ジムバトルでメタモンを使ってわかったこと
ジムバトルで使った際、相手の姿に変身したメタモンがどうなるかは気になるところ。
この記事では、ジムバトルでメタモンを使用した際の挙動や、わかってきたことなどを紹介していこう。
ジムバトルでメタモンを使用すると、相手のポケモンと同じ姿に変身し、相手の能力をコピーする。
詳細は次のようになっている。
メタモンの変身能力仕様
- 相手のタイプやわざなどはコピーできるが、CPは異なる
- メタモンは最初に対峙したポケモンをコピーする
- メタモンはバトル中いったん変身すると、以降も倒れるまでその姿のままになる
- メタモン同士のバトルでは、変身せずに「わるあがき」で殴り合う
- 相手が変身後のメタモンでも、変身はしない
- いったん変身したメタモンを交代させると、同じバトル内では再度戦わせることはできない
メタモンの元のCPで変身後のCPは変わる?
攻撃側、防衛側でひとしきり使ってみて気づいたのは、次の2点。
- 同じメタモンに、持ち主とCPの異なる同種のポケモン2体で戦っても、メタモンの変身後のCPがそれぞれ同じ
- 同じポケモンに、持ち主とCPの異なるメタモン2体で戦っても、メタモンの変身後のCPがそれぞれ異なる
このことから、メタモンの変身後のCPは相手に関係なく、メタモン自身のCP、または強化度合によって変わるということが分かった。
変身させる側のポケモンを強化することで検証!
筆者は、メタモンの変身後のCPは、変身前のCPの値自体ではなく、どのくらい強化しているか(以降、強化度合)に依存している可能性が高いと踏んだ。
トレーナーレベルによってCPの上限が変わってしまうためである。
レベルの違うトレーナー2名で同じCPのメタモンを用意できればすぐにはっきりするのだが、入手しづらい現状もあり叶わなかった。
そこで考えたのが、コピーさせるポケモンの方をメタモンの変身後のCPの値まで強化する方法。
その時点での強化度合がメタモンのものと一致すれば、変身後のCPが強化度合によって決まることが証明できると考えた。
検証手順
1. メタモンより強化度合が低いポケモンを用意する
用意したのはCP474のアズマオウ。
後々強化するポケモンなので、メタモンより強化度合(CPの半円の角度)が進んでいないものを用意した。
アズマオウ強化後の強化度合が、メタモンの125度に近い値かを確認していく。
2. 用意したポケモンにメタモンを変身させ、変身後のCPを確認する
いったんメタモンを変身させ、目指すべきCPの値を確かめる。
変身後のメタモンのCPは695。アズマオウを強化してこのCPに近づけていく。
3. 対象のポケモンを強化し、変身後のメタモンのCPの値に近づける
アズマオウを強化し、CP695に近づいたときの角度を計測する。
このときの強化度合が125度近辺だったらメタモンの変身後のCPが強化度合に依存するといえる。
果たして結果は……
どちらも125度で一致!
これでメタモンが変身した際のCPは、同じだけ強化した相手ポケモンのCPと一致するということになる。
つまり、メタモン自身を強化すれば、より強い状態の相手ポケモンとして変身できるといえるだろう。
メタモンは攻めで使いたいポケモン
ここまでのことを簡単にまとめると、メタモンを強化すればするほど、コピーした際のCPも高くなるということになる。
ジムを攻める際なら、強力なポケモンをコピーできる上、回避行動などがとれる。かなり強力なアタッカーになるのではないだろうか。
一方防衛で使う場合だが、変身前のメタモンのCP値は低く、ジムに配置しても先鋒として戦う可能性が高い。
最初に弱いポケモンに変身させられてしまうと、せっかくのコピー能力も活かしきれない。
メタモンを使うなら、攻める際に使うのがおすすめだ。
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