なつかしキャラクターに会える! スマホゲームに生まれ変わった作品
『パックマン』『ゼビウス』『ドルアーガの塔』など数々の名作ゲームを作り出してきたナムコ(現バンダイナムコエンターテイメント)。
カタログIPオープン化プロジェクトは、そんな名作ゲームたちのキャラクターやBGMなどを、二次創作に使用できる制度だ。
対象タイトルには、『塊魂』『子育てクイズ マイエンジェル』『ことばのパズル もじぴったん』『ミスタードリラー』も追加され、合計21タイトルに。
今後登場するゲームにも期待がかかるが、今回はすでに配信中(2016年7月14日時点)のピックアップしていく。
タタタタタッチ
登場IP
- ディグダグ
- ゼビウス
- マッピー
- スターラスター
- パックマン
『タタタタタッチ』は、その名のとおり、ひたすらタッチをしまくるタッチアクションゲーム。アイコンに閉じ込められたキャラクターたちを助け出すのが目的だ。
ゲームのルールは、画面に表示されるアイコンをタッチするのみ。ミッション条件を満たせばクリアとなり、次のミッションが追加されていき、すべてのミッションクリアでステージが開放されていく流れとなっている。
画面に現れるアイコンをタッチするだけのシンプルなルール。各ステージで決められたミッションをクリアしていくことで、スタイル(キャラクター)の入手ができるようになっている
入手したスタイルをセットすることで、主人公ノアの見た目やスキルが変わり、さまざまな能力を発揮することが可能だ。
ステージ画面下部のゲージが満タンになると、スキルの発動が可能に。『ディグダグ』のプーカのスタイルは、指定されたターゲットアイコンが出現しやすくなり、特定のミッションクリアに役立ってくれる
ナムコキャラクターをふんだんに使用したオールスター作品
注目すべきは、幅広い登場キャラクター。
各作品のメインキャラクター以外にも、ディグダグのベジタブルターゲット(野菜の形をしたスコア獲得アイテム)もスタイルとして登場し、ノアに能力を与えてくれる。
スイカやキノコといった、ただのスコアアイテムまでもがスタイルとして登場。1つ1つにしっかりスキルが与えられ、ミッションごとに使い分ける攻略要素も楽しめる
本の中で暴れている怪物を倒すため、眠ることで本の世界へ入り込むノアの思いもよらない姿に、ついつい繰り返しプレイしてスタイルを集めたくなってしまう。
ステージの背景やBGMが、使用しているナムコ作品を再現しているので、雰囲気だけでも味わってみてほしい。
ワギャンってこんなに弱かったっけ
登場IP
- ワギャンランド
本作は、『ワギャンランド』の主人公「ワギャン」を操作する横スクロールフライトアクション。
「こんなに弱かったっけ」というタイトルから想像できるとおり、とにかく難易度が高く、ワギャンを何度も死なせてしまう作品となっている。
画面右側のボタンを押している間は上昇、離している間は落下して、障害物をうまく避けていくというゲーム性だ。
単純なゲーム性ながら、当たり判定がシビアで、絶妙なステージ構成をしているので、非常に難易度が高くなっている
広告動画を見ることでミスを減らせるアイテムがもらえるが、それでもなお、難しいことには変わらない。何度も死んでは繰り返してしまうという中毒性を秘めている。
オリジナルワギャンの登場する死にゲー
本作をひとことで表すなら、まさに「死にゲー」といった表現が適切だろう。ほんの少しの操作ミスが、一瞬でゲームオーバーへつながる緊張感を感じながらプレイすることができる。
1ステージのプレイ時間は短いので、空き時間にちょっと死んでおこう、という場合にプレイするのがおすすめだ。
ブロックとの間に少し隙間があるように見えるが、これでもゲームオーバー。かなり細かな操作を要求される
Dr.デビルやマジョーラといったワギャンシリーズに登場したキャラクターに加え、本作オリジナルのキャラクターが登場することにも注目だ。
キャラクターは、課金通貨「ワギャナイト」で購入し、操作キャラクターとして使用できる。どれもワギャンより高い性能を持ち、バリアなどの特殊能力まで用意されている
PROJECT FARDRAUT -Secondary work of XEVIOUS-
登場IP
- ゼビウス
- ワンダーモモ
- パックマン
上記3作品が登場する3Dシューティングゲームで、ステージの雰囲気はゼビウスと同じテイストを感じる作品。
左右の方向転換と攻撃に加え、スピードの加速・減速を同時に操作しなければならないので、ゼビウスとはまったく違った操作感となっている。
制作者は個人でゲーム開発を行っているそうだが、そうとは思えない本格的な3Dグラフィックに驚く
操作機体は、ゼビウスでおなじみのソルバルウの他に、パックマンとワンダーモモが登場。特に、人型のワンダーモモが戦闘機と同じサイズで飛び回るのに違和感を感じざるを得ない。
各機体は、速度や加速、旋回性能に差があり、使用感が異なる。繰り返し使用することでレベルが上がり、能力が強化されていくRPG要素も実装されている
アップデートでカスタマイズ機能が実装予定
現時点では、細かい操作には難があるとは感じるが、レベル上げによって多様なパラメータが上昇していく要素はRPGが好きな人にはハマる可能性があるだろう。
また、装備変更やSHOPといった要素が今後のアップデートで追加されるとゲーム内で告知されている。ステージやボスに合わせた、戦略的なシューティングが実現されるかもしれない。
詳しい仕様は明らかではないが、機体をカスタマイズできるようになることは間違いないだろう。個人開発者ということで、いつアップデートが実施されるかまったく検討がつかない
PAC-TUNE
登場IP
- パックマン
パックチューンは、パックマンのステージを使って音楽を作ることができる新感覚アプリだ。
「パックマンのステージをプレイしていると曲が奏でられるようになっている」といわれてもピンとこないと思うので、まずはこのプレイ動画を見てほしい。
ルールはパックマンと同じとなっており、ドットと果物を食べつくせばクリア、敵に当たればゲームオーバーとなる。
動画を見てもわかると思うが、壁にぶつかったり、敵を避けようと逆方向へ進むと曲が止まってしまう。
曲を止めたらゲームオーバーということはないが、曲を止めずににどこまで進めるかという遊び方も面白いかもしれない。
作曲してオリジナルのステージがプレイ可能
既存のステージをプレイするモードだけでなく、自ら作曲してオリジナルのステージを作ることも可能だ。
作曲ツールは、音楽の知識がなくても曲が作れるように、直感サウンドパッドを装備。本格的に作曲がしたい方用には、ピアノロール編集機能も搭載している。
左が直感サウンドパッド、右がピアノロール編集機能
「クッキー作成」を押すと音符とドットが生成されるので、これをステージに配置していこう。また、障害物や敵、果物なども自由に配置可能だ。
曲は赤枠に生成されるので、ステージにスワイプして配置していく
作ったステージは、FacebookやTwitterなどのSNSや「PAC-TUNE WEB」にボタン1つで公開することもできるので、他の人が作ったステージもプレイしてみよう。
逃げギル!
登場IP
- ドルアーガの塔
『ドルアーガの塔』といえば、主人公のギルが恋人のカイを救うために、悪魔ドルアーガが待ち受ける60階の塔を登っていくアクションRPGだ。
プレイヤーは、迷宮上になったステージで鍵を探し、道中の敵を倒しながら次のフロアに進んでいくことが目的と……本来ならなっている。
しかし、本作ではカイを救った直後のストーリーがメインとなっており、ドルアーガを攻略したギルを操作しながら今度は塔を降りていかなければならない。
時間が経過するごとに塔は崩れていき、降りている道中には敵も徘徊しているため、いかに安全なルートを見つけていくかが攻略のコツとなる。
敵にぶつかることさえしなければギルはダメージを受けることがない。しかし、余裕をもって下まで降りたとしても、塔は思った以上に崩れるスピードが早いため、油断はできない
シンプルながらも時間を忘れて遊べるゲーム性
基本的には上から崩れていく塔につぶされなければ問題ないのだが、進んでいくごとに崩壊速度も上がっていく。
そのため、序盤こそ余裕をもって進んでいけるものの、後半になると敵が移動中にフェイントをかけてくることもあるため、思った以上に先へ進むことができない。
道中にはギルを手助けしてくれる特殊アイテムが落ちており、手に入れると一時的に無敵状態となる。
崩れゆく塔から少しでも距離をとるためにも、このアイテムをむだなく拾っていくことが重要。
本作に登場するアイテムはこの特殊なポーションのみ。序盤はそこまで苦戦するポイントもないので、見つけても有り難く思わないのだが、敵が多い場所などで見つけた際は、非常に心強いと感じるはずだ
オラッ!ディグダグ ホレゆけ!ブラジル
登場IP
- ディグダグ
- ワギャンランド
日本の裏側にある「ブラジル」を目指してひたすら地面を掘り進んでいくカジュアルゲーム『オラッ!ディグダグ ホレゆけ!ブラジル』。
プレイヤーは自動で穴を掘っていく主人公「ホリ・タイゾウ」をコントロールしながら、200ヵ国以上のゴールポイントを目指すことが目的となっている。
地面の中には敵や岩が障害物として設置されているほか、順調に掘り進んでいてもタイゾウの酸素が足りなくなったり、空腹状態に陥ってしまう。
途中にあるアイテムをとっていかないとタイゾウが息絶えてしまうため、寄り道せずにゴールポントを目指せるかが重要なのだ。
穴を掘っている際は、画面下にタイゾウの心の声が表示されるようになっている。最初はどうでもいいことかと思いきや、実は彼の状態を理解するために必要なヒントが隠されているため、こちらもチラチラと確認しておかなければならない
クリア後のちょっとした雑学がクセになる
ゴール範囲は国によって異なっており、国土面積が小さいほど、フラッグからズレなく到着する必要がある。
特にアイテムの中には掘る速度をアップするものもあるため、楽して進もうとすると逆に難易度が上がってしまうことも。
本作はゴールに到着することで、その土地の国名や地理情報など、ちょっとした雑学を知ることが可能。
もちろん掘ることがメインなのだが、クリア後の雑学も魅力の1つなので、あきらめずにゴールを目指してほしい。
こちらがクリア後に表示される「ひとくちメモ」の画面だ。簡潔にではあるものの、書かれていることを読んでみると思わず「へぇー、そうなんだ」と、感じさせることが書かれている
懐かしのタイトルをベースに生まれ変わった作品たちを堪能しよう
ここまで紹介してきた作品たちはほんの一部であり、オープンIPカタログのコンテンツ情報サイトには他にも数多くのタイトルが遊べるようになっている。
当時に遊んでいたユーザーは勿論のこと、本プロジェクトは学校や実況動画を投稿したいという個人(後任クリエイター)など、さまざまな場所で動かすことが可能。
今後も多くのクリエイターが新たな作品を提供していくはずなので、二次創作に興味がある方は積極的に参加してみよう。
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(C)zzyzx, Inc.
(C) CS Studio
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(C)Happymeal Inc.
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.