ハイテンポでライトに遊べる本格育成シミュレーション
『太陽人間』は、神様から預かった「むすこ」の成長を見守っていく育成ゲーム。画面はドット絵で描かれており、少々レトロな印象も受ける。
このむすこは、大きく成長すると惑星を創り出し、その星を管理する仕事に就くことになる。
創造する惑星がどんな星になるかは、むすこの「せいかく」次第。立派な「たいようにんげん」となれるよう、一緒の時間を過ごしていこう!
オーブを集めながら見守ろう
むすこは、画面上に散らばる「オーブ」を集めることで成長していく。
オーブは放置したり、イベントをこなしたりすることで画面にたまっていく。
時おり画面の左側に表示されるアイコンから動画広告を観れば、短時間でオーブを大量に回収することもできる。
せいかくを決定づける選択
しばらく見守っていると、画面上に「!」マークのついた吹き出しが現れることがある。
この吹き出しをタップするとイベントが発生し、いずれのイベントでもプレイヤーは2択の選択を迫られることになる。
決定した選択肢によって、むすこのリアクションは変化する。
予想どおりの展開になることもあったが、そのほとんどがシュールな展開になるのが本作の魅力だ。
最初は「おうち」でしか過ごせないが、ゲームを進めると「おでかけ」できるようになり、スイーツバイキングやネオンナイトなど、現代らしい雰囲気の場所に繰り出せるようになる。
もちろん、発生するイベントは場所によって変わるため、非常にバラエティーに富んでいる。むすこといっしょに、さまざまな場所へと訪れてみよう。
しんかで変化する見た目
イベントなどをこなしてオーブが一定以上たまると、「しんか」できるようになる。
しんかする先は、むすこがどんなステータスをしているかで決まる。
最後に迎えるエンディングもむすこの見た目によって変わるので、いろんなステータスでしんかを試してみよう。
隠された物語を知るカラス
オーブを集めていると、時折「カラスの羽根」が舞い落ちてきたり、「カラス」が現れたりすることもある。
こうして見つけたカラスや羽根をタップすると、なにやら意味深な文章が表示される。
何度もカラスを捕まえると、神様が人間であるプレイヤーにむすこを預けた理由などが徐々に明らかになっていく。
育成ゲームではないがしろになりがちな「ストーリー」まで完備されているのだ。
超ライトながらこだわりぬかれた作品
この手のジャンルのゲームで最も気になるのがテンポだが、動画広告も利用しながら、1時間ほどのプレイでサクッとエンディングへとたどりつけた。
紹介しきれなかったが、BGMや効果音も非常に豊富。
背景のドット絵もかなりのクオリティで、スマホゲーらしいライトな遊びやすさを追求しながらも、非常に細部までこだわりぬかれた作品に仕上がっているように感じた。
「たまごっち」などの携帯型育成ゲームを彷彿させる本作。シンプルながらリアクションなどに愛嬌があるむすこを、自分の手でたいようにんげんに育ててみよう。
- 使用した端末機種:iPhone 6
- OSのバージョン:iOS 10.2.1
- プレイ時間:約1時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0
- 課金総額:0円
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