12オーディンズ【攻略】: タンク(騎士・パラディン)育成指南

『12オーディンズ』の役回り別育成例のタンク編。ここでは、パーティーメンバーを守る盾の役割をもつ、騎士とパラディンの効率的な育成方法を紹介していく。

タンクの役割とは?

本作のタンクは、騎士パラディン。敵の攻撃を引きつけて味方の盾となるタンクは、パーティーの生存率に大きく関わってくる。

また、騎士とパラディンは、相手をスタン(気絶)させて、行動を妨害するサポーターとしても活躍する。

騎士とパラディンの違い

基本的な役割は同じで、使えるスキルの種類が少し異なっている。耐久面のステータスはすべてパラディンのほうが高いが、騎士の上位互換というわけではない。

騎士は敵のステータスを下げる強力なデバフスキルがあり、パラディンは騎士よりも強力なヘイトスキルに加えて、回復スキルも使える(ただし、回復量は少ない)。

レベル50のステータスを比較

  • 騎士:HP201/物防160/魔防162
  • パラディン:HP214物防176魔防190

※レベル50で装備とパッシブスキルがない状態でのステータス

デバフもできる万能タンク:騎士

  • ジョブ開放の条件:戦士をレベル20にする

デバフスキルで味方のサポートもできる万能型のタンク。敵の攻撃力や防御力を下げることができるため、特にボス戦で真価を発揮する。

  • 長所:強力なデバフスキルがあり、攻守に渡って味方をサポートできる
  • 短所:パラディンよりも耐久力が低く、主要スキルがツリーの後半にあるので覚えるまでの道のりが長い

おすすめの武器

  • 片手剣+重盾

防御力を重視して、片手剣と重盾を装備するのが基本になる。

おすすめの片手剣は、状態異常を無効にできる「金獅子の剣/獅子剣レオニード」。魔獣特攻があるのもポイントだ。現在は入手できないが、相手を毒状態にする「ヴェノムソード/魔毒剣アスタロス」も使いやすい。

重盾は、「金獅子の盾/獅子王の大盾」がステータスも高くおすすめ。軽盾も装備できるが、性能は重盾のほうが圧倒的に高い。

※記事を書いたときに入手可能な武器・防具になります。

必須スキル

  • ソードブレイク:敵の攻撃力を下げる、騎士の代名詞ともいえる強力なスキル
  • バッシュ:クールタイムが短いメイン攻撃スキル。相手をスタンさせる効果がある

おすすめのスキル習得ルート

  • かばう→ソードブレイク→バッシュ

前半はスキルポイントの少ない下ルートがおすすめ。かばうを取ったら上ルートに切り替えてソードブレイクを取ろう。ソードブレイクとバッシュを両方取るには、最短でもレベルを47まで上げる必要がある

全ジョブ中トップの防御力:パラディン

  • ジョブ開放の条件:騎士と神官をレベル20にする

全ジョブの中で最も高い耐久力をもつ防御のエキスパート。すべての敵の攻撃を自分に集中させられるので、パーティーの守護神ともいえる存在。

また、敵をスタン状態にするスキルを2つもち、相手の行動を妨害することに特化している。

  • 長所:敵のダメージから味方を守り、強力なスタンスキルで相手の行動を封じる
  • 短所:騎士よりも防御寄りの性能で、トータルの与ダメージは下がる

おすすめの武器

  • 片手剣+重盾
  • メイス+重盾

パラディンの基本装備は、騎士と同じく片手剣と重盾。メイスは攻撃力が低い代わりに回魔のステータスが上がるため、ヒールで回復しやすくなる。

おすすめのメイスは、蘇生ができる「黄泉のメイス/死神のメイス」。現在は入手できないが「薄明のメイス/オーロラメイス」の味方全体キュアとデバフ解除も使いやすい。

※記事を書いたときに入手可能な武器・防具になります。

パラディンと神官のヒールを比較

パラディンと神官のヒールの回復量にはどのくらい差があるのかを検証。どちらもレベル50で同じメイスを装備。パラディンが重鎧で、神官は魔装を装備させている。

回魔が96のパラディンのヒールは「37」、回魔が189の神官のヒールは「70」回復した。回魔が上がる魔装が装備できる神官には遠く及ばない

ヒールの回復量は、回魔のステータスの4割といったところ。回魔があまり高くないパラディンでは、ヒーラーを兼任するのはかなり難しいだろう。

必須スキル

  • バッシュ:クールタイムが短いメイン攻撃スキル。相手をスタンさせる効果がある
  • チャージアタック:相手を強スタンにする効果がある。バッシュよりも高確率で行動を妨害できる
  • 仁王立ち:味方全員をかばって攻撃をすべて自分で受ける。発動中は行動不能

おすすめのスキル習得ルート

  • バッシュ→仁王立ち→HP+20→チャージアタック

オーソドックスなタンクパラディンルート。レベル上限が55になって、チャージアタックとパッシブスキルの両方が取りやすくなった

ヘイトスキルで敵の攻撃を引きつけよう

騎士とパラディンに共通する役割が、敵のヘイトを自分に集める行動だ。ヘイトとは、攻撃や回復などの行動で、敵の攻撃がそのキャラクターに向けられること。

騎士は「サベッジスラッシュ」と「挑発」、パラディンは「サベッジスラッシュ」と「ハードスイング」を使うと、敵の注意を自分に引きつけられる。

ハードスイングは、敵全体に攻撃しながらヘイトを集められるため、騎士よりも強力なヘイト管理能力がある

また、騎士は「かばう」、パラディンは「仁王立ち」で味方への攻撃を代わりに受けることができるので、仲間がピンチのときに発動できるようにしておきたい。

特に、神官や吟遊詩人は回復スキルでヘイトを集めやすいため、これらのスキルを使って守ってあげよう。

装備で上げたいステータス

タンクで特に重要なステータスは、「HP」「物防」「魔防」の3つ。基本的には、耐久力を重視した装備にしよう。

防具は、タンク専用ともいえる「重鎧」をベースにしよう。フルセットにするとあまり俊敏が高くならないので、足を「軽装」にするのもおすすめだ。

特に、「サーヴァントブーツ/ヴァンパイアブーツ」は、MP回復の効果があるので騎士やパラディンと非常に相性がいい(現在は入手不可)。

装備のパッシブスキルやルーンも、耐久力が上がるものを優先していこう

ダンジョン周回は両手武器+軽鎧がおすすめ

日替わりダンジョンなど、あまりタンクが重要ではないダンジョンの周回では、攻撃力を重視して、両手武器と軽鎧を装備しよう。

両手武器は、盾を装備できない代わりに攻撃力が高い。軽鎧は、重鎧よりも防御力は低くなるが、攻撃力を底上げできる

ルーンの装着例

  • 武器:闘争のルーン(物攻アップ)
  • 重盾:軽妙のルーン(回避アップ)
  • 頭:生命のルーン(HPアップ)
  • 体上:堅牢のルーン(物防アップ)、破魔のルーン(魔防アップ)
  • 腕:猛撃のルーン(会心アップ)
  • 体下:堅牢のルーン(物防アップ)、破魔のルーン(魔防アップ)
  • 足:迅速のルーン(俊敏アップ)

優先して取りにいきたい他ジョブのパッシブスキル

優先して取りたいのは、「MPアップ」のパッシブスキル。騎士とパラディンは、スタンによる妨害やヘイト管理をするために、たくさんのMPが必要になる。

特にパラディンは、騎士に比べてスキルの消費MPが多いため、パッシブスキルでMPを上げておけば、かなり戦いやすくなる。

MPアップのパッシブスキルがあるジョブ

  • 魔術師:MP+10
  • 僧侶:MP+5
  • 大魔導:MP+25(最優先でMP+10だけは取りにいく)
  • 神官:MP+15(王道スキルルートでは、上のMP+5は取らないので注意)
  • 魔法戦士:MP+20(スキルツリーの後半にしかないので、入手までは遠い)
  • 吟遊詩人:MP+15(王道スキルルートでは、下のMP+10は取らないので注意)

魔術師と僧侶は、できるだけ早い段階ですべてのパッシブスキルを取っておきたい。魔法戦士以外は、序盤で取れるMPアップのパッシブスキルがあるので、余裕があればタンク育成前に取りにいこう。

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