HUAWEI honor 8でIngressをプレイしてみました
私は、常々Ingressをプレイするには、ハイエンド端末が間違いないといっています。
でも、スペック上は最高! ぜったいサクサク! と思っても、実際使ってみたら微妙だったということもあります。
実際にゲームをインストールしてみないとわからないものだな、と思わされますね。
今回は、ネット上でもしばしば売り切れになっているのを見かけるほどの人気があるHUAWEIのhonor 8をお借りできました。
これにIngressをインストールして、プレイレポートしていきます。
サイズとレスポンスの印象
まずは、honor 8のスペックから紹介していきます。
スペック
- サイズ:幅約71.0×長さ145.5×厚み7.45mm
- 重さ:約153g
- OS:Android 6.0
- CPU:Nuawei Kirin950 オクタコア(2.3GHz×4+1.8GHz×4)
- メモリ:RAM 4GB
- ストレージ:32GB(Micro SDスロット最大128GB対応)
- バッテリー:3,000mAh/急速充電(9V/2A対応)
- ディスプレイ:約5.2インチ、FHD(1,920×1,080ドット)、IPS
- カメラ:メインカメラ 1,200万画素ダブルレンズカメラ(モノクロ+カラーセンサー/開口部F2.2/AF/2色Flash)、インカメラ 800万画素(開口部F2.4/FF/BSI)
- 通信速度:下り(受信時)最大262.5Mbps(LTE)/上り(送信時)最大50Mbps(LTE)
- センサー:加速度、コンパス、ジャイロ、環境光、近接、HALL、指紋センサー+スマートキー
- テザリング:最大接続台数 8台
- 通信方式:
FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/812/17/19/20
TDD-LTE:B38/40
LTE CA DL(カテゴリ6):B1+B19/B3+B19/B1+B8
W-CDMA:B1/2/4/5/6/8/19
GSM:850/900/1,800/1,900MHz
操作していて遅いとかひっかかりを感じるとか、そういうことはいっさいありません。体感的な印象は、完全にハイエンド端末です。
約5.2インチという画面サイズが絶妙。あまり画面が大きいとアノマリーで使いにくい。
けれど、小さいと普段ニュース記事などを読むときツライ……という40代以上のこだわるエージェント(AG)に特におすすめできます。
デザインとグリップ感
カラーバリエーションはサファイアブルー、サンライズゴールド、パールホワイトの3色。
今回お借りしたのはサファイアブルーです。むむ! なんとかグリーンもお願いします! というのは冗談ですが(笑)。
昔からHUAWEIの端末は薄くて、持ってみるとふわっと軽くて驚かされるのですが、今回もすばらしくきれいなボディです。
特に、背面の15層も重ねられたマイクロパターンが見せる深みのある輝きと、エッジの艶がいいですね。所有欲もバッチリ満たされます。
側面が丸いので、手の当たり具合も問題なし。軽さと相まって、長時間持っていても疲れにくいデザインだと思います。
ただ、艶がある分、ボディがとてもツルツルしているので、うっかり落としてしまいそうでかなり危険。
プレイする際は、必ずカバーをしたほうがいいでしょう。この美しさが見えなくならない程度に。
Ingressでの使用感
結論としては、Ingressは問題なくプレイできます。アノマリーにも持って行けそうです(もちろん、ポケモンGOも遊べます)。
起動スピード
動画で撮影してみました。場所は都営線の神保町駅そば。
ビルに囲まれていたためふわふわと移動していましたが、それはこの端末に限ったことではないよね、というレベルです。
今のところ、他の端末に比べてGPSの位置が大きくズレるといった問題もなさそうです。
画面とレスポンス
スキャナのボタンをあちこちタップしてみたときの反応は良好でした。これならアノマリーでも使えそうです。
季節柄真夏の昼間ではないのが残念ですが、15:00台の直射日光を受けても視認性は抜群でした。真夏も期待できるかもしれません。
見やすいのに、眼に対する配慮があるのもこの端末の特徴。たとえば、暗いところでは、画面も暗めに落としてくれます。
夜中に目覚めて画面を見ても、突然カッと明るい光に晒されません。
通知パネルから「視力保護モード」を選ぶと、画面が黄みを帯びてブルーライトの影響を軽減してくれます。
「設定」の「画面」には「色温度」の設定メニューもあります。
30代、40代のプレイヤーも多いIngress。プレイし続けて目が疲れたと思ったら、青みを減らして眼を守りましょう。
位置の反応
高層ビルが立ち並ぶ場所で迷うことはありますが、筆者がプレイしている間、反応で困ったことはありませんでした。
バッテリー持ち
ポータブルバッテリー数台標準装備の諸兄に対して、今さらバッテリー持ちなんて……と思いますが(笑)、3,000mAhあるので、すぐなくなるということはありません。
急速充電対応なので、同じく急速充電対応のポータブルバッテリーと組み合わせればプレイ中の充電はバッチリでしょう。
気をつけたいのは、USB端子がType-Cという点。
もちろんケーブルは付属していますが、携帯用に新調する必要がありますね。
ちなみにType-Cは端子の向きを気にしなくていいのでとっても楽です。
熱
プレイ中、背面およびエッジ部分がほのかに温かくなりました。でも熱くて困るほどではありません。
冬に暖を取るならまったく物足りないくらい。ただし、これは端末の個体差や個人の利用時間にもよります。
そのほかに気に入った点
honor 8の背面には指紋センサーがあります。指紋を登録しておくと、触っただけでロック解除できます。
これが速い! 触ると同時に解除できるのでストレスゼロ。しかも、この指紋センサーは「スマートキー」という名前でボタンにもなっています。
ここに3つ、アプリや操作を設定できます。私は以下のようにしてみました。
- 押す:Ingressを起動
- 2回押す:カメラを起動
- 長押し:スクリーンショット
これで、指紋センサーに触ったと同時にロックを解除し、そのまま軽く押せばIngressが起動。
メダルキタ━(・∀・)━!! とか、でっかいCF(コントロールフィールド)できたー! というときは、長押しすれば片手でスクリーンショットが撮れます。
アノマリーやミッションデーで出かけたら、2回押せばカメラが起動するので、思い出もバッチリ!
おまけにこのカメラ機能は本当にすばらしい。
ダブルレンズで雰囲気のある写真が撮れまくりですから、旅行にGOOD!
「ワイドアパチャー」といって、ボケ味をコントロールできる機能もついています。
とりあえずこの機能で写真を撮っておけば、あとからピントの位置やボケ具合を変更できるんです(ただし、ズームできないので広角になります。風景向きです)。
一眼カメラ持ったことがないけれど、ボケ味のある本格的な写真撮りたいなと思っている方から、一眼カメラ持って歩くのはしんどいと思い始めた方まで、楽しめること間違いなし。
まとめ
気になったのはボディが滑りやすいことくらいで、非常にコスパのいいSIMフリー端末です。
SIMフリーなので、海外旅行時に海外のSIMが入れられるのはいうまでもありません。honor 8はIngressライフにおすすめといえるでしょう。
(C) Niantic, Inc.