敏捷性が重視視される3つの理由

1. 先制攻撃を出せる

『セブンナイツ』におけるバトルでは、「パーティの敏捷性の合計値」の高い方から先に通常攻撃を行うことができる。例えば5対5で戦う場合、全10体の中で敏捷性が最も高いキャラクターから攻撃する。

2. 追加攻撃の確率が高くなる

敏捷性を上げておけば追加攻撃も出やすくなるため、攻撃の手数も増加する。

3. アタッカーは素早いほど有利

その後は交互にスキル攻撃が展開されるため、アタッカーの敏捷性を高くすれば、初回のスキル攻撃で相手のキャラクターを数体倒すこともできる。

そのため、いきなり数的優位に立つことができ、勝ちパターンへとつながりやすい。

アリーナ上位ランカーによる武器装備を調査

短期決戦となるアリーナでは、戦況を少しでも有利に持ち込むため、キャラクターに敏捷性UPの装備をつけるプレイヤーが多い傾向にあると思われる。

実際にキャラクターにどのような武器を装備しているのか、アリーナランクTOP10に入るプレイヤーを対象に調べてみた。

結果、使用キャラクターに違いはあるものの、10人全員が敏捷性UPの星6武器（＋5）を2つずつ装備させている。

クリティカルUPと弱点攻撃UPの装備例

アラゴンやブラックローズといったアタッカーを採用する場合は、クリティカルや弱点攻撃率をUPさせる対策もおすすめだ。

防御陣形を使っている場合、後衛は相手からのダメージを受けにくい。前衛キャラクターの耐久力を上げれば生存率が上がりやすい環境となる。

アタッカーの攻撃順は遅くなるものの、後衛のアタッカーで大ダメージを与えていく戦略を取ることも可能だ。

検証：装備の差で勝率は変わるのか？

ここで、装備によって勝率がどのくらい左右されるものなのか、対人戦を使って検証を行ってみた。

パーティ構成や装備、相手との相性によって違いは出てくるが、1つの参考にしてほしい。

検証内容

以下の条件で対人戦を25戦を行った。

	条件
検証1	装備なし
検証2	敏捷性UPを装備
検証3	クリティカルUPを装備
検証4	弱点攻撃率UPを装備

担当パーティ

今回、検証に使用したパーティは、以下のとおり。陣形は防御陣形（Lv.40）。

キャラクター	敏捷性
アリス （Lv.30）	12
エスパーダ （Lv.34）	26
クリス （Lv.32）	21
ニア （Lv.38）	16
ユリ （Lv.40）	26
合計値	101

相手パーティ

担当の友だちプレイヤーの中から、パーティの戦力が同等または上程度の1名選出している。パーティは以下のとおり。

キャラクター	敏捷性
エース （Lv.30）	41
ユイ （Lv.36）	12
エレニア （Lv.36）	14
ルディ （Lv.32）	19
ジョーカー （Lv.34）	26
合計	112

ルディの全体の防御率UP、エレニアのブロック率UPの持続スキルで、全体の耐久力が強化されている。エースによる敵の防御力ダウン、ジョーカーのダメージ量UPの持続スキルで、被ダメージ量も増えるように構成されている。

結果

上記の条件によって検証した結果は、以下のとおり。

検証条件	結果
検証1 （装備なし）	9勝16敗
検証2 （敏捷性UP）	13勝12敗
検証3 （クリティカルUP）	7勝18敗
検証4 （弱点攻撃率UP）	6勝19敗

敏捷性UPの武器を装備した検証1が成績が最もよく、攻撃の手数が増えて戦況が有利になるケースも多く見られた。

検証2、検証3、検証4は負け越しとなったが、成績に大きな差は感じられない。クリティカル、弱点攻撃はあくまでも確率的に発動するため、今回の検証では戦況に大きな変化が出なかった形だ。

まとめ

先制攻撃が行えて攻撃の手数も増えるので、やはり敏捷性UPの装備をつけると勝率がよくなるようだ。

しかし、限界突破や有能な武器の装備でキャラクターを強化しておけば、攻撃順で不利になっでも戦況を逆転することもじゅうぶん可能だ。

対人戦やアリーナでなかなか勝てないという人は、使用キャラクターや装備を一度見直して、パーティ編成をしてみるといいだろう。

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