【5/6版】ストアウォッチャー

AppleとGoogleの公式ストアが毎週更新するおすすめゲームを一気に確認。両社のおすすめゲームを比較して、エクスクルーシブタイトルの発見や、より安く遊べる良作を探ってみよう。

App Store

新規タイトルは5本。いずれもアクションものになっていて、じっくり遊ぶタイトルが多かった先週とは対照的だ。

有料タイトルの『INKS.』は、その名のとおり、インクの詰まった台でピンボールをしていくというもので、玉がぶつかったところにインクが飛び散るさまは幼少時のいたずら心を刺激する。

安価で爽快感もあるので、ピンボール好きなら購入してみるといいだろう。

同じく有料タイトルの『Runaway Toad』は、キス魔の姫に捕まったカエルが脱出を図るというジャンピングアクション。こちらもアート性が強く、幻想的な作品だ。

『ハングリー シャーク ワールド』と『ホバークラフト:テイクダウン – カスタムコンバットカー』は、チュートリアルもなしにゲームが始まる。

前者はサメを操作してひたすらほかの生物を食べていくという直球なアクションで、本能の赴くままに食べまくれる。

後者はブロックでできたホバークラフトを操作して、周囲の車を壊しながら進んでいくカーアクション。

どちらもゲーム性はシンプルだが、難易度は高め。コンテンツが豊富なので、ゲームをやり込みたい人にはおすすめだ。

iOSのみのゲーム

INKS.

変わった形をしたピンボール台にインクの詰まった箱がセットしてあり、ボールを接触させるとインクが飛び出す。

台に設置してあるすべてのインク箱に接触できれば、ステージクリアとなる。

ボールが下に落ちてもゲームオーバーにならず、何度でも挑戦できる。ただし、ずっとクリアできないでいるとボールがどんどん汚れていき、台も汚くなってしまう。

スコアなどは特に表示されないが、少ない手数でクリアすると星マークが付くようになっている。

Runaway Toad

カエルを操作して、城からの逃亡を図るジャンピングアクション。幻想的なムードとピアノのBGMがマッチしていて、落ち着いて遊ぶことができる。

画面のホールドでカエルがジャンプのため動作を開始して、離すとジャンプ。ホールド時間によってジャンプの強さが変化していく。

特殊な操作に戸惑うかもしれないが、少しプレイすればすぐ慣れるだろう。ホールド時間とジャンプ軌道の変化が直感的にわかりやすく、上達していくよろこびが味わえる。

Black Hole Joyrider

宇宙船に乗り、宇宙に設置されたトンネル状の道の中を進んでいく、一風変わったドライブアクション。

プレイヤーができるのは、画面タップ、ホールドによる減速のみ。画面は自動で進んでいくので、カーブに合わせて適宜減速し、道から外れないように進めていく。

このゲームにもチュートリアルがないので、初めははどう操作すればいいかすらわからないかもしれない。

しかし、減速の大まかな感覚さえわかってしまえば、スピード感満点のドライブが楽しめる。

Google Play

先週と同じく、全33本。しかし、そのうち31本は入れ替えとなっており、顔ぶれはまったく異なる。

とはいえ、再掲タイトルが多いのは先週と同様だ。

『クラッシュ・ロワイヤル』は5月3日に大規模なアップデートがあり、カードの入手や強化がしやすくなっている。世界的に人気なゲームということもあり、影響は大きかったようだ。

先週App Storeでピックアップされていた『エージェント・ガムボール』も登場している。

緊張感のあるステルスアクションが楽しめるので、気になった方はこちらのレビューを参考に購入してみよう。

『Troll Face Quest Classic』は、シュールなイラストに隠された仕掛けをタップして、謎を解いていくパズルゲーム。

ヒントがないとまず解くのが無理なものが多数なので、パズルゲーム好きなら挑戦してもいいだろう。

『スーパー ニャー!!』は、iPhone版の『Super Phantom Cat』。こちらでは無料で遊べるので、アクション好きならぜひ。

33本もあるが新作には乏しく、全体的にはアップデートに伴うピックアップが主なようである。

Androidのみのゲーム

Talisman: The Horus Heresy

Steamでも配信されている、戦略ボードゲーム。『ハースストーン』のカードバトルに陣地の概念が加わったような形式になっていて、カードゲーム好きならハマれるだろう。

公式サイトによると、まもなくiPhone版も配信予定とのこと。日本語対応もしてほしいところだ。

Mr Hangman: English Word game

かわいい見た目とは裏腹に、英語で出されたクイズに正解しないとキャラクターが絞首刑にされてしまうゲーム。

全編英語で展開されるため、難易度は非常に高い。というか、全体的に狂気じみているので、変なゲーム好きな方以外にはおすすめできない。

独断で選ぶ今週のおすすめ

Sea Hero Quest

海、川に潜んでいる謎の生物を写真に収めるため、船で冒険の旅に出発するアクションもの。船の挙動がとにかくなめらかで、快適に動いてくれる。

チェックポイントを順番に通過していくステージと、安全確保のためにフレアーを打ち込むステージ、謎の生物を撮影するボスステージの3フェイズでゲームは進行していく。

こちらも全編英語だが、アイコンやオブジェクトが直感的にわかりやすく、システムはすんなり理解できるだろう。

操作性もよく、船はこちらの操作に小気味よく反応してくれる。画面を上にスワイプするとスピードアップできるが、この疾走感もかなりのものだ。

しかし、ボスを撮影した時の採点基準はまったくもって謎である。フレームの中に全身が入っていればいいのだろうか。

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