レトログラフィックとサウンドが懐かしい2Dアクション
プレイせずとも画面を見ればすぐにわかるかもしれないが、『Venture Kid』は、いってしまえばファミコン時代の「ロックマン」だ。
ドット絵で描かれたさまざまなステージが用意され、武器を変えながら先へ進み、ステージボスを倒すことでクリアとなる。攻撃方法やジャンプ時のアクションなど、所々にリスペクトのあとが見られるのが面白い
テクロフ博士のたくらみを打ち砕け!
邪悪なテクロフ博士が宇宙要塞で兵器を作ろうとしている。これを防ぐために我らがヒーロー、アンディが立ち上がる! これが『Venture Kid』のストーリーだ。
あのころを思い出す秀逸なレトロアクション
操作は往年の横スクロールアクションゲームそのままで、特に操作に迷うこともない。左下の矢印で移動し、Aボタンでジャンプ、Bボタンで攻撃となる。ジャンプは押す長さによって度合いが変わるのでタイミングや飛距離は掴んでおきたい。
ゲームは全部で9つのステージに分かれており、それぞれのステージごとにボスが待ち受ける。クリアの順番は選べず、ステージ1「森林」から1つずつクリアしていくことになる。
それぞれのステージごとに特色のある構成となり、森林、街、砂漠とさまざま。ときにはアイテムをうまく使って進めたり、迷路のようになっている場所もある
先の見えないところでジャンプしたら、着地地点にちょうど敵が出現した、なんていうこともあるので、失敗を繰り返しながら少しずつ進んでいこう。
ステージが進むとブーメランなど新しい武器が手に入る。これらを使わないと手に入らない場所にあるアイテムや倒せない敵もいるので、うまく使っていきたい
ステージの最後にはボスが待ち受ける。当然強力であり、初見で倒すのはなかなか難しい。ダメージを与えていくと攻撃パターンが変わるのがまたやっかいだが、何度も挑戦して学習していけば倒すことができるだろう。
筆者はアクションゲームが得意とはいえないタイプだが、ステージボスに挑み10回以上負け続けた先になんとか勝てたときは思わずガッツポーズしそうになったほどだ。やはり適度な難易度と、それをクリアしたときの快感は素晴らしい
試行錯誤しながら少しずつ自分の腕も成長していくという体験は、まさに「あのころのゲーム」らしさがあり、よろこびを与えてくれる。
どうしてもクリアできないときはアイテムに頼る
ステージの途中で集めた「オーブ」を使うと、特別なアイテムを購入することができる。どれもクリアのために必須ではないが、助けとなるものばかりだ。普通にプレイしていてどうにも難易度が高いと思ったときは使ってみるといいだろう。
アイテムを購入するのに必要な「オーブ」は課金アイテムでもあるが、普通にプレイしていればステージ中で手に入るので、課金が必要なことはほとんどない
コントローラーを使えばより快適にプレイできる
本ゲームはMFiコントローラーに対応しており、これを使えばより快適にプレイできる。
もちろん、コントローラーを使わずに画面のタッチでも操作は可能。タッチ部分も画面下に集中しているので、指で画面が隠れるということはない。だが、プレイしているうちに指の位置がズレて、右に行きたいのに左ボタンが反応してしまった、ということが何度もあった。
コントローラーを使うと左右のキーの押し間違いはなくなり、攻撃とジャンプの組み合わせやタイミングの取り方も格段に楽になる
使用武器の切り替えもL1/R1ボタンで可能になるので素早い切り替えが可能。ボタン操作の遅延も見受けられないので、もしコントローラーを持っているようであれば、使ってプレイしたほうが絶対にいいといえる。
ロックマンが好きなら絶対に気にいるはず
冒頭でも述べたように、このゲームはロックマンをかなり意識して作られているのがわかる。見た目もそうだが、BGMもまた懐かしいピコピコサウンドで作られている。あのころの、ロックマンに代表される横スクロールアクションゲームが好きだった方なら、絶対に気に入るので、ぜひプレイしてほしい。
- 使用した端末機種:iPhone 5
- OSのバージョン:iOS 8.3
- プレイ時間:約2時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0
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