風までなびく疾走感と圧倒的な浮遊感を体験
VRコーナーを歩いていると嫌でも目に入るほどの強い存在感を放っているのが、積木製作ブースにある『BLAST×BLAST』(以下、ブラスト×ブラスト)。
本タイトルは「Unity VR EXPO Shibuya」で最優秀コンテンツにも選ばれた作品であり、TGS2016ではさらに進化した姿となって出展している。
そのためか、人気の高いVRコーナーでも、ひと際長い列ができていた。
早めに優先体験パスをゲットしておこう
普通に並ぶと、かなりの時間待つことになる可能性が高い本作だが、書かれた時間になればすぐに試遊できる「優先体験パス」が配布されている。
あるとないでは効率が段違いなので、試遊したい方は午前中にパスをもらっておくことをおすすめする。
本作は、大迫力で味わえる「爽快感」と「疾走感」をウリにしているライドシミュレータータイプのFPSシューティングゲーム。
このコントローラーを両手にそれぞれ持って戦うことになり、2つで同時に限界までチャージブラストをためて放つ超必殺技「マルチブラスト」も用意されている。
BLAST×BLASTスタイルで挑戦!
事前に、剣は攻撃が届かないこともあって難しいとのことを教えていただいたので、最もスタンダードなスタイルであろう「BLAST×BLAST」でゲームスタート。
実際にプレイしはじめて感動させられたのが、チャージブラストだ。範囲、威力がともに高いこのブラストを使うと、その反動を生で体感できるのだ。
徐々に操作にも慣れ、順調に現れる敵と打ち倒していく。射程範囲内の敵が自動的にロックオンされるので、腕に自信がない方でもサクサクと敵を一掃していく爽快感を味わえるはずだ。
クリア後には敵の撃破数などを合わせたスコアが表示され、ランキングへと登録される。見事10位以内に入賞できればネット上のランキングにも名前を載るので、TGS2016ランカーを目指してみてほしい。
今後の稼働をチェック!
本作はすでに、期間限定ではあるが「スペースクリエイト自遊空間NEXT 蒲田西口店」や「梅田ジョイポリス」などで実際に稼働していた。
今後もアミューズメント施設を中心に展開が予定されているので、TGSに参加できないけど遊んでみたい……という方は随時情報を確認しておこう。
今年のTGSで必ず体験しておきたいVR作品
ブースの試遊台は1台のみ。最初に紹介したとおり、かなりの人だかりができているので、プレイ中は多くの人の目にさらされることになる。
しかし、個人的にはそれを加味しても、おつりがドカンと来るぐらい面白い作品に仕上がっているように感じたので、18日にTGSへ足を運ぶ方はぜひ立ち寄ってほしいブースだ。
非常に爽快感があり、ストレス解消にももってこいの良作。あっという間だが、別世界に飛ばされたかのような感覚にどっぷり浸れる本作を体感してみよう。
東京ゲームショウ2016 一般公開日概要
- 日程:一般公開:9月17日(土)、18日(日) 10:00~17:00
- 会場:幕張メッセ
- 主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)
- 共催:日経BP社
- 特別協力:ドワンゴ
- 入場料:一般公開:前売1,000円/当日1,200円(税込)
※小学生以下は入場料無料
(C) TSUMIKI SEISAKU