星を取るとなると話が変わる。ろくに考えずにポップコーンまで向かわせると、星まで微妙に届かないところを通ってしまうことも多い。正解ルートは1つではないので、頭をやわらかくしてさまざまな道筋を試してみることが大事だ。

通るルートが微妙に違うとすべての星が取れない。それでもクリアにはなるが、できるだけ頭をひねって全部の星を通るようにしたい

カメレオンの舌はかなり長く伸ばすことができるが、それも無限ではない。あともう少し、というところで限界が来て顔色が紫になってしまうことも多い。すべての星を取ってポップコーンまでたどり着くルートは必ずあるので、あきめずに道を探そう。

このルートだ、と思ったものがわずかな差で足りないことがよくある。どこか省略できるところがないかルートを見直そう

仕掛けを使ってさらに複雑に

ステージが進むと仕掛けも増えてくる。自分で動かせる杭やスイッチ、一時的に舌を固定できるチューイングガムなどさまざまなものが登場する。これらの組み合わせで複雑になってくるほか、時間制限のある星や、ポップコーンを取るタイミングが重要なステージも登場する。

パッと見ではいったいどうやってクリアすればいいのかわからないステージも出てくる。まずはスイッチに触れてみてそれがどういう動きをするのか、よく確認しよう

星の獲得だけがクリアじゃない

各ステージは舌をポップコーンまでたどり着かせればクリアだが、それとは別にメダル獲得のための課題も設定されている。それは「星を2つだけ取ってクリア」だったり「星を1つも取らないで15秒以内にクリア」などさまざま。最初は星3個獲得を目指し、それができたら課題のクリアにも挑戦してみるといいだろう。

時間制限のあるステージは手順をよく確認してからチャレンジしたいところ。初見でこの条件をクリアするのはなかなか難しい

90のレベルすべてをクリアできるか?

ステージは全部で5つのワールド、90レベルが用意されている。獲得した星の数で次のワールドがアンロックされていく仕組みなので、すべてのレベルをクリアしなくても次のワールドに進むこともできる。今後も新しいレベルは追加されていく予定となっている。

最後のワールド「Living Room」ともなると、どのレベルも一筋縄ではいかない。仕掛けをうまく利用してすべての星を獲得できる道を探そう

ルールは単純だが道が見えた時の感覚が楽しい

やることは単純なのだが、星3つを獲得してクリアするためには頭を捻らなければならない。どのレベルも必ずクリアできる方法があるはずなので、あれでもないこれでもないと試行錯誤するのがまた楽しい。正解の道筋を見つけた時の、霧が晴れたような感覚はクセになる。いつでも短い時間でプレイできるので、ちょっとした空き時間に頭の体操をするのもいいだろう。

  • 使用した端末機種:iPhone 5
  • OSのバージョン:iOS 8.3
  • プレイ時間:約3時間
  • 記事作成時のゲームのバージョン:1.0.2
  • 課金総額:0円

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