クラロワ【攻略】:5/3アップデートの新カード追加とバランス調整でどう変わる?

5月3日のアップデートで、新カードの追加とカードのバランス調整、ゲーム機能のリニューアルや追加が行われた。ここでは、新カード6枚のアンロックタイミングなどの詳細と、バランス調整後注目のカードなどをまとめて紹介していく。

  1. 各カードの調整内容(アンロック順)
  2. 新カード紹介(アンロック順)
  3. アップデート後の注目カード

 各カードの調整内容(アンロック順)

今回のバランス調整は、前回のアップデート以降も使用率の上がらなかった「ロイヤルジャイアント」の強化と、防衛施設の弱化がメインとなる。

カードのアンロック順に調整点をまとめたので、まずは今回のバランス調整内容を確認しよう。

上方修正されたカード一覧

下方修正されたカード一覧

全ユニットカードの射程を統一

サイズの異なるユニット間で、攻撃射程の表示が統一されていなかったバグが修正された。一部のユニットの射程が狭まったように見えるが、従来どおりのようだ。

今まで、同じ射程のユニット同士でも常に同時に攻撃されるとは限らなかったが、今回のアップデートでその問題は解決されている。

新カード紹介(アンロック順)

今回のアップデートで、新たに6枚のカードが追加された。どのカードも非常に特徴的で、アンロックされるタイミングはまちまちだ。

このカードたちの出現で、デッキのバリエーションは大幅に増えることとなった。各アリーナでの戦いは、より熾烈なものとなるだろう

6枚の新カードそれぞれの特徴をアンロック順で紹介していく。

ラヴァハウンド(アリーナ4でアンロック)

レア度ウルトラレアの飛行ユニット。攻撃目標は「建物」。攻撃は単体攻撃で、ダメージはないに等しいため、「この状態」での攻撃面には期待しないほうがいい。

撃破されると、小型ユニットの「ラヴァパピィ」6体へと変化する

コストが7というだけあり、ラヴァパピィ1体1体のステータスは高く、攻撃目標も「空中/地上」に変わる。この状態での火力は「ガーゴイルの群れ」より若干高めとかなり優秀。

レベル1でもベビードラゴンの攻撃は耐えられるヒットポイントをもつ。6体で攻撃できれば、毎秒270もダメージを与えられる

ラヴァハウンドはヒットポイントが高く、一見防衛役として活躍するようにみえる。

しかし、飛行ユニットのため、多くの敵の攻撃対象とならず無視されてしまう

このことから、ラヴァハウンドは攻めにこそ使いたいユニットといえる。

撃破前にできるだけタワーへ近づき、撃破後のラヴァパピィでタワーや防衛ユニットを袋叩きにするのが主な戦法となるだろう。

ファイアスピリット(アリーナ5でアンロック)

レア度ノーマルの低コスト複数体ユニット。攻撃方法が特殊で、射程に入った敵に飛びつき、爆発する。

範囲は狭めだが範囲攻撃。攻撃成功と同時にファイアスピリットも消える

そのダメージは80と、低コスト複数体ユニットの中では随一。火力が高いとされてきた「ゴブリン」でさえも、ダメージは50に止まる。

複数体ユニットカードとの相性はばつぐん。「ガーゴイルの群れ」や「スケルトン部隊」の対処役として出せば活躍してくれそうだ。

とはいえ、ヒットポイントが非常に少なく、射程が自身より広い相手には足止めにしかならない。使いどころの難しいカードだ

オーブン(アリーナ5でアンロック)

レア度レアのユニット兵舎。ファイアスピリットを10秒ごとに2体ずつ、合計10体配置する。対戦相手は配置した側には複数体ユニットを使いにくくなるだろう。

墓石のような撃破後の効果はなく、ヒットポイントも低め。基本的にはアリーナタワーの後ろなど、攻撃されにくいところに配置するのがおすすめ

穴掘り師(アリーナ6でアンロック)

レア度ウルトラレアのユニットカード。アリーナのどこにでも配置でき、ヒットポイントも高めな強力ユニットだ。

タワー以外の建物との相性は最高で、とくにエリクサーポンプ対策としてデッキに組み込めば、大活躍してくれるはずだ。

スパーキー(アリーナ6でアンロック)

レア度ウルトラレアの防衛施設にも見えるユニットカード。1回の攻撃での殲滅力は、間違いなくナンバーワン。一度でもタワーを攻撃できれば、致命傷を負わせることができるほどの火力がある。

さまざまなユニットと組み合わせて、タワー攻撃を狙おう。

盾の戦士(アリーナ7でアンロック)

レア度スーパーレアの複数体ユニット。「ダークプリンス」と同じく盾をもち、どんな攻撃でも一度は耐えてくれるのが最大の特長。

単体ユニットの対処役として配置すれば、間違いなく活躍してくれる。呪文にも強い

アップデート後の注目カード

今回、追加・調整されたカードの中でも、筆者が注目したカードを4枚紹介していこう。

ファイアボール(はじめから)

直接修正が入ったわけではないが、ノックバックできる対象が増えた。上方修正といってもいいはずだ

変更後

バルキリーとミニP.E.K.K.Aをノックバックできるように

今までも「バーバリアン」や「ネクロマンサー」などはノックバックできていたが、効果対象が増えた。ノックバックできるということは、ダメージを与えるだけでなく、タワーまでの時間稼ぎもできるようになったということ。

タワーで攻撃できる時間も長くなるので、中型ユニットの侵攻を止めやすくなった。

もともと人気があったカードだが、アップデートでさらに使用率が高まったように感じるカードだ

ロイヤルジャイアント(アリーナ7でアンロック)

今まで、クラロワTVで一度も見たことのなかったカード。今回の上方修正で見かけることは多くなりそうだ

変更後

射程:6→7

射程が7になることで、大半の防衛施設を射程外から一方的に攻撃できるようになった。防衛施設配置後に後出しすれば、リスクなしで施設を破壊できる。

今回のアップデート以降、ロイヤルジャイアントに防衛施設で対処するには、後出しすることが必須になる

この調整で、アリーナ7以降の戦いが今まで以上に熱くなっていくことだろう。

これまで強力だった「迫撃砲」が弱化されたので、そのかわりに「ロイヤルジャイアント」を組み込むプレイヤーも多そうだ。

穴掘り師(アリーナ6でアンロック)

アップデート後、上位アリーナのクラロワTVでかなりの数のデッキに編成されている。新カードのなかでも、注目度の高いカードだ

タワーへの攻撃は、ダメージが半減されていることに注意。長い間攻撃し続けないかぎり、タワーへの被害は少なくなりがち。

タワーのとどめやユニット兵舎、エリクサーポンプの破壊に用いるといいだろう。

「ゴブリンバレル」と同じような奇襲に向いたカードだが、コストが1低く、軌道が見破られにくい

また、ヒットポイントが高いユニットのため、他のユニットがタワーに攻め込んだときに後追いで盾役として配置すると、よりタワーへのダメージを稼げるはずだ。

スパーキー(アリーナ6でアンロック)

ほかのカードとは文字どおり桁違いの攻撃力が魅力。穴掘り師と同じく、アップデート直後から見かけることが多いカードだ

ヒットポイントの高い大型ユニットとタワー以外は、一撃で一掃してしまえる超高火力ユニット。これだけダメージが高いのに範囲攻撃なので、複数体ユニットもひとたまりもない。

タワーに攻撃しても、これだけのダメージ。攻撃範囲も広い

攻撃目標は「地上」のため、飛行するユニットを用意すると一方的に攻撃できる。

特に、「ガーゴイルの群れ」であれば、カードを組み合わせなくても対処可能だ。どのアリーナでも人気の高いカードだが、さらに使用頻度は上がっていくことだろう

デッキに組み込む場合は、いかに飛行ユニットからスパーキーを守り切れるカードを編成しておきたい。

今回追加されたカードはレア度が高い。

なかなか手に入れることは難しいが、特徴的なカードが多く、デッキに編成できればまったく違った戦法を楽しめるカードばかり。気長に出るまで宝箱を開けまくろう。

バランス調整では、防衛施設の耐久面が大きく見直された。これにより、均衡状態が崩されやすくなり、勝ち負けがつきやすくなったように感じた。

バランス調整と新カードを踏まえてデッキを構築し直し、より上位のアリーナを目指していこう。

(C) 2016 Supercell Oy